まずは自分がお金に対して、どう言う思考や感情を持っているのかに気づく事
次に紹介するお話は、Part2（お金の引き寄せと豊かさの実現）と言う章の中に出てくるお話です。このお話は、実際に金銭的豊かさを手に入れる為に、とても大切なお話だと思いますよ。エイブラハムはこう言います。（自分がお金について、本当はどう考えているのかという事と、お金についてどう感じているのかについて認識する）と言う事が、とっても大切だそうです。それは一体何故なのでしょうか？。
お金の引き寄せと豊かさの実現
お金は、人生経験をする上で絶対に必要という訳ではありませんが、殆どの人にとって、「お金」と「自由」は、同じ事を意味しています。また、「あなたと言う存在の核にあるのが、自由に生きる権利であること」を深い部分で知っているので、お金との関係が人生で最も重要なテーマの一つになっています。なので、お金というテーマに対して、あなたが強い感情を抱くのも当然だと言えるでしょう。
なかには、人生経験をしていくうちに、大金が流れ込んでくる自由を見つけた人もいます。けれど、多くの場合、必要としている金額、本当に欲しい金額より、ずっと少ないお金しか手にできない為、殆どの人が自由を感じていません。
なぜ、このような経済格差が存在するのかをはっきりと説明する事で、「あなたが望み、手にするに値する豊かさを受け取り始めてもらう」のが、私達の意図です。この本を読み進めながら、「法則」に基づいたこれらの真実に共鳴し始めれば、豊かな世界を味わいたいと言うあなたの望みに調和していきます。そして、あなたにも周りの人にも目に見えて、新たに知った調和の成果が、すぐに現れてくるでしょう」。
う〜ん、確かに世の中を見回してみると、お金にいつも困っている人もいれば、お金に全く苦労せずに、有り余るほどのお金が自然と流れ込んでくるような人も実際にいますよね？。とっても不思議な事ですが、どうやらこの格差の間には、何か重大なポイントがあるようですね。
う〜ん、でも、それは一体なんなんだろう？。普通に思いつくのは…やっぱり物理的な努力や行動の事だと思うけど…？。
自分がお金に対して、（どう考えているのか？）と（どう感じているのか？）に気づく事が大切
「経済的な豊かさを目指して何年も取り組んできた人にとっても、経験の浅い若者にとっても、経済的なウェルビーイング（成功や幸せ）への道のりを、遠いものにする必要はありません。また、多くの時間を費やす事も、物理的な努力も必要ではありません。これに関しては、エネルギーの「レバレッジ（テコの原理）」、効力をどのように活用すればよいのか、シンプルで分かりやすい言葉で、私達が説明していきます。
あなたの経験に流れこむお金と、「お金に対する思考」と、「お金にまつわる感情」とは、相互関係があります。その絶対的な相互関係を意識して、適切にあなたの思考を意図的に方向づけられたら、宇宙の力にアクセスする事が出来ます。そうすると、経済的成功には、時間や物理的な努力はあまり関係ない事が分かってくるでしょう。
まずは、皆さんの住む世界と、宇宙のシンプルな前提から始めましょう。「考えている事が、現実になる」という言葉を聞いて、多くの方がこう言います。「そんなはずはないでしょう。もっとお金が欲しいと願って、長い間ずっとお金の事を考えてきたのに、今でもお金が足りない状態のままで、ずっと苦労しています」。
そうした人達に、私たちは、経済状況の改善のために一番理解する必要のある大事な事を伝えます。お金のテーマには、実は二つの側面があります。
①・お金がある。十分にお金がある。沢山のお金で得られる自由な気分と安心感
②・お金がない。お金が足りない。お金がないという思考が引き起こす、恐れと失望の感情
多くの人は、「もっとお金が欲しい」と口にしているから、自分はお金についてポジティブに語っているはずだと思い込んでいます。ですが、お金について（あるいは他の事でも）語っている時に、恐れや心地悪さを感じていれば、実は「お金について」ではなく、「お金が足りない事について」語っている事になるのです。この違いはとても重要です。なぜなら、一方は、お金を引き寄せる事になるし、もう一方は、お金を遠ざける事になるからです。
自分がお金について、「本当はどう考えているのか」を認識する事、さらに、お金について「本当はどう感じているのか」を知る事が大切です』。
