皆さん、こんにちは。
本屋さんのスピリチュアル書籍コーナーを覗いたり、Amazonなどのネットショップで(引き寄せの法則)と検索したりすると、膨大な数の引き寄せの法則をテーマとした関連書籍が販売されていますよね。
ただ、それら多くの書籍は基本的に、引き寄せの法則とはどう言ったもので、どのように活用すればいいのかと言った、いわゆる「ノウハウ」的なものを教えてくれるものが殆どだと思います。
でも皆さんもきっと、本当はこう言った話が知りたいのではないでしょうか?。
『引き寄せ法則の仕組みの話はもういいから、それで結局、実際に引き寄せの法則を実践してみた人たちは一体どうなったの?』…っと言う話を。
そんな皆さんに今回紹介するのは、『引き寄せの法則』を実際に使い、自らの人生を変えた、数多くの実体験談が紹介されているこちらの1冊です。
『ロンダ・バーン著 山川紘矢・山川亜希子・佐野三代子訳・ザ・シークレット 人生を変えた人たち』(角川書店)。
この本の冒頭で著者は、本書について次の様に語っています。
ロンダ・バーン・『10年前にロンダ・バーンのベストセラー「ザ・シークレット」が出版されてから、非常に多くの読者から、彼らの人生が奇跡的に好転したというお便りが送られてきました。
「ザ・シークレット 人生を変えた人たち」はそれらの中から最も力強く、元気づけられ、心が暖まる物語を一冊にまとめたものです。
どの物語も、人生のあらゆる分野にわたって成功に導かれた過程を描いた実話です。その分野とはお金、健康、人間関係、愛、家族関係、仕事などです。
本書に登場する人々は再三再四、誰であっても自分の夢見る人生を送ることができることを示しています』。
これから少しだけ本書の内容などを紹介していきたいと思いますので、もしよかったら読んで頂けると嬉しいです。
著者&訳者紹介

始めに、この本の著者と訳者の方を紹介したいと思います。
著者について
この本の著者は、ロンダ・バーンと言う女性の方が執筆をされています。元々著者はオーストラリアでテレビ局のプロデューサーをされていた方で、2006年に発表されたビデオ映画「ザ・シークレット」の制作者でもあります。この「ザ・シークレット」は映画版が公開された後、その年の後半に書籍版も発売されました。
書籍版「ザ・シークレット」はこちら↓
DVD版(ザ・シークレット)はこちら↓
本は世界50カ国以上で翻訳がされ、21世紀のロングセラーの1冊にもなっています。著者の主な書籍は「ザ・シークレット」「ザ・パワー」「ザ・マジック」「ヒーロー」「ザ・シークレット 日々の教え」(以上全て角川書店)
各種SNSはこちらから↓
ザ・シークレットの本の紹介記事はこちらから↓
訳者について
この本の訳者の方は三人います。
一人目・山川紘矢さん・1941年静岡生まれ。東京大学法学部卒業後、大蔵省に入省。87年に退官し、以来、妻の亜希子夫人と共にスピリチュアルブックを日本に翻訳紹介し続ける活動をされています。
二人目・山川亜希子さん・1943年東京都生まれ。東京大学経済学部卒。大蔵省勤務の夫と共に外国生活を経験し、マッキンゼー・アンド・カンパニーなどの勤務を経て夫の紘矢氏と共に、翻訳活動に携わる活動をされています。
山川夫妻の共同書籍はこちら↓
『引き寄せの極意 あなたはうまく使いこなせていますか。』(興陽館)
三人目・佐野美代子さん・英国で幼少期を過ごす。上智大学英文学科卒。外交官の夫と共に海外を転々とし、同時通訳歴20年。精神世界の通訳なども多数経験しているそうです。主な書籍は『あなたが願う 愛と幸せは現実になる』(廣済堂出版)
アメブロ公式サイトはこちらから↓
本の内容紹介

