引き寄せの法則についてのお話し PR

人にどう思われるのかって大事なこと?

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再婚した夫とティーンエイジャーの息子との関係

実は先ほど紹介した、(実践引き寄せの法則 感情に従って”幸せの川”を下ろう)と言う本の中でエイブラハムは、他の人との人間関係を上手くいかせる方法と言うものも教えてくれています。

確かに世の中を見回して見ると、良好な人間関係を維持している人達の関係は、こう言う関係性で成り立っていると思うと思います。

このお話は、ある再婚したバツイチの女性が、エイブラハムに相談した時のお話です。この女性にはティーンエイジャーの一人息子さんがいました。そして、この息子さんと再婚した今の旦那さんとの関係がどうもうまくいっていないと言うお話です。
お互いにあからさまに敵対している訳ではないそうなのですが、旦那さんは四六時中息子さんに小言を言うそうで、息子さんはそれをとても嫌がっているようなのです。

どうやら旦那さんには子供はどうあるべきかと言う確固たる信念があり、息子さんが旦那さんや母親に対して無礼な振る舞いをすると、物凄く怒るそうなのです。女性としては旦那さんに全面的に賛成と言うわけでは無いそうなのですが、でもなるべく旦那さんの味方でいてあげたいとも思っているようなのです。

女性は息子と旦那さんとの間に挟まれて辛い思いをし、この二人の争いにほとほと疲れてしまいました。そして女性はエイブラハムにこう聞いています。(血のつながらない子供を本当に愛している親なんて、いるのでしょうか?)と…。

こう言った人間関係での板挟みに合う状況って、私達の日常でも普通にあり得ますよね?。皆さんだったらこの場合、どう言うアドバイスをするでしょうか?。

人間関係を上手くやるコツは、それぞれの役割を演じる事

自分はエイブラハムの語るこの話を始めて読んだ時、とても納得した覚えがあります。
エイブラハムの回答はこんな感じです。

この状況であなたがどんなに嫌な思いをしているかは理解出来るが、ここで重要な事に気づけば、とても役に立つと思う。他の人々との関係をうまくやっていくのは比較的簡単だ。相手の要求通りにして相手をいい気持ちにしてやれば、良好な関係を維持できる

あなたがほとんどの人達の要求通りにしてやれば、みんなあなたに好意を持ってくれるだろう。多くの人たちはそうやって人間関係を作っている。
どちらか一方が支配的な役割を演じるのだ。従属する側は従属し、支配する側は支配して、多かれ少なかれそれぞれが選んだ役割を受け入れる(多くの人間関係がある程度はこの形をとっていると聞いたら驚くかもしれない)』。

う〜ん、この話を読んでみて、皆さんも思い当たる節ありませんか?。

例えば何故人をコントロールしたいのかと言えば、自分がいい気分でいたいからと言うお話でしたよね?。…と言う事は逆に、自分が意図的に他の人が好む(喜ぶ)行動や言動をとってあげさえすれば、その人との関係を良好に保って行く事は、比較的簡単だと言う事にもなりますよね。そして他の人との人間関係を上手くやっている人というのは、こういう事を自然とやっているという事にもなります。

そしてもう一つの重要な、この支配する側と支配される側と言うお話も、僕達の社会でよくみられる光景ではないでしょうか?。

例えば学校などの場合だと、

支配する側・先生や先輩・
支配される側・生徒や後輩


会社の場合だと、
支配する側・上司や先輩・
支配される側・部下や後輩

などが当てはまりますよね。

もちろんこれは夫婦関係や恋人同士の関係でも当てはまると思います。昔からこんなことわざがありますよね?。

例えば、男性が家の中でリーダー的役割(主導権を握っている)を演じている場合は(亭主関白)と呼んでみたり、逆に女性の方がリーダーシップを取っている家庭の場合には、(姉さん女房やかかあ天下)と呼んだりしますよね。(流石に今はもうこう言ったことわざは使われないていないのかもしれませんが…)。

どうやら僕達が暮らすこの社会では、この(お互いがどちらかの役割を演じる)事により、良好な人間関係を維持しているようなのです。

こう聞くと、一見良好な人間関係を築けてとてもメリットがあるこの方法に感じられるのですが、実は問題点もあります。それは何でしょうか?。

二人の人間関係の間に、第三者の人物が登場すると…

先ほどの話の続きです。

『だが、今度は違う事をあなたに要求する第三の人物が加わると、人間関係の基盤が揺らぐ。あなたの場合、あなたと息子との関係は既に確立されていた。そして、あなたは気づいていないかもしれないが、息子が支配する側、あなたは従属する側の役割を引き受け、それがそれぞれの性格に合っていた。

息子さんは自立心旺盛で、それに大体は自分で何でも出来て、それなりに快適な人生を送っているから、あなたは息子をコントロールする必要があるとは感じなかった。そこに新しい配偶者が登場して、支配する役割を望み、その為にバランスが崩れた。

一人を喜ばせるのはそう難しくないが、二人が別々の事をあなたに望むと、あなたはどちらを喜ばせるかを選ばなければならなくなる。二人が他の殆どの人と同じだったらーーー自分が最高の気分になるには、自分にとって必要な反応をあなたから引き出さなければならないと思っていたらーーーあなたは実に困った事になる。両方を喜ばせるわけにはいかないからだ。

こう言う状況では、あなたが多くの人を喜ばせようとすればするほど、どの相手も喜ばせられなくなる。そして全員が不快な気分になる』。

う〜ん、第三の人物が登場し、二人がそれぞれ自分に対して別々の要求をすると、困った状況になる?。それは具体的にはどんな状況なのでしょうか?

