引き寄せの法則についてのお話し PR

自分自身の思い込みが、願いの達成を妨げる?

人間の思い込みを説明するイラスト
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皆さん、こんにちは

今回ご紹介するお話は、人の願いが叶わない理由の一つは、自分自身の思い込みが原因かもしれない…っと言うお話です。

皆さんは今までに、引き寄せの法則を実際に試してみたのにも関わらず、なかなか願いが叶わないんだよなぁって思った経験ありませんでしょうか?。(自分も結構長く学んで実践して来ていますが、まだ100%完璧にマスターしたぞー!っと言う気持ちにはなっていません…)。

実は引き寄せの法則を実践していても願いが叶わないと言う場合、考えられる原因はいくつかあるのですが、今回ご紹介するお話は、その中でも一番大きな原因と思われる(行動)についてのお話をしたいと思います。

ぜひ読んで頂けると嬉しいです。

バステトにゃん - Club non (non)の投稿|ファンティア[Fantia]

宇宙が願いを叶える仕組みとは?

以前書いた記事の中で、引き寄せの法則では、インスピレーション直感)に基づく行動と言うものが大切だと言う事を書きました。
これはどういう事かと、例えば直感的に、(あそこに行ってみたい)や(こんな事をしてみたい又はしてみよう)と思いついた事を、結果を気にせずにとりあえずやってみると言う事です。では何故これが大切なのでしょうか?。

ここでまず始めに、そもそも引き寄せの法則でよく言われる宇宙(ソースとも呼ばれます)と呼ばれる存在が、一体どのように私たちの願いを叶えてくれるのかと言う事を解説してみたいと思います。

引き寄せの法則について書かれた本で世界的ベストセラーにもなった、(ロンダ・バーン著 ザ・シークレット)と言う1冊の本があります。

↓コチラはDVD版のザ・シークレットになっています。(ちなみに自分は書籍版もDVD版も持っています。)

そしてこの本の中に登場する賢人の一人に、ジョー・ビタリー博士と言う人物がいます。
この方の簡単なプロフィールを紹介すると、医学博士(専門・精神世界科学)、催眠療法師、気功療法士でもあり、(成功と富の法則)の権威でもあり、尚且つベストセラー作家でもあると言う凄い方なのですが、実はかつて売れないライター時代だった時には、極貧のホームレス生活を経験した事もあるそうですよ。

そのジョー・ビタリー博士が書かれた本の中に、こんなタイトルの1冊があります。


ザ・キー ついに開錠される成功の黄金法則

この本の中でビタリー博士は、宇宙が働く仕組みについて、とても分かりやすく解説してくれています。

宇宙はどのように働くか

製品やサービスのアイデアのインスピレーションを受けたのに、実行に移さなかった事はありませんか?。子供の新しいおもちゃや新製品のシャンプー、ある種のグループを手助けするための新しい装置などのアイデアです。実行に移しましたか?もし移していないのなら、それはなぜですか?。

別の角度から考えてみましょう。自分のために何かをして欲しいと宇宙に願ったのにも関わらず、求めていた結果が得られなかった事はありませんか?心に思い描いていたのに、想像していたようにはならなかった事は?あるとすれば、何が起きたのでしょう?
「キー」を理解するために、ここであなたと宇宙の間に何が起きたのかを説明しましょう。

1・宇宙 ここでは、とてつもない力を持った神、創造主、天帝、生命、無の状態、道教の道(タオ)…なんと呼んでも構わないのですが、それはあなたとの間で常にメッセージをやり取りしています。それは、あなたにインスピレーションを送り込み、あなたからは願いを受け取ります。

2・このやり取りは、あなたの思い込みのシステムのフィルターを通り、あなたが行動を起こすか否かの原因となります。

3・あなたが手に入れる結果は、この2段階から生じるものです。この結果をどう読み取るかは、これまたあなたの思い込みのシステムに基づきます。

引き寄せの法則的の、宇宙が働く仕組みを説明するイラスト
引き寄せの法則的の、宇宙が願いを叶える仕組みを説明するイラスト

図1から分かるように、宇宙、あるいは創造主、もしくは名も無き力を表すあらゆるものは、あなたの願いを受け入れる用意をしていて、あなたにメッセージを送ろうともしています。
そのコミュニケーションは、あなたの思い込みと言うフィルターを通しています。最終的な結果は、現実と呼ばれるものです。しかし、もしあなたが思い込みを変えれば、違う現実を手にする事が出来ます。

例えば、あなたが新製品を作るためのアイデアを受け取った時、そのアイデアは宇宙からの贈り物として届けられました。しかしあなたはこのアイデアを検討した後、判断を下すことになりました。
その時、「でも、どうやってこれをやり遂げればいいのか分からない」とか、「でもどこにそんなお金が?」とか、「もうとっくに誰かが考えているはず」などと考えたかもしれません。
これらの判断や疑念は、全て思い込みです。そしてこういった思い込みのせいで、行動に移せなかったのです。その結果、あなたは新製品を作り出せませんでした。

実際、別の人がとっくに考えていた事が後で分かります。だからこそ、私は言いたいのです。「宇宙はスピードを好む」と。
宇宙は新製品やサービスのアイデアを何人かに同時に与え、そのうち多くの人が『やらない』と自分に言い聞かせる事を承知しています。成功は、早く行動した人のもの。

思い込みの思考が、現実の行動の邪魔をする?