ここからは、この本の簡単な内容紹介などをしていきたいと思います。
冒頭でもお伝えした通り、この本の中には著者の前著「ザ・シークレット」と言う本を読み、そこで明かされた「ザ・シークレット=引き寄せの法則」を実践した読者から寄せられた、数多くの引き寄せ実体験談が収録されています。
その体験談も非常に多岐に渡り、それぞれ各章ごとに数話ずつ、以下のようなテーマの体験談が紹介されています。
第1章・私はどのようにお願いし、信じ、受け取ったのか:創造のプロセス
第2章・幸せのために「ザ・シークレット」をどう使ったか
第3章・富を得るために「ザ・シークレット」をどう使ったか
第4章・人間関係を変えるために「ザ・シークレット」をどう使ったか
第5章・健康のために「ザ・シークレット」をどう使ったか
第6章・仕事のために「ザ・シークレット」をどう使ったか
第7章・人生を変えるために「ザ・シークレット」をどう使ったか
流石に本の内容全ては紹介できませんので、今回の紹介記事では自分が実際に読んでみてとても興味深いと思ったお話を、一つだけ紹介してみたいと思います。
創造の3つのプロセス

著者の前著「ザ・シークレット」には、「引き寄せの法則」を活用し願いを叶えるための、創造のプロセスと呼ばれる次の3つの手順が紹介されています。
その3つの手順とは、
- 第1段階・お願いする
- 第2段階・信じる
- 第3段階・受け取る
っと言ったものです。
そして、正しく創造のプロセスを実行する事さえ出来れば、どんな願いでも実現し、次のお話に登場する女性のような、まるで奇跡とも呼べるような出来事さえも、いとも簡単に現実化してしまうそうです。
念願だった旅行
お願いし、信じ、受け取る
体験者A・『物心ついた時から、私は旅行をしたいと思いつづけてきました。私に言わせれば、世界を見て地球が与えてくれるものを体験すること以上に素晴らしいことはありません。

高校生の時、このことを日記に記していたことを覚えています。基本的には、いつか旅をすると宣言する内容です。その頃の私は自分では気づかないまま「ザ・シークレット」を使っていたのだと今になって気付きました。
ただ、私の最初の目標は大学を卒業することでした。アメリカの不況の中での暮らしは退屈で、時にとても苛立たしいものでした。まさか自分が、大恐慌以来の経済危機の最中に大学を出ることになるとは想像もしませんでした!
お金はまったくなく、学生ローンを受けており、その上、小さな学生街ではどうしても仕事を見つける事ができませんでした。私は心底失望し始めました。
『ザ・シークレット』は読んだ事があり、いくつかのことについて使ったことがありました。しかし、全身全霊を込めて、本当に心から信じてはいなかったのだと思います。ですから私はもう一度読もうと決め、その結果、今回はとても胸に響いたのです。
う〜ん、なるほど。ずっと旅行をしたいと思い続けてきたものの、彼女の置かれている状況的には、旅行に行くことはかなり難しそうですよね。
そこで彼女は「ザ・シークレット」をもう一度読み直し、本に書かれている内容を心から信じることに決めました。
旅行を現実化するために彼女が行った事とは?

旅行に行きたいとずっと願ってきた彼女ですが、そのための資金もなく、学生ローンという借金を抱え、しかも仕事も見つからないという状況。
どう考えてもこの状況では、旅行に行くという夢を現実化させるのは難しいですよね…。
そこで彼女は、「ザ・シークレット」をもう一度読み直し、そこに書かれているある方法を試してみることにします。そのある方法とは?
ビジョンボードと感謝ノート
体験者A・『私の周りの世界は「旅行なんか絶対できっこない」と叫んでいましたが、旅行を現実化するために、卒業までの3ヶ月半の時間がありました。
素晴らしい、そして協力的な人たちである両親でさえ「旅行の事なんか忘れなさい。当分の間は無理よ。あなたはお金がないんだし、私たちも払ってあげないからね!」と言いました。

あきらめないこと、そして「その通り」と言わずにいることは、時として困難でした。私はその代わりに頭を横に振って、そのことについて彼らに話すことはやめようと決めました。彼らはとてもネガティブだったからです。
その間、私は毎日のように、自分に向かって「私は旅行に行く。どうやって行くか、いつ行くかはわからないけど、必ず実現する」と言い聞かせていました。

