皆さん、こんにちは。
皆さんはこれまでに(思考は現実になる)、と言う言葉を聞いた事があるでしょうか?
この言葉自体は、(ナポレオン・ヒル)と言う人が書かれた有名な著書のタイトルにも使われているものなので、知っている人も多いかもしれません。
ただ、思考が現実になるという言葉自体は聞いた事があったとしても、内心(それって本当かなぁ…?)っと、疑っていたりしませんか?何故なら現実問題として、僕たちの人生の中で、(思考が現実になっていない)っという事例が沢山ありますからね。
ではなぜ、『思考が現実にならない』のでしょうか?
今回紹介する1冊は、そんな疑問に対する明確な答えが書かれているこちらの1冊です。『パム・グラウト著 桜田直美訳『こうして、思考は現実になる』(サンマーク出版)
この本の冒頭で、この本に対するある科学者の次のような推薦文が紹介されています。
元NASA生物学者 ジョイス・バレット博士
推薦文
『子供のころ、日曜学校の先生にこんな質問をした。
「聖書の時代には奇跡が起こったのに、なぜ現代では起きないのですか?」
先生は、答えを知らなかった。
そして私はだんだんと、神様や教会や宗教で教えられることは、日常生活には関係ないのだと考えるようになっていた。
私は宗教を心の片隅に追いやり、科学を熱心に学ぶようになった。科学は少なくとも、世界の仕組みを解きあかそうとしているように思えたからだ。
そんな私が、パム・グラウトの著書を発見できたのは大きな喜びだった。彼女の本のおかげで、私のように疑り深い人間も、無理なくスピリチュアルなことを理解することができる。
パムは、明るく楽しく、それにとてもわかりやすい文章で、誰でもエネルギーや力を手に入れられるということを説明してくれる。
この本で紹介されているアイデアや実験のおかげで、スピリチュアルの指導者たちが何千年も前から教えてきたような事柄が、本当にすんなりと理解できた。
宇宙の力のことをよく知りたい。そしてその力を自分の人生に役立てたいと思っている人は、ぜひこの本を読んでもらいたい。
私のように、既存の宗教に疑問を持っている人にもおすすめだ。パム・グラウトは、わかりやすい文章で、読者を納得させてくれる。
そして、宇宙のエネルギーは、誰でも手に入れることができる』。
これから本書の内容を少しだけ紹介していきますので、もしよかったら、本書を購入の際の参考にして頂けると嬉しいです。
著者&訳者紹介

はじめに、この本の著者と訳者の方の紹介をしたいと思います。
著者
この本の著者はパム・グラウトさんという女性の方です。ニューヨークタイムズのベストセラー作家でもあり、これまでに書かれた著作物は18冊以上(2019年時点)。
それ以外にも今までに、映画の脚本を2本、舞台の脚本を4本、テレビシリーズの脚本を1本書いているそうで、iPhoneのアプリも2つ制作しているとのことです。
元々本業はライター業をなさっていて、大学ではジャーナリズムを学んでいた事もあったそうです。
主な書籍は、『こうして、思考は現実になる』『こうして、思考は現実になる2』、『『感謝で』、思考は現実になる』、『こうして、夢は現実になる』(全てサンマーク出版)。
『こうして、思考は現実になる2』(サンマーク出版)
これ以外にも、『CNNトラベル』『ハフィントンポスト』『メンズ・ジャーナル誌』、『ピープル誌』などでも記事を書いているそうです。
ご自身の旅行ブログサイトなどもあるそうなので、興味のある方はぜひ一度ご覧になってみて下さい。(注・すべて英語で書かれている、英語サイトです))
自分が過去に書いた、著者の本の紹介記事はこちらから↓
訳者
この本の訳者は桜田直美さんという女性の方で、早稲田大学第一文学部卒の翻訳家の方であります。これまで手がけてきた訳書には、以下のような訳書があります。
『こうして、思考は現実になる2』『とりあえず15分から始めなさい』『感謝で、思考は現実になる』『こうして、夢は現実になる』『脳は(ものの見方)で進化する』(全てサンマーク出版)『THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法』『より少ない生き方』(以上かんき出版)『睡眠こそ最強の解決策である』(SBクリエイティブ)『生きるために大切なこと』(方丈社)『10% HAPPIER』(大和書房)『出来る人の人生ルール』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)『中国臓器狩り』(アスペクト)『10年後の世界』(角川書店)『アンネ・わたしたちは老人になるまで生き延びられた』『長寿と性格』(以上清流出版)などがあります。
本の内容紹介

