皆さん、こんにちは。
「引き寄せの法則」。今ではすっかり有名になったこの言葉ですが、この言葉が世界的に有名になったきっかけの一つは、ロンダ・バーンという方が製作したDVD映画『ザ・シークレット』だと思います。(後に書籍版も登場します)
そしてこの、『ザ・シークレット』の中で語られている秘密(教え)の元になったのが、「エイブラハムの教え」と呼ばれるものです。
今回皆さんに紹介するのは、エイブラハム教えの入門書とも呼べるこちらの1冊です。
『エスター・ヒックス&ジェリーヒックス著 本田健訳『新訳 引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』(SB Creative)
この本の序文に、ベストセラー「神との対話」シリーズ、「神へ帰る」の著者・ニール・ドナルド・ウォルシュの、次のような言葉が書かれています。
ニール・ドナルド・ウォルシュ・『これぞまさに待望の書です。これ以上、あなたは何も求めなくてもいいでしょう。他の本はすべて読むのをやめてもいいし、新しいセミナーに参加する必要もありません。
中略
あなたもこの本との出会いに大きな感銘と恩恵を受け、それが人生の転機になることでしょう。本書には、最も大切な宇宙の法則だけでなく、人生の仕組みについてもわかりやすく解説されています。
これは息をのむような情報であり、永久に消えないデータであり、心の深い場所に届く光になるでしょう。本書に書かれている言葉の一つ一つをじっくり読んで、それをもとに行動してみてください。
そういうことが言える本は、他にほとんど見当たりません。あなたが心の中でずっと問い続けてきた疑問の答えが、ここにあるのです。だからあえて、ストレートに言わせてほしい。「この本に意識を向けなさい」と。
本書は、意識をどのように向けたらいいのかを示してくれる本です。「意識の向け方」への理解が深まると、あなたの思いは現実の世界に現れます。そして、あなたの人生はこれから先、永遠に変わっていくでしょう』。
これから少しだけ、本書の内容などを紹介していきたいと思いますので、良かったら読んでくれると嬉しいです。
著者&訳者紹介

はじめに、この本の著者と訳者の方を紹介したいと思います。
著者について
この本の著者は、エスター・ヒックス&ジェリー・ヒックスと言う、アメリカ人夫妻の方が書かれています。1986年、瞑想を毎日続けていた妻であるエスターが、突然エイブラハムと名乗る存在からメッセージを受け取るようになりました。
そのエイブラハムから受け取った言葉を最初は親しい知人に語り始め、そのエイブラハムの言葉が自分達だけではなく、多くの人々の役に立つと分かり、エイブラハムの教えを幸せな人生を送りたいと願う人々に届けようと決意し、1989年以降、テキサス州サン・アントニオのカンファレンス・センターを拠点に全米50以上の都市でワークショップを開催し、エイブラハムの『引き寄せの法則』の教えを広めてきました。
夫であるジェリー・ヒックスは2011年に見えない世界に旅立ち、現在、エスターはこの世の友人たちと、見えない世界のエイブラハムとジェリーの助けを借りて、エイブラハムのワークショップを開催し続けています。
エイブラハムに関する著書、カセットテープ、CD、ビデオ、DVDなどは700以上あり、有名な所だと、『サラとソロモン 少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣』( ナチュラルスピリット)、『新訳 願えば、かなうエイブラハムの教え 引き寄せパワーを高める22の実践』(ダイアモンド社)『実践 引き寄せの法則 感情に従って”幸せの川”を下ろう』(SBクリエイティブ)などがあります。
自分が以前書いた本の紹介記事はこちらから↓
サラとソロモン 少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣
新訳 人間関係と引き寄せの法則 パートナー・家族・セクシュアリティの秘密
訳者
この本の訳者は、本田健さんと言う男性の方です。神戸生まれの方で、経営コンサルタント、投資家などを経て、29歳で育児セミリタイア生活を送っているそうです。
4年の育児生活中に作家になるビジョンを得て、執筆活動をスタート。『お金と幸せ』『ライフワーク』『ワクワクする生き方』などをテーマにした1000人規模の講演会、セミナーを全国各地開催。
そのユーモアあふれるセミナーには、世界中から受講生が駆けつけていると言う事です。
主な著書に『ユダヤ人大富豪の教え』『20代にしておきたい17のこと』(大和書房)、『きっと、よくなる!』(サンマーク出版)、『大好きなことをやって生きよう!』(フォレスト出版)などがあり、今までの著作物は200冊以上で、累計発行部数は800万部を突破しているとの事です。
本の内容紹介

ここからは、この本の内容紹介などをしていきたいと思います。
この本では各章ごとに、以下のようなテーマについてのお話が紹介されています。
Part1・エイブラハムとの出会い
Part2・引き寄せの法則
Part3・意図的な創造の方法論
Part4・ありのまま受け入れること
Part5・場面ごとの意図確認
今回の紹介記事では、Part1・エイブラハムとの出会いについてのお話は省略致しまして、主に、Part2以降のお話について紹介したいとおもいます。
『宇宙の法則』の定義とは?