私は行きたいところの写真を貼ったビジョンボードを作りました。そして毎晩欠かさず、日記をつけました。
人生で感謝できる事—–人に対して、愛している部分、私自身について愛しているところなど—–を書き出し、世界を見る機会を得てどんなに感謝しているか、それが私の魂にどんなに素晴らしい影響を与えるかを書き記しました。

何週間も何週間も日記を書くうちに、本当に、既に受け取ったかのような気分になってきました。私は心からそれが実現すると信じていました。
う〜ん、なるほど。彼女は人に自分の望みを話さないことを決め、アファメーション、ビジョンボード、感謝ノートなどを使うことで、自分の夢が実現するという事を、心から信じることができたみたいですね。
望みが叶うと心の底から信じると、望みは必ず叶う?

周囲の誰もが「旅行なんて絶対に出来っこない」っと思う状況の中、彼女はそんな声には耳を貸さず、次の様な事を実践しました。。
- 「私は旅行に行く。どうやって行くか、いつ行くかはわからないけど、必ず実現する」っと言ったポジティブな宣言(アファメーション)をする
- 行きたいところの写真を貼ったビジョンボードを作成する
- 人生で感謝できることや、願いが既に叶った前提の感謝日記をつける
これらを毎日続けるうちに、次第に彼女は望みを既に受け取ったかのような気分になり、願いが必ず実現すると心の底から信じることができたそうです。
望みが必ず実現すると信じた女性の身に、この後、奇跡的な出来事が次々と訪れます。
女性の身に起きたミラクルな出来事!
体験者・『そして、1ヶ月半ほど実践した頃、旧友からメールが届き、イタリアでのポジション—–文化交流のために、そこの家庭で暮らすこと—–の提案を受けたのです!

それから、そのお家(うち)の人から連絡があり、向こうでの生活費を出してくれるというオファーをいただいたのでした。信じられませんでした。このチャンスは文字通り私のもとに「舞い込んで」きたのです。
そのあとで、私は思いました。「よし、ここまできたって言うことは、お金もやってくるはず。さあ、あとはどうやってそこまで辿り着くかだわ!」私は、絶対に行ける、飛行機のチケット代だけあればいいと、自分に言い聞かせ続けました。

数週間後、私は大学を卒業しました。そしてなんと、みんなが卒業祝いのお金を送ってくれ始めたのです。全部合わせると、ちょうどチケットを買うために必要な額になりました。
それから、私は気付きました。せっかくイタリアまで行って、イタリアだけ見るわけにはいかない。ヨーロッパをもっと見て回りたい。そこで最後の1ヶ月はバックパックで回ることに決めました。
友達や家族は心配しました。「そんなお金どうやって貯めるの?独りで行くの?誰と一緒に行くの?」私は、「その時が来たらわかるわ。一緒に行く人が現れるし、十分なお金を用意できる。私にはわかるの!」と言い張りました。
そんなわけで、私は1ヶ月多く滞在する前提で帰りのチケットを予約しました。そのまさに翌日、他の州に住んでいる親友が近況を尋ねる電話をかけてきました。

私たちは長いこと話していませんでした。私がヨーロッパを旅行する計画について話すと、彼女は即座に言いました。「私も一緒に行く!今からチケットを予約するから…..ローマで会おうね!」
旅行全体が「ザ・シークレット」を使うことによって実現したのです。ただ自分自身の思考を変えるだけで、素晴らしい事が起きると分かり最高の気分です。私の旅は人生を変える体験でした。お金は十分すぎるほどあり、旅の終わりにはお金が余ったほどでした。
本当にその通りです。お願いし、信じて、受け取る。本当に効きました。ありがとう、ありがとう、ありがとう。皆さんに神のご加護がありますように。
アメリカ ワシントン州 シアトル アシュリー S.
う〜ん、なるほど。お願いして、信じて、受け取る。本当にたったこれだけのことで、こんな奇跡的な出来事が次々と起こり、願いが実現してしまうなんて凄いですよね!。
う〜ん、ではなぜたったこれだけの事をしていただけで、願いが実現してしまったのでしょうか?
願いを叶えるために最も大切な事とは?