ここからは、この本の内容紹介をしていきたいと思います。
この本の前半部分では、思考が現実になるメカニズムについて、量子力学など科学的なお話を交えた詳しい説明がされています。(とても分かりやすく説明がなされているので、科学などに詳しくない人でも十分理解できると思います)
2章以降では、この本の最大の特徴である、『思考が現実になる』という事を、「知識として単に知る」だけではなくて、「実際に身を持って体験できる」という、9つのとても面白い実験が紹介されています。
その実験とは、以下の9つの実験です。
実験1・宇宙のエネルギーの法則
(宇宙には、目には見えないエネルギーの力、または無限の可能性のフィールドが存在する)
実験2・フォルクスワーゲン・ジェッタの法則
(あなたはFPに影響を与え、自分の信じていることや、期待していることをFPから引き寄せる)
実験3・アインシュタインの法則
(あなたもまた、エネルギーフィールドだ)
実験4・アブラカダブラの法則
(自分の意識を集中させたものが大きくなる)
実験5・人生相談の法則
(フィールドにつながれば、いつでも正しい道に導いてもらえる
実験6・ハートブレイク・ホテルの法則
(あなたの思考と意識は、物質に影響を与える)
実験7・魔法のダイエットの法則
(あなたの体型は、自分の体に対する思考や意識で決まっている)
実験8・101匹わんちゃんの法則
(あなたは宇宙に存在するすべてのもの、すべての人とつながっている)
実験9・魚とパンの法則
(宇宙は無限の豊かさで満ちていて、私たちの願いを奇妙な形でかなえてくれる)
これらの一つ一つの実験を行うことで、思考が現実化するという事を、実際に体験する事ができるようになっています。
流石に本の内容全ては紹介できませんので、今回の紹介記事では主に、そもそもなぜ「思考が現実化する」のか?、っということについての、詳しい仕組みについてのお話などを紹介してみたいと思います。
思考が現実化すると言う事を、僕たちが信じられない原因とは?
この本のタイトルにも使われている「思考は現実になる」という言葉自体は、あの有名なナポレオン・ヒルの本のタイトルにも使われているので、スピリチュアルに詳しい人ならば、誰もが一度は見聞きしたことがあると思います。
ではここで皆さんに質問です。この「思考は現実になる」という言葉を聞いて、皆さんは心からそれを信じているでしょうか?
これについては人によって、信じていると言う人もいれば、信じられないという人もいると思います。ではなぜ僕たちは、この「思考は現実化する」という事を、心から信じることができないのでしょうか?
著者によるとその理由は、僕たち自身の意識というものは、「5歳になるまでの経験にハイジャックされている」、という状態だからだということです。
5歳になるまでの経験にハイジャックされているとはどう言う事なのか?。著者はは次のように語っています。
あなたの意識は、5歳までの経験にハイジャックされている!
パム・グラウト・『「ザ・シークレット」(角川書店)を読んだ人や、少しでもスピリチュアルの知識がある人なら、「思考は現実化する」という言葉を知っているだろう。
それに、宇宙には癒しの力があることや、自分の人生をデザインできるのは自分だけだということも知っているはずだ。でも残念ながら、あなたには、まだ小さな問題がある。小さいけれど、とてもやっかいな問題だ。
それは、知っているだけで、実は本心では信じていないということだ。
実際のところ、人類は、五歳になるまでに身につけた行動パターンによって動いている。脳科学の研究によると、私たちの思考の九十五パーセントは、すでにプログラムされた潜在意識に支配されているという。