僕たちが住むこの世界には、さまざまな法則と呼ばれるものが存在していますよね。
例えば、
- (慣性の法則)
- (キュリーの法則)
- (ケプラーの法則)
- (フレミング左手の法則)
- (万有引力のい法則)
…などなど、誰もが一度は聞いたことがある法則ばかりだと思います。
でも、今回登場する法則というのは、こう言った物理の法則のことではなく、引き寄せの法則の先駆者であるエイブラハムが、僕たちに教えてくれる宇宙の法則のことです。
エイブラハムによると僕たちの住むこの宇宙には、次のような(3つの法則)が存在していると語っています。
その3つの法則とは?。エイブラハムは次のように説明しています。
永遠なる宇宙の3つの法則

エイブラハム・『あなたにお伝えしたいのは、3つの「永遠なる宇宙の法則』です。これを理解して、物質界の中で自由に、存分に活用して欲しいのです』
最初にお伝えするのは『引き寄せの法則』です。これを理解できない、もしくはうまく活用出来ないと、2番目の『意図的な創造の法則』も、3番目の『ありのまま受け入れること』も、活用することはできません。
2番目の法則を理解して活用するには、まず1番目の法則を理解して使えるようになる必要があります。そして2番目の法則を理解して使えるようになって初めて、3番目の法則を理解し、使えるようになるのです。
う〜ん、なるほど。僕たちの住むこの宇宙には、「引き寄せの法則」、「意図的な創造の法則」、「ありのまま受け入れること」という、3つの法則があるんですね。
第一の法則「引き寄せの法則』とは?

先ほどのお話の中でエイブラハムは、僕たちが住むこの宇宙には、3つの法則があると語っていました。
その3つとは、
- 第一の法則・『引き寄せの法則』
- 第二の法則・『意図的な創造の法則』
- 第三の法則・『ありのまま受け入れること』
っという、3つの法則です。
ではこの三つの法則とは、それぞれどう言った法則なのでしょうか?
エイブラハムは最初に、『引き寄せの法則』について次のように説明しています。
第一の法則・『引き寄せの法則』

エイブラハム・『1番目の『引き寄せの法則』とは、『似たものは、引き寄せられる』と言うものです。ごく単純に聞こえるかもしれませんが、これは宇宙の中で最も強力な法則で、全てのものに常に働いています。この法則に当てはまらないものはありません』。
う〜ん、なるほど、『引き寄せの法則』とは、「似たものは、引き寄せられる」という法則のことであり、この法則はこの宇宙の中で、もっとも強力な法則なんですね。
第二の法則・『意図的な創造の法則』とは?

宇宙にある3つの法則の一つ目は、「引き寄せの法則」と呼ばれるものでした。
この法則は、この宇宙の中で最も強力な法則の一つであり、この法則に当てはまらないものは存在しないと言うことでした。
では二番目の法則、『意図的な創造の法則』とは一体どんな法則なのでしょうか?
エイブラハムは『意図的な創造の法則』について、次のように語っています。
第二の法則・『意図的な創造の法則』

エイブラハム・『2番目の『意図的な創造の法則』とは、『思考や信念、期待は、現実化する』と言うものです。つまり、思考を向けたものは、それが望むものでも、そうでなくても、目の前に現れると言う事です。
『意図的な創造の法則」はまさに、『意図的に思考する事』だと言っていいのです。この法則を理解して自ら活用しないと、意図しないものまで創造することになりかねません』。
う〜ん、なるほど。「意図的な創造の法則」とは、自分が思考を向けたものは何でも引き寄せられてきてしまい、「望むもの」でも「望まないもの」でも、それが目の前に現れてしまうと言う法則のことなんですね。
第三の法則・『ありのまま受け入れること』とは?

似たものは引き寄せられると言う『引き寄せの法則』。自分が思考を向けたものは、「望むもの」でも「望まないもの」でも目の前に現れてしまうと言う、「意図的な創造の法則」。
では3つ目の、「ありのまま受け入れること」という法則は、一体どのような法則なのでしょうか?
エイブラハムは「ありのまま受け入れること」について、次のように語っています。
第三の法則・『ありのまま受け入れること』

エイブラハム・『3番目の『ありのまま受け入れること』とは、『わたしは、わたし自身であり、他の全ての人もその人自身であることを受け入れる』と言うこと。
例え、他の人たちが『ありのままのあなた』を受け入れなくても、あなたがその人たちもそのままでいいと受け入れられれば、あなたは『ありのまま受け入れる事』をマスターしたことになります。
しかし、自分自身がどのように現実を引き寄せたかを理解していないと、その域に達する事はできません』。
う〜ん、なるほど。3番目の「ありのまま受け入れる」とは、自分は自分自身で良いし、そしてまた、他人もそのままの姿でいいと受け入れると言うことなんですね。
3つの宇宙の法則を学ぶ理由とは?