ビタリー博士のこのお話を読んで、皆さんも思い当たる節などありませんでしょうか?。(自分は過去に思い当たる節がかなりありました💦。)
私たちは普段普通に生活しているだけで、実は様々な願望を自然と宇宙に送っていて、そしてそれを叶える為のアイデア=手段と言うものを、宇宙はインスピレーションと言う形で私達に送ってきてくれているのですが、ここで2パターンあり、それを受け取れないと言う場合と、例えそのインスピレーションを受け取ったとしても、それを実際には実行しないと言う事が多々あるみたいなんですよね。

それはどう言う事かというと、ビタリー博士はこんな例え話をしています。
先ほどの話の続きからです。

『とは言うものの、あなたが宇宙に助けを求めた場合はどうでしょうか?宇宙は常にそこに存在していて、耳を傾けて実現する準備をしています。それでもしばしば、あなたは自身の思い込みが宇宙の手助けの邪魔をします。

例えばあなたが、理想の相手に出会う方法を求めたとしましょう。それを耳にした宇宙は、あなたの背中をそっと押して、理想の人に会えそうなグループに入れようとします。けれどもあなたはこんな風に自分に言い聞かせてしまいます。
『でもあのグループには以前参加した事があるし」とか、「誰も私のことなんか求めていない。私なんて…」と言う具合に。

もう一度繰り返しますが、宇宙が手助けしようとするのに、あなた自身の思い込みが成功を邪魔してしまうのです。』

う〜ん、どうでしょうか。こう聞くと、普段私たちはついついネガティヴ思考に考えてしまい(そんな事やっても意味なさそうとか、どうせやっても上手くいかなさそうなど)、結局行動出来ないまま終わってしまっている事って結構多いのかもしれませんよね。

宇宙はアイデアを何人かに同時に与える?

そうそう、そう言えば先ほどの文章の中で、とても気になる言葉が書かれていましたよね?。
それはどこかと言うと、『宇宙は新製品やサービスのアイデアを何人かに同時に与える』っと言う部分です。

つまり宇宙は、自分が(良いアイデア思いついた!)っと思った事を、同時に他の人にも与えているって事ですよね?。世の中にある様々な商品でもサービスでも何でもそうですが、その商品やサービスと言うものは、ある特定の人がいなければ世に誕生しなかったのかと言えば、実はそうとは言えないのかもしれません。

例えば、イギリスのロックバンド・ザ・ローリングストーンズのギタリストであるキース・リチャーズと言う方は、自身の曲作りに対してこんな事を語っています。

確かに俺の曲かもしれないが、自分で作ったと主張するのは気が引ける。音楽はどこにでもある。曲を作る時は、ただそれを拾ってくればいいだけだ。自分は作り手というよりも、むしろ受け手だと思っている』。

これを聞いて、『いやいやそれは、ある特別な才能を持っている人が語っているだけで、実際の商品やサービス、あるいは創作のアイデアと言うものは、選ばれた特別な人に特別に与えられるものであって、他の人に全く同じアイデアが与えられる訳ないじゃん!』って普通思いますよね。

確かに自分もずっとそう思ってきたのですが、もしかしたらそれは本当なのかもしれないっと思ってしまう、こんな不思議なお話があります。

小説のアイデアが他の人に移動した?

これからご紹介するお話は、(パム・グラウト著 こうして、夢は現実になる)と言う本の中に出てくるある女性作家の、とても不思議で興味深いお話です。

このお話を読むと、宇宙はアイデアを与えても中々行動しない人がいる場合、そのアイデアはその人の元を去って、そのアイデアを実際に実現してくれる別の人の元に移動してしまうのかもしれませんよ。

アイデアは、自分を形にしてくれる人を探している

エリザベス・ギルバートは、著書の『BIG MAGIC』の中で、『食べて、祈って、恋をして』(武田ランダムハウスジャパン)の次に書くつもりだった小説について書いていた。

物語の主人公は、イヴリンという名前の独身中年女性だ。彼女は25年も上司と付き合った挙句、ブラジルの熱帯雨林に飛ばされる事になった。会社が投資したが、その後立ち消えになってしまったハイウェイ建設プロジェクトの調査をするためだ。