実際に考えているのではなく、単に「過去にこう考えたことがある」という経験を引っ張り出しているだけだということだ。知性を身につけるよりもはるか前に体に染みついてしまった行動パターンを、大人になっても繰り返しているだけなのだ。
自分の頭で考えたと思っていることも、実は、はるか昔に他人が言っていたことを思い出しただけだったりする。つまり、私たちの意識は、五歳になるまでの経験にハイジャックされているということだ。
ここに、あなたが「思考は現実化する」ことを信じられない原因がある。意識はいつでも現実を変える力を持っているのに、これまでの思い込みのせいで、うまく使えなくなっているのだ』。
う〜ん、なるほど。僕たちはそんな幼いときに身につけた行動パターンに大人になってからも支配されていて、それが「思考は現実化する」ということを、本心から信じられない原因なんですね。
著者の語る、FP(フィールド・オブ・ポテンシャリティ・可能性のフィールド)とは?
皆さんはもし、「何でも手に入れられる方法」というものがあると知ったらどう思うでしょうか?当然、もしそんな方法が存在しているとしたら、誰だったその方法を知りたいと思いますよね。
この本の中には、そのための具体的な方法と言うものが紹介されています。ただそのためには、著者がこの本の中でFP(可能性のフィールド)と名づけている、目には見えないエネルギーの力を、自在に活用する方法と言うものを学ぶ必要があるそうなのです。
著者が語るFP(可能性のフィールド )とは、一体なんなのでしょうか?著者は次のように説明しています。
二十一日間で欲しいものを何でも手に入れる方法
パム・グラウト・『量子物理学の定義によると、「場(フィールド)とは、「物理的な世界に影響を与える、目には見えない動く力」ということになる。
あなたはこれから本書を読んで、「可能性のフィールド」を活用する方法を学ぶことになる。ここでは、可能性のフィールド(フィールド・オブ・ポテンシャリティ)を略してFPと呼ぶことにしよう。
エネルギーは目には見えないし、私たちは今でも、目に見える世界だけにとらわれているので、まだこのFPの力を本当の意味では理解していない。

今から二十一日間で(本書の九つの実験をすべて行うと、だいたいこれくらいかかる)、あなたは目に見えないエネルギーの存在を肌で感じるという、とても貴重な体験をすることになる。
ちなみに、量子物理学者のデヴィッド・ボームによると、物質さえも「凍った光」にすぎないという。
そしてさらに、エネルギーを意のままに操り、欲しいものを何でも手に入れることができるようになる—-心の平安でも、お金でも、やりがいのあるキャリアでも、何でもかまわなない。FPに働きかければ、タヒチでのバカンスだって手に入るだろう』。
う〜ん、なるほど。欲しいものを何でも手に入れられるようになるためには、著者が語る(可能性のフィールド)と言うものを活用する方法を学び、エネルギーを自在にコントロールできるようになる必要があるんですね。
本書の目的は、「思考が現実化する」方法を「学ぶ」のではなく、実際に「体験する」こと
先ほど著者は、僕たちが住むこの世界には、人間の目には見えない可能性のフィールド(FP・フィールド・オブ・ポテンシャリティ)というものが存在しているというお話をされていました。
そしてこの、FPと呼ばれる目には見えないエネルギーを自由自在に扱うことができるようになれば、僕たちの欲しいものは何でも手に入れられると語っていましたよね。
う〜ん、では果たして本当に、そんなFPと呼ばれる目には見えないエネルギーなんて、この世に存在しているのでしょうか?
著者によるとこの本で紹介されている九つの実験を行えば、この目には見えないFPと呼ばれるエネルギーが働く仕組みと、「思考が現実化する」ということを、知識として単に「知る」だけではなく、実際に「体験する」ことが出来ると次のように語っています。
この本は、自分の人生をコントロールするための「実験室」だ
パム・グラウト・『この本では九つの実験を紹介している。ほとんどの実験が、長くても四十八時間しかかからない。
この九つの実験によって、FPは、帰宅したときの電気のスイッチのように確実に存在して、いつでも誰でも必要なときに手に入れられることが証明される。いつでも誰でも……もちろんあなたもFPの力を活用できる。
この本は、FPが働く仕組みを解説している。しかもそれだけでなく、思考が本当に実態のある「モノ」であることを証明する九つの実験も紹介している。