エイブラハムはこの宇宙には、
- 似たものは引き寄せられるという『引き寄せの法則』
- 思考を向けたものが目の前に現れる『意図的な創造の法則』
- 自分も他人もそのままでいいと受け入れる『ありのまま受け入れること』
っという,
3つの法則があると語っていました。
そしてエイブラハムは僕たちに対して、この3つの強力な『宇宙の法則』を、物質界の中で自由に、存分に活用して欲しいという事でした。
ではこれらの法則を上手に活用する事ができると、一体どんな事が起こるのでしょうか?
エイブラハムは次のように語っています。
3つの法則を理解活用すれば、人生を自由に創造できる自由が手に入る
エイブラハム・『この3つの強力な『宇宙の法則』を理解して、実践すれば、人生を思うがままに創造出来る素晴らしい自由が手に入ります。あらゆる人、状況、出来事が、自分の思考を通じて人生の中に現れた事が分かると、この物質界に来ると決めた時に意図してきた通りの人生を送れるようになります。

強力な『引き寄せの法則』を理解して、『意図的な創造の法則』を活用して人生を創造し始めると、究極の自由を手に入れる事が出来ます。その自由は、『ありのまま受け入れる事』を完全に理解し、実践して初めて訪れるものなのです』。
う〜ん、なるほど。この3つの強力な(宇宙の法則)を理解し活用することで、僕たちは、究極の自由というものを手にする事ができるようになるんですね。
以上で、今回の本の内容紹介は終わりです。
ここから先のお話ではより詳しい、『引き寄せの法則』、『意図的な創造の法則』、『ありのまま受け入れる』という、『宇宙の3つの法則』についての知識を学ぶことができます。
本書は『引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』の新訳本になっており、読みやすいようにエイブラハムの言葉が、前作の「である」調から「ですます」調に改良などがされています。
引き寄せの法則について既に学ばれている方はもちろん、引き寄せ初心者の方にもとても読み易く理解しやすい1冊だと思います。
もし今回の記事を読んで本書に興味を持たれた方は、ぜひ1度読んでみてはいかがでしょうか。オススメの1冊です。
終わりに
いかがだったでしょうか?。
この本は、共同著者の一人であるジェリー・ヒックスが、長年抱いてきた数々の疑問に対して、エイブラハムが明確に答えていく、という形の本になっています。
- 「なぜ望まない出来事が、世界中にあふれているのか?」
- 「医療への関心が、かえって病気を増やしている?」
- 「悪に抵抗してはいけない」のか?
- 「被害者が、泥棒を引き寄せてしまうのは、なぜ?」
- 「わたしを認めないのは、彼らの欠如」
こう言ったジェリーの数々の疑問に対し、エイブラハムがどう言った質問に対する答えを与えてくれるのでしょうか?。
ジェリーはこの本の「まえがき」で、本書を読む意義について、読者に向けて次のように語っています。
「引き寄せの法則」は、使える法則!
ジェリー・ヒックス・『中略
この『引き寄せの法則』は、エイブラハムの「願えば、かなう エイブラハムの教え』と何が違うのでしょうか?『引き寄せの法則』は、エイブラハムのさまざまな教えの源流となる入門書で、『願えば、かなう エイブラハムの教え』は、20年間にわたるエイブラハムの教えを最も幅広くカバーした1冊、と考えてください。
本書を出版するにあたって、エスターとわたしの人生を変えることになった記録をあらためて見直したことは、2人にとって素晴らしい体験になりました。
何年も前に、エイブラハムに、このシンプルかつ基本的な法則をわかりやすく教えてもらったことを思い出したからです。
この法則に初めて出会ってからというもの、エスターとわたしは、学んだことを日々の中で実践しようとベストを尽くしてきました。そして、驚くべきことに、私たちの人生は喜びにあふれるようになりました。

エイブラハムの語る言葉の一つ一つが理に適っていて、わたしたちはその言葉を素直に受け入れました。それだけではなく、実際にその教えを実行してきたからこそ、現在、日常の中で、その効果が現れているのだと思います。
大きな喜びをもって、わたしたち自身の経験をもって、みなさんにお伝えしたいです。この法則は、使えますよ!』。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。