「ザ・シークレット」で紹介されている創造のプロセスとは、ステップ1・願う、ステップ2・信じる、ステップ3・受け取ると言う、とてもシンプルなものでした。
そしてこの3つのプロセスの内、最も重要でもっとも難しいと思われるのが、第二段階の願いが叶うのを(信じる)、と言うプロセスだと思います。この本に登場する全ての人に共通している点を一つあげるとすれば、それは、自分の願望が叶う事を信じきっている、という点だと思います。
先ほど紹介した女性が願いを叶える事が出来た理由について、著者は次のように説明しています。
願いを受け取るためにすべき事は、いい気分でいること!
『一度お願いをし、信じ、そしてあなたは受け取りました。受け取るためにあなたがすることはいい気分になる事です。あなたがいい気分でいる時、あなたは受け取る周波数になっています。
その周波数でいるとき、あらゆる良いことがあなたのもとにやってきます。そして、あなたはお願いしたものを受け取ることになるのです。

その周波数になる一番の近道は、『私は受け取っています。人生のあらゆる良いことを今受け取っています。私は「 」(空欄を埋めてください)を今受け取っています』と言うことです。そして「感じて」ください。すでに受け取ったかのように感じるのです。
まさにアシュリーが日記を使って行ったことです。そしてすでに受け取ったかのように振る舞うことで彼女は信じられるようになり、そして受け取ることができるようになったのです』。
う〜ん、なるほど。願いを受け取るためには、願いを受け取る(周波数)にいる事が大切であり、その周波数になる一番簡単な方法は、すでに願いが叶っているかのように振る舞い、感じる事が大切なんですね。
…以上で、今回の本の内容紹介は終わりです。
この本の中では今回紹介した体験談以外にも、お金、人間関係、仕事、健康などなど、様々な分野で自らの人生を変えた、数多くの人たちの実体験談が紹介されています。
体験談の他にも、著者自身が「ザ・シークレット」の使い方をレクチャーしてくれたりもするので、「ザ・シークレット」をまだ読んだことがない人でも、本書の内容を理解しやすいと思います。
もし今回の紹介記事を読んで本書に興味を持たれた方は、ぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。オススメの1冊です。
終わりに
いかがだったでしょうか。
この本は、著者の前著「ザ・シークレット」を読むことで、自らの人生を劇的に変えた数多くの人たちの、本当にあった奇跡的体験談が収録されている1冊となっています。
そしてこの奇跡体験は、特別な人の身に起こった決して特別なことなどではなく、ごく普通の人たちが「ザ・シークレット」を使うことで、人生を劇的に変えることができた、という所が注目ポイントです。
著者はこの本の「はじめに」で、本書を書いた目的について次のように語っています。
「ザ・シークレット」を使えば欲しいものは何でも創造できる!
ロンダ・バーン・『「ザ・シークレット」が世界に公開されて以来、何万もの人たちが、欲しいものを引き寄せるためどのように「ザ・シークレット」を使ったかという体験談を、私たちのもとに送ってきてくれました。
健康、富、理想のパートナー、理想の仕事、元に戻った結婚生活や人間関係、失った何かを取り戻すため、さらには絶望を幸福に変えるために使ったのです。

「ザ・シークレット」の方法に従うことによって、これらの人々は苦難の人生をとびきりの人生へと一変させました。それも世界中のあらゆる文化と国の人々からでした。
彼らは普通の人たちが不可能だと言うようなことを行いました。しかし、この人たちは不可能なことは何一つないことを、知っていたのです。
この本に収録されているのは、過去数年にわたって私たちのもとに寄せられた実際のシークレット・ストーリーの中から選ばれた、最も奇跡的で、心を高揚させ、元気を与えてくれる体験談です。

それらはあなたを、心の制限を外す忘れることのできない旅へと連れていってくれることでしょう。これらの体験談は、あなたが誰であっても、どこにいようとも、「ザ・シークレット」を使えば欲しいものは何でも創造することができることを示しています。
中略
あなたの人生を変えることがどれほど簡単なのか、私は知って欲しいのです。そして、無理にそれを手に入れるために、忙しく走り回る必要はないということもです。
それを変えることのできる唯一の方法が、あなたの人生を変えるのです。それは心を変えること。そうすればあなたの人生は変わるのです』。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。