すべての実験はお金が一切かからず、時間も少ししかかからず、私はここで「証明する」という表現を使ったけれど、まさに文字通りの意味だ。
そう、ついに「思考が現実化する」ということが、目に見える形で証明されるのだ!
物理学者たちがこの100年の間で発見してきた二つのことが、この実験でついに証明されるのだ。
- 一つ目は、エネルギーフィールドには誰でもアクセスできるということ。
- 二つ目は、人間の思考もエネルギーであり、宇宙に存在するすべてのものに影響を与えるので、人間は自分の人生をコントロールできるということだ。
中略
本書で紹介する九つの実験を行えば、あなたの人生でFPが働いていることが確認できる』。
う〜ん、なるほど。この本で紹介されている九つの実験を行えば、「思考が現実化する」ということを、誰もが実際に体験できるということなんですね。
人間の思考も、エネルギーでできている?
先ほどのお話の中で著者は、とても興味深いことを語っていました。それは、「人間の思考もエネルギーでできている」ということです。
人間の思考もエネルギーでできていると聞いても、ちょっとにわかには信じられませんよね?でも著者によると、この「人間の思考もエネルギーでできている」ということを理解しておくことが、著者の語るFPを上手に活用していく上で、とても大切になってくるようなのです。
それは一体何故なのでしょうか?。著者その理由について次のように語っています。
人生で起こる偶然は、すべてFPのしわざである
「人間が持っているもっとも大きな間違った思い込みは、物事の原因は自分の意識以外にある、という思い込みだ」
ネヴィル・ゴダード バルバドスの作家・神秘化
パム・グラウト・『あなたはきっと、こう思っているに違いない。
「頭の中で考えるだけで、本当に世界を変えられるのだろうか?」
でも、考えてみてほしい。今から100年前は、テレビでさえとても想像できないような存在だっただろう。トランプより小さい携帯電話が出現し、3000キロ離れた人と会話ができるようになることだって、誰も予想していなかったはずだ。
あなたの思考は、無数のテレビチャンネルや、携帯電話から聞こえてくる声と同じで、振動する波でできている。エミネムが娘のヘイリーの歌をうたうと、あなたの鼓膜に音の振動が届いてくる。

ブラッド・ピットの杖やマドンナの片手だけの皮の手袋を見るときだって(どちらも2012年のゴールデングローブ賞授賞式で身につけていたアクセサリーだ)、実はものそのものではなく、光の波の振動パターンを見ているのだ。
あなたの思考も同じだ—-思考もまたエネルギーの振動であり、FPと共鳴し、FPに影響を与えている。あなたの思考はすべて、これまで考えてきたことも、これから考えることも、エネルギーの振動を生み出している。
その振動がFPに届き、振動が永遠に続くことになる。この振動が別の振動とぶつかり、壮大なエネルギーの迷宮が出現する。そしてエネルギーが十分に集まると、エネルギーは物質に姿を変える。

アインシュタインの言葉を覚えているだろうか?そう、「物質はエネルギーでできている」のだ。FP、すなわち可能性のフィールドは、あなたが送り出したエネルギーにただ従っているだけだ。
そしてあなたの思考の振動は、同じような振動を引き寄せる』。
う〜ん、なるほど。僕たちの「思考」もエネルギーでできていて、その「エネルギー」が十分に集まると、その「思考=エネルギー」が物質に変わるんですね。
一番大切なことは、何かを「意図」すること
先ほどのお話で著者は、物質はエネルギーで出来ていて、そして、人間の思考もまたエネルギーでできている、というお話をされていました。
そして、そのエネルギーが十分に集まると、エネルギーは物質に姿を変える、という事でしたが、では一体どうすれば、その(思考=エネルギー)を(物質)に変換することができるのでしょうか?
著者はそのためには先ず、「意図」を持つことが大切だと語っています。
その理由について著者は、次のように語っています。
すべては、「意図」を持つことから始まる
パム・グラウト・『エネルギーを物質に変えるスキルはとても重要だ。私に言わせれば、読み、書き、計算と一緒に、学校で教えるべきだ。
すべてはまず「意図」を持つことから始まる。意図こそが、すべてのものを生み出す力だ。エネルギーであり、燃料だ。意図の力で電力をチャージして反響フィールドを形成し、可能性の波動をFPに送り出す。
「ザ・シークレット」の原案になった引き寄せの法則を唱えてきたエスター・ヒックスは、「欲求のロケットを発射させる」という表現を使った。欲しいものに意識を集中すると、欲しいものが形になって現れる。