う〜ん、確かにこれはとても重要ですよね。引き寄せの法則のとても大切なポイントの一つは、引き寄せの法則は、僕達が発する（言葉）に反応しているのではなくて、僕達が発する（波動）に反応するものなので、お金についてどんな言葉を口にしているかと言う事よりも、今自分はどんな気分や感情を感じているのかに気づく事ってやっぱり大切なんですね。
そしてもう一つ、現状を変える為に欠かせないポイントがあるようなのです。それは一体なにかと言うと…
経済的現状を（ありのまま語る）のではなく、（望む物語を語る）事が大切
『例えば、あなたが、このように考えたり、語っていたりするとしましょう。
「わあ、これはなんて素敵なの。でも、自分には買えないなぁ」
この状態だと、望む豊かさを受け取る波動ではありません。自分には買えないと思って、がっかりした時の感情は、あなたの思考のバランスが、「望んでいるもの」ではなく、「望んでいるものがない」という、不足の状態の方に傾いている事を示す指標です。
「欲しいものが買えない」と思った時に感じるネガティブな感情は、あなたの思考のバランスを理解する一つの方法です。そして、実際に引き寄せている豊かさの程度によっても、そのバランスを知る事が出来ます。
多くの人が「足りない」という経験を長く続けている理由は、単純に、今起きている現実についてしか考えていないと言うだけの事です。つまり、お金が足りない状況を経験し、それを見て頻繁に口にする事で、自分をお金のない状態にとどめてしまうのです。
経済的な現状をそのまま語るのではなく、望む物語を語る事の力について説明すると、多くの人が反論します。なぜなら、「起きている事を忠実に話さなければならない」と信じているからです。
ですが、「現状をそのまま」見続け、「現状をそのまま」語り続けるだけでは、状況は良くなりません。人や場所が変わったとしても同じ事の繰り返しで、人生経験が好転する事はないでしょう。大きな変化をもたらしたいのなら、それなりの波動の変化がないといけません。つまり、「違う感情が生まれるような思考を持つ必要がある」のです』。
う〜ん、エイブラハムはここで、とても大切な事を語っていますね。
皆さんもこんな疑問を持たれた事ありませんか？。引き寄せの法則を学んでみて色々試してみてはいるんだけど、目の前の現実が全然変わらないんだよねぇ〜っなんて事。実はその最大の原因は何かと言うと、僕達が、（たった今、目の前で起きている現状に圧倒的関心を向けてしまっている）っと言う事なんだそうですよ。
エイブラハムはこう言います。『殆どの人が、今起きている出来事に、注意の大半を向けています。つまり、嬉しい結果なら気分がいいし、そうでない場合は、嫌な気分になります。しかし、それは苦労する人生の生き方です。「現状をそのまま」見る事しか出来ないようでは、物事はよくなりません。人生をよくするには、楽観的に前を向く方法を見つけないといけません』。
つまり、今目の前の現実が豊かでないとして、その現実をありのまま見て観察したらどうなりますか？。そうです。自分は豊かでないと思い、豊かではないと言う気分を感じてしまいますよね？。その結果はどうなるでしょうか？。
そうです、自分は豊かではないと言う波動を周囲に放ち、引き寄せの法則に基づいて、さらに自分が貧しいと感じる現実を、自らの人生に引き寄せてしまうと言う事になります。（なので、すでに豊かな人の場合は、目の前に既に豊かさがある訳なので、その豊かさにフォーカスする事で、さらなる豊かさを手にする事が出来ると言う点においては、今既に豊かな人の方が簡単に豊かさを倍増出来るでしょうね…実際世の中を見回してみても、そう言う人が沢山いますからね）。
なので引き寄せの法則では、目の前の現実が自分の望む現実では無い場合、それを一旦無視する必要があるようですよ。（これが結構難しいポイントなんですけどね…何故難しいのかについてのお話しは、また別の機会にでも書いてみたいと思います）。
望まないものに抵抗すれば、望まないものは本当に無くなる？
次に紹介するお話は、自分が特に深く、（なるほどなぁ）っと納得したお話でもあります。これについてのお話は、（ロンダ・バーン著 ザ・シークレット）と言う本の中でも、「この世界の秘密」と言うテーマで書かれているお話なのですが、引き寄せの法則の仕組みを知ると、なぜ世の中からいまだに戦争や病気などが無くならないのかと言う理由が、とてもよく分かると思いますよ。