例・子供と一緒に住みたい姑と住みたくない奥さん

身近にありそうな一例を考えてみました。

例えば結婚をしていて夫婦二人で暮らしていたとします。そして奥さんは将来子供が出来てからも、ずっと夫婦と子供達だけで暮らして行きたいとも思っています。この場合夫である旦那さんは奥さんの要求を受け入れて、将来的にも家族だけで暮らしていくと言う要求を受け入れる事さえ出来れば、相手(奥さん)との良好な人間関係を維持出来ますよね。(奥さんの要求を満たしてあげている訳ですからね)。

では、こんな場合はどうでしょうか?。

この2人の夫婦の間に、旦那(自分)の母親(姑)が登場した場合です。しかも自分の母親は、自分の奥さんとは全く逆の要求(子供が生まれたら、息子夫婦と孫と一緒に暮らしたい)と要求してきた場合はどうしたらいいのでしょうか?。
こう言う板挟みになってしまう状況って、皆さんも今までに経験ありませんでしたでしょうか?。

先ほど紹介したエイブラハムのお話の中で、『一人を喜ばせるのはそう難しくないが、二人が別々の事をあなたに望むと、あなたはどちらを喜ばせるかを選ばなければならなくなる。二人が他の殆どの人と同じだったらーーー自分が最高の気分になるには、自分にとって必要な反応をあなたから引き出さなければならないと思っていたらーーーあなたは実に困った事になる。両方を喜ばせるわけにはいかないからだ』と言うお話は、まさにこう言った状況の事を言っているんですね。

ではこう言った場合エイブラハムは、どう言う風にするべきとアドバイスするのでしょうか?。

人間関係を劇的に制限する

先ほどの本の話の続きです。

『あなたがどう思いどう行動するかを相手が重視していると思えば、ある意味では気分がいいかもしれないが、これはどこからみてもあなたにとっては罠だ。あなたは他の人達の要望を満足させる為に生きる事はできない。そして、こう言う状況で唯一あなたに成功のチャンスがあるのは、自分の人間関係を劇的に制限する事だけだ。言い換えるなら、自分はたった一人の主人に仕えるしかないと気づく事である。

関係者はあなたに期待し慣れているから、あなたの決心が全く気に入らないかもしれない。
だがあなたは決断すべきだ、と言うのが私たちの忠告だ。

中略

この新しい決断は最初は混乱をもたらすだろうが、いずれはあなたにとって大きな利益になる。何故なら、あなたはもう全員を喜ばせようと無理な努力を続ける事はできない。そんな努力を続けようとすれば惨めになるし、どうせみんなを喜ばせる事はできない。

あなたは自分を「拡大した自分」に同調させるために、あなた自身の「内なる存在」と波動を一致させるために、自分自身を喜ばせようと決心しなくてはいけない。

あなたの波動が整えば、他の人達の為にもなれる。だが、彼らも満足するには自分自身の波動を整えようと決意しなければならない。彼らに「自分の幸せは自分の責任だ」と教えなさい。そうする事によって、あなたはやっと自由になれる』。

僕達は普段、ついつい人に気に入られようしてしまい、人を中心にして考え、人が喜ぶ行動をしてしまう事があると思いますが、どうやらエイブラハムは、そう言う行為をお勧めしていないようなのです。それは一体何故だと思いますか?。

自分が放つ(波動)と(引き寄せの作用点)を変えるコツ

ここで先ず、引き寄せの法則の原則をお伝えしたいと思います。引き寄せの法則と言うのものは、自分が発する波動(周波数)にマッチする出来事が、自らの経験に引き寄せられてくると言う法則です。なのでもし仮に、今現在望まない出来事を経験していたりする場合には、当然その望まない出来事(環境や状況)から、望む出来事(環境や状況)に変えたいと思いますよね?。

ではその為には一体何をどうすればいいのでしょうか?。この事については、(エスター・ヒックス&ジェリー・ヒックス著 新訳 願えば、かなうエイブラハムの教え)という本の中で、エイブラハムはこう語っています。

この本の中でエイブラハムは、他者との関わりについてこんな事を語っています。

他者の感じ方は変えられない

『怒り、失望、あるいは苦しみを表現している不幸な人に出会う日があるかもしれません。そんな人に嫌な感情を向けられたら、彼らに感謝するのは難しいかもしれません。
嫌な感情を向けてきた人に感謝できるだけの強さがないと言う理由で、あなたは自分を責めるかもしれません。私たちは何も、望まないものを直視して、いい気分でいなさいとは言いません。そう言う対象と出会ったら、気分が良くなるものを探してください。

感謝する対象を探している時、あなたは自分が放つ波動と引き寄せの作用点を変えようとしていますが、人にどう思われるかに反応していては変えられません。それよりも、自分がどう思うかに興味を持てば、自分の経験をコントロール出来ます

今日、彼らの離婚の原因を作ったのは誰か、彼らの銀行口座からお金を盗んだのが誰か、あなたは知りません。あなたは彼らが生存している事すら知りません。よって彼らが否定的な反応を示す理由も分かりません。あなたはその状況をコントロール出来ないのです』。

う〜ん、ここでもエイブラハムは、私たちには他者の行動や状況をコントロールする力は無く、他者の人生を創造する力も無いと言う事を語っていますよね。そして、自分が放つ波動や引き寄せの作用点を変える為には、他者にどう思われるのかに反応していては変えられないとも語っています。

実は他者の行動を無理やりコントロールしようとしなくても、現実を望み通りに変える方法と言うものがありますので、最後にそのお話を2つほど紹介してみたいと思います。

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ペンギン1号
X(旧Twitter)用ヘッダーイラスト制作&ウエルカムボード制作をしている、ペンギン1号と申します。仕事以外にも、自分の好きな本や引き寄せの法則についてのお話も書いていますので、良かったらご覧になって頂けると嬉しいです。