意図を持った瞬間に、あなたは欲しいものを創造する。まさに同時発生だ。その瞬間に、現実のものとして存在するのだ。もし見ることができないとすれば、それはあなたがまだ五歳までの古い思考パターンにとらわれているのだ。願いをかなえるのは簡単にはできないと思い込んでいるので、努力を続けながらずっと待っている。
でも、物理学者たちは違う考えを持っているようだ。量子の世界では、物事は段階を踏んで出現しない。瞬時に出現する。つまり、何かを意図したら、意図したのと同時にそれが出現するということだ。
中略
頭がこんがらがってきただろうか?ではここで例え話をしよう。私が思うに、意識はテレビに例えられる。
ケーブルテレビに加入していれば、見られるチャンネルは100以上もある。でも、一度に見られるチャンネルは一つだけ。あるチャンネルのコメディドラマを見て笑っている時は、残りの九九以上のチャンネルは存在しないのと同じだ。

それと同じように、人生も「これを体験する」と決めたものだけが現実となって現れている。他の何億もの「事実」は、そこに存在しているのに、見られることはない。
だからこそ、本当に見たいチャンネルを選ぶことがとても大切になる。嫌な現実、忘れたい現実を放送するチャンネルは、例え一瞬でも見てはいけない。自分の意図に合致するチャンネルだけを見るようにするのが、人生を変えるコツとなる』。
う〜ん、なるほど。欲しいものに意識を集中させると、欲しいものが形になって現れてくる。そのためにも先ずは、「意図を持つ」ということがとても大切なんですね。
欲しいものを手に入れるために必要な、たった一つの方法とは?
ここまでのお話で分かったことは
- ・僕たちは、五歳になるまでに身につけた行動パターンによって動いているということ
- ・僕たちが住むこの世界には、目には見えないFP=可能性のフィールド(フィールド・オブ・ポテンシャリティ)と呼ばれるものが存在している
- ・人間の思考もエネルギーであり、エネルギーを自在に扱えるようになれば、欲しいものやなりたいものなど、何でも手に入れることができる
- ・欲しいものに意識を集中させると、欲しいものが形になって現れるので、大切なことは先ずは「意図をもつ」こと
ということでした。
そして著者によると、僕たちが自分の欲しいものを手に入れるために必要な事と言うのは、実はたった一つしかないそうなのです
そのたった一つの事とは?著者は次のように語っています。
欲しいものをいつでも手に入れるための「思考法」
パム・グラウト・『あなたの脳も私の脳と似ているのなら(つまり、先延ばしがクセになっていて、混乱しやすくて、気が散りやすいなら)、思考パターンを変えるのはかなり難しい作業になるだろう。
でも、そこで恐れをなさずに、子犬にトイレトレーニングをするのと同じだと考えてもらいたい。
子犬がそそうををするたびに外に連れ出し、トイレの場所を辛抱強く教え込む。すると子犬も、「そうか!外にはこんなに広い世界があったのか!外に出て街路樹や消火栓におしっこするほうが、ご主人様のボロボロのスリッパにおしっこするよりずっと楽しいや!」と、気づくだろう。
同じように、新しい世界の存在に気づいたあなたの精神は、その美しさに驚く。そして、心に深い平安が訪れる。素晴らしいアイデアが形になり、そしてさらに大きくなる。喜びがどんどん高まっていく。
そのために必要なことは、たった一つだけだ。あなたはただ、自分の「欲しいもの」に全神経を集中させるだけでいい。平和が欲しいなら、平和のことだけ考える。愛が欲しいなら、愛のことだけ考える。
ジミーチュウのパンプスが欲しいなら、ジミーチュウのパンプスのことだけ考える。平和は不可能だとか、愛はすぐに消えるとか、ジミーチュウのパンプスを買うお金なんてないとか、そういうことは一切考えいてはいけない。