「絶対面白い本になると確信していた」と、エリザベスは言う。彼女はこのプロジェクトに夢中になった。ブラジルに関する本を注文し、ポルトガル語を勉強し、執筆に専念するためにパーティーの誘いも断った。そしてプロポーザル(https://ja.wikipedia.org/wiki/プロポーザル方式)を完成させ、出版契約も取り付けた。しかしその時、「現実の人生のドラマ」がプロジェクトの邪魔をする。

バリで出会って結婚し、「食べて、祈って、恋をして」にも登場したフェリペが、アメリカへの入国を拒否されたのだ。彼女は小説の資料を全て倉庫に預けると、すぐに地球の反対側に暮らす夫の元に駆けつけた。入国の手続きを完了させ、アメリカに戻れる事になった時は、既に2年もの月日が経っていた。エリザベスは言う。「2年間もアイデアを放っておくのは長すぎた」
倉庫から資料を取り出し、執筆に取り掛かろうとした時、小説がどこかに去ってしまった事に彼女は気がついた。ワクワクする気持ちや興奮が、すっかり消えていたのだ。

話はそこで終わっていてもおかしくなかった。しかしその2年後の2008年、彼女は小説家のアン・パチェットに会う。同じ討論会にパネリストとして出席した事で知り合い、二人は友達になった。そして文通を続ける中で、アン・パチェットが何気なく執筆中の小説の話をした。彼女は当時、アマゾンについての物語を書いていた。
エリザベスは詳しい事が知りたくなった。自分も以前に、ミューズ(ミューズについての解説は後ほど)に導かれてアマゾンの物語を書こうとしていたからだ。

朝食の席で会うと、まずアンが口を開いた。「あなたからアマゾンの話を教えて」
エリザベスは小説の構想を出来るだけ簡潔に話した。アンはエリザベスの顔をまじまじと見つめた。まるでベーコンと一緒に人肉を注文した人を見るような目つきだった。
そのままたっぷり1分間は押し黙っていると、ついに口を開いてこう言った。

「まさか、冗談に決まってるわよね」

アンが積極的に執筆中だった小説は、ミネソタの女性が主人公だった。彼女も同じように上司と付き合っていて、同じようにアマゾンのジャングルに飛ばされる。彼女の会社がブラジルで勧めていたプロジェクトで、お金と人がどんどん消えていた。その謎を解明するためにブラジルにやってくると、それまで平穏だった彼女の人生が一変し、大混乱に巻き込まれる事になる。

二人とも、しばらくは興奮が収まらなかった。二人の考えは同じだった。待ちくたびれた小説のアイデアがエリザベスの元を去り、他に書いてくれる人を探しに行ったのだ。

う〜んどうでしょうか、偶然にしてはとても不思議で興味深いお話ですよね。このお話を聞くと先ほどビタリー博士が語っていたお話も、本当なのかも!って思ってしまいますよね。

(注・ちなみにミューズ(古代ギリシア語〔Mousa〕ラテン語(Musa)またはムサとは、アーティストにインスピレーションを与えると言われているギリシア神話の女神の事です。

引き寄せの法則で一番大切な事とは?

ジョー・ビタリー博士はザ・シークレットと言う本(DVD)の中でも、こんな事を語っています。

『宇宙はスピードが大好きです。遅れてはいけません。躊躇(ちゅうちょ)しないでください。疑ってもいけません。そこにチャンスが到来し、衝動が起き、直感的な閃きが浮かんだらすぐ行動を起こしなさい。それがあなたのすべき事です。それだけでいいのです。』

直感を信じて、それを受け取ったらとりあえず行動してみる。色々な方が引き寄せの法則についてお話をされていますが、皆さんが共通して語っておられる事は、まさにこの事なんですよね。
なのでこれを読んでくれた皆さんも、何か直感的なアイデアが突然閃いた時には、それは宇宙から皆さんに与えられたせっかくのプレゼントなので、とりあえず結果は気にせずに、先ずやってみる事をお勧めします。

最後に、先ほどのパムグラウト著「こうして、夢は現実になる」と言うお話の中で、著者はこんな言葉を語っていますので、それを紹介して終わりにしたいと思います。

「アイデアが出た時が”そのとき"だ。その瞬間、すぐに取り組まなければならない。最後に、映画監督のロバート・ロドリゲスの言葉を紹介しよう。彼もまた、自分の作品は未知のミステリーのおかげだと信じている人物だ。
「人間を見下ろすミューズの姿が目に見えるようだ。彼らはやれやれと首を振り、『人間どもがまた手柄を独り占めしているよ』とあきれている事だろう』。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
また次回も読んで下さると嬉しいです、お楽しみに。

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ペンギン1号
X(旧Twitter)用ヘッダーイラスト制作&ウエルカムボード制作をしている、ペンギン1号と申します。仕事以外にも、自分の好きな本や引き寄せの法則についてのお話も書いていますので、良かったらご覧になって頂けると嬉しいです。