オススメ本の紹介・新訳　お金と引き寄せの法則　豊かさ、健康と幸せを引き寄せる

他人からの評価よりも大切な事

では最後に、この本の最後のテーマである、（豊かさをもたらし喜びの源になるキャリア）と言うお話について紹介してみたいと思います。
例えば皆さんは、今自分がしているお仕事、自分が（こうなりたい）と思ってずっとやってきた事や、今やっている事って、一体どう言った理由でその仕事（キャリア）を選択したでしょうか？。

う〜ん、もしかしたら皆さんも、こういった理由で自分のキャリアを選択しませんでしたか…？。

引き寄せの法則とキャリア

『エイブラハム・人がある一つのキャリアを望む時、その一番の理由はなんだと思いますか？。

ジェリー・最近読んだ研究調査によると、ほとんどの人が名声を求めているのだとか。つまり、「より高い肩書き」かお金をもっと貰える選択肢があった場合、殆どの人が肩書を選んだのです。

エイブラハム・名声を求めている人達は、自分自身のガイダンスシステムの代わりに、他人からの評価を求めています。あなたが喜ばせようと思っている外野の人達は、あなたに対して長く関心を向け続ける訳ではないので、それでは、実に満たされない生き方になってしまいます。その研究は、正確な可能性が高いですね。なぜなら、「個人的に自分がどう感じているか」よりも、「他人が自分をどう思うか」を気にする人が殆どですから。

ですが、そうしたガイダンスには、一貫性がありません。自分を幸せにしてくれるものを他の何よりも自己中心的に考えると、周りの人達に対して、配慮がないずるい人になってしまうのではないかと心配する人もいます。でも、それは全くの逆である事を私達は知っています。

あなたがソース（源）との調和を大切にしているとき、（ソースと調和しているかどうかは、感情が教えてくれるので、その繋がりを維持する事が出来たら）、意識を向けた対象は誰であっても、あなたの眼差しから恩恵を受け取れるのです。あなた自身がウェルビーイングの流れに繋がっていなければ、誰の事も高めてあげる事は出来ません。

誰かに好意的な評価と共に関心を持って貰えるのは、心地良いものだと言うのは理解出来ます。何故なら、その人達は、今説明した事をまさに実行しているからです。好意的にあなたを見ながら、その人達はソース（源）と繋がっているので、あなたにウェルビーイングを注いでいるのです。しかし、ウェルビーイングを注いで貰いたいからといって、誰かに対して、「いつもソース（源）と調和した上で、常に自分に関心を持って欲しい）と要求するのは、現実的ではありません。

何故なら、その人たちのソース（源）との繋がりをコントロール出来ないし、彼らの関心の的が、ずっとあなたである事もないからです。ですが、あなた自身のソース（源）との繋がりは完璧にコントロール出来るので、他人を抜きにして、その繋がりを一番の目的にすれば、他人を喜ばせようとする事から（他人をいつも喜ばせる事は、いずれにせよ出来ませんが）、解放されます。そうなれば、ウェルビーイングの気分も源との繋がりも、安定して維持する事が出来るようになるでしょう。

特筆すべき点は、自分がどう感じているかを大切にしている人達、良い気分を安定して保っている人達、ソース（源）と繋がっていて、フォーカスするどんな事にでもポジティブな思考を向けている人達は、魅力的に映ります。そうした人達は、とても好意的に評価され認められる事が多いのです。

他人から承認を「必要』としていたり、「評価されていない」と言う理由で切望したりしても、その承認は得られません。窓からの景色が素晴らしいオフィスや自分専用の駐車場、輝かしい肩書も、本当のあなたと調和していない為に生じる欠乏感を埋める事は出来ません。調和を達成する事が出来たら、そうしたものが前よりも重要だと感じなくなるものですが、面白い事に、それにも関わらずそうしたものが引き寄せられてくるのです」。

う〜ん、これかなり重要ですよね。僕達は普段どう言った事を重要視して行動したり決断したりしているかのと言うと、（他人に認められる）又は（認められたい）と言った外的要因を元に、選択や行動をしている事って意外と多いと思いませんか？。いわゆる承認欲求と呼ばれるものですね。
何故そうなるかと言うと、（他人からの評価によって自分の存在価値が決まる）と思いこんでしまっているからなんですよね。ですがそう言った外的要因からの行動って、必死に無理して頑張っている感じがして、その行動自体が段々と楽しめなくなってしまうんですよね…それでも、最初はそれなりに楽しいんですけどね。（褒められれば誰だって嬉しいですから）。

ですが、エイブラハムも

「あなたが喜ばせようと思っている外野の人達は、あなたに対して長く関心を向け続けるわけではない」。

「他人が自分をどう思うかを気にしても、そうしたガイダンスには一貫性が無い」。

と語っている通り、外的要因を動機づけにした行動では、いづれはその行動を純粋に楽しめなくなり、途中でやめてしまう可能性も高い気がしますね。

う〜ん、ではどうすればいいのでしょうか？。それは、（他人が自分の事をどう思うのか）と言う事よりも、（自分が今どう感じているのか）と言う、常に自分中心で物事を考える事がとても大切なようですよ。

エイブラハムも、「自分がどう感じているかを大切にしている人達、良い気分を安定して保っている人達、ソース（源）と繋がっていて、フォーカスするどんな事にでもポジティブな思考を向けている人達は、魅力的に映ります。そうした人達は、とても好意的に評価され認められる事が多いのです」と語っている通り、無理して必死になって他人からの評価を得よう得ようとしなくても、ソース（源）と繋がる事さえ出来ていれば、自然と周りの人達の目には魅力的な人物に映り、こちらが求めていなくても、不思議とそう言ったものが自然と手に入ってくるようになっているそうなので、他人からどう思われるのかという事は一旦横に置いておきましょう。

常に一番大切な事は、（他人が自分の事をどう思うのか）ではなくて、（自分自身が自分の事をどう思っているのか）と言う事だと忘れないようにしていきたいですね。

終わりに

いかがだったでしょうか？。一応今回はお金をテーマとして紹介したので、Part1とPart2,Part5のお話をメインに紹介してみました。今回紹介した、（新訳　お金と引き寄せの法則　豊かさ、健康と幸せを引き寄せる）と言う本の中には、これ以外にも、健康と幸せを引き寄せるための方法や考え方などについて、とても詳しく書かれています。

例えば、なぜ人はそもそも病気になるのか？についてのお話しや、病気とメディアとの関係性、どうすればダイエット（体重管理）が成功するのかについてなどなど、誰もがきっと興味を持つと思われるお話が沢山書かれていますので、もし興味がある方は、一度本書を手に取り、ぜひじっくり読んでみてはいかがでしょうか？。

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ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
本書をご購入の際の参考にして頂けたら幸いです。