ただ自分の欲しいもののことだけを考える。そして、子犬がスリッパにおしっこをしようとするたびに、抱き上げて外に連れて行ってあげよう』。
う〜ん、なるほど。僕たちが欲しいものを手に入れるために必要なたった一つの事とは、自分の「欲しいもの」に全神経を集中させる事であり、そのためには少しずつ、思考パターンを変えるトレーニングと言うものが必要なんですね。
以上で、今回の本の内容紹介は終わりです。
いよいよここから先のお話では、この本のメインテーマでもある「思考が現実化する」という事を、実際に体験するための九つの実験が始まります。その実験はどれも簡単にできるものばかりで、しかも、とてもユニークで面白い実験ばかりです。
この本で紹介されている実験を行ってみれば、誰もが「思考が現実化する」ということを、「知識として知る」だけではなくて、「身をもって体験する」という事ができると思います。
もし今回の記事を読んで本書に興味を持たれた方は、ぜひ読んでみて、実験してみてはいかがでしょうか。おすすめの一冊です。
終わりに
いかがだったでしょうか。
今まで「思考は現実になる」という言葉自体は知っていても、実は本心では信じていなかった、っという人も多かったのではないでしょうか?何故なら「思考が現実化する」という事を、目に見える形で証明する方法なんてありませんでしたからね。
この本が画期的だったのは、その「思考が現実化する」という事を、科学的な実験をもとに、自ら「体験する」と言う事ができるから本だからです。
この本の最後で著者は、この九つの実験すべてやり遂げた人に、ある提案をしています。その提案とは?
最後にそれを紹介して、終わりにしたいと思います。
やった!ハイタッチをしよう
パム・グラウト・『あなたはここまで読んできた。九つの実験もすべて実行したことを願っている。あなたは勇敢にも、未知の領域に向かって一歩を踏み出した。
何事も、最初の一歩が一番難しい。つまり一番難しいところはもう終わったということだ。でも、今やめてしまっては、冒険のいちばん楽しいところをみすみす逃すことになってしまう。挑戦のごほうびはこれからやってくるのだから。
ここで私は、次のような提案をしたい。地元のコミュニティや協会、または行きつけのお店でも何でもいいので、この本を読んだ人で集まってグループを作るのだ。

FPはいつでも私たちのそばにいて、いつでも私たちを導いてくれるけれど、それをお互いに確認できる生身の人間が身近にいるのはありがたいことだ。それに、仲間の存在はいつでも助けになる。
犯罪には共犯者が必要だ。そして、同じように、スピリチュアルの冒険に出るのなら、自分の話を聞いてくれる人、自分を励ましてくれる人、この冒険を始めた理由を思い出させてくれる人が必要だ。
エイブラハム=ヒックスの教えがよく言っているように、「世界を創造したエネルギーと一体になると、宇宙があなたと同じ波長で振動している人をあなたのもとに届けてくれる」のだから。
中略
でも、それにはどうすればいいのかって?ここでいちばんのアドバイスは、とにかく実践して楽しむことだ。実践して楽しむことが、いつでも究極のエネルギー発生装置だ。
仲間を集めてグループを作ろう。そこにいれば、いつでも守られている、大切にされていると安心できるグループだ。決まった会合は開かなくてもかまわない。電話で話すだけでも十分だ。
中略
もちろん、ゴールラインまで一人で歩いていくこともできる。でも、旅の本当の楽しみは、同行者がいることだ。誰かと一緒に挑戦し、声をそろえて勝利の雄叫びをあげることだ』。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
オススメ動画の紹介
最後に、この本の内容を紹介しているおすすめ動画がありましたので、もし宜しければ、こちらも参考にしてみて下さい。