皆さん、こんにちは。
皆さんは、『思考は現実になる』っという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
この言葉はかつて、ナポレオン・ヒルという人物が書かれた本のタイトルにも使われた言葉でもあるので、ご存知の方もいるのではないでしょうか。
『思考は現実になる』
う〜ん、果たしてこの言葉は真実なのでしょうか?もし真実だとしたら、どうすれば思考は現実するのでしょうか?
今回皆さんに紹介するのは、『思考が現実化するメカニズム』についてとても詳しく書かれているこちらの1冊です。
『パム・グラウト著 桜田直美訳 こうして、思考は現実になる2』(サンマーク出版 )。
この本の帯には、こんな言葉が書かれています。
『これは、「魔法」
ではありません。
誰もが身につけられる
「スキル」です。』
そして、こんな言葉も書かれています。
『もう、
これ以上知識は
いらない —
必要なのは
『実践』だ。』
これから少しだけこの本の内容を紹介していきたいと思いますので、良かったら読んでいただけると嬉しいです。
著者紹介

著者
はじめに、この本の著者の紹介をしたいと思います。この本は、パム・グラウト( Pam・Grout)さんという女性の方が執筆をされています。
アメリカ・ニューヨークタイムズのベストセラー作家でもあり、これまでに著作が18冊、それ以外にも、映画の脚本を2本、舞台の脚本を4本、テレビシリーズの脚本を1本など書き、2つのiPhoneアプリを制作した事があるとのことです。
著者は元々本業はライター業をされているそうで、今までに「ピープル」誌、「メンズ・ジャーナル」誌、ウェブサイトの「CNNトラベル」、「ハフィントン・ポスト」などに寄稿し、またご自身の旅行ブログの記事なども執筆をされています。
趣味はピックルボールとクロスワードパズル。
著者の公式ウェブサイトはこちらから↓
著者の主な書籍はこちら↓
『こうして、思考は現実になる』(サンマーク出版)、『こうして、夢は現実になる』 (サンマーク出版)、『THE GRATEFULNESS』(サンマーク出版)
以前書いた著者の本の紹介記事はこちらから↓
訳者
この本は、桜田直美さんという女性の方が翻訳をされています。早稲田大学第一文学部卒。
主な訳書は『とりあえず15分から始めなさい』(サンマーク出版)、『できる人の人生のルール』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『中国臓器狩り』(アスペクト)、『10年後の世界』(角川書店)、『アンネ、わたしたちは老人になるまで生き延びられた。』『長寿と性格』(共に青龍出版)など多数あります。
本の内容紹介

ここからは、この本の内容紹介などをしていきたいと思います。
この本では各章ごとに、以下のようなお話が紹介されています。
第一章・世界の「大嘘」を見抜き、思い通りの世界を手に入れよう
第二章・「思考は現実になる」を日常で活用するための九つの実験
実験1・「朝いちばんの力」の命題
実験2・赤い薬の命題
実験3・「自分の物語」の命題
実験4・「私は全てを愛してい る」の命題
実験5・「お金の大嘘」の命題
実験6・新月からのメッセージの命題
実験8・預言者の命題
実験8・プラシーボの命題
実験9・「やった!月曜日が来た!」の命題
さすがに本の内容全ては紹介できませんので、今回の紹介記事では主に、「思考が現実化」する仕組みについてのお話などを中心に紹介してみたいと思います。
人生は自分の思い通りに創れるものなの?

この本のタイトルにもなっている「思考は現実になる」と言う言葉を聞いた事がある人ならば、誰もがこんな疑問を持つのではないでしょうか?
「いやいや、思考が現実になると言うのなら、なぜ自分の思考(願い)は一向に現実化しないの?」…っといった疑問についてです。
今までに「潜在意識」や「引き寄せの法則」について書かれた本などを読み、実際に試したことがある人ならば、きっと誰もが疑問に思う事だと思います。
では一体なぜ、思考が現実にならないのでしょうか?
著者は自身の過去の体験談を踏まえ、次のようにその理由を語っています。
あなたには、思い通りの人生を作る力がある
パム・グラウト・『妊娠七ヶ月を迎えたある日、私は、一番新しいボーイフレンドから、一緒に住んでいたコネチカット州の片田舎にある家を追い出されたばかりだった。

その当時、何人もの男性と付き合っては別れることを繰り返していた私は、「将来成功しそうな人」と思われるようなタイプからはもっとも遠い存在だった。
お腹の子供はどんどん大きくなっていくのに結婚もしていないし、今日これからどこへ行ったらいいのかすら、見当もつかないありさまだった。
さらに悪いことに、七月の半ばだというのに、追い出された家から持ち出した家財道具をすべて詰め込んでいた小さな青い車のエアコンは壊れていた。

平均気温三八度という猛暑の中、私はその車に乗って、アメリカ大陸の反対側に向けて出発した。目的地は特に決まっていなかった。
—-ー間違いなく、何かを変えなければならない状況だ。
後に私が熱心に学ぶことになる「奇跡のコース」によると、どうやらこの惨めな状況の責任はすべて私にあるらしい。
今の私が、大きな愛に包まれていないのも、無限の豊かさを手に入れていないのも、私の意識「世界は悪いことだらけだ」という大きな勘違いをしているからだというのだ。
私が頑固な思い込みをすべて捨てれば—–つまり、「あの男は最低だ」という恨みや、世界の仕組みについて勘違いしていることをすべて捨てれば—–私はすぐにでも、本当の幸せを手に入れられるという。

簡単にいうと、「奇跡のコース」は、私の人生を根底から変えようとしていたのだ。
しかし私も、簡単に降参したりはしなかった。コースの教えを相手に、頭の中でこんなやりとりを繰り返した。
私ー「でも、私には何か問題があるの。きちんと解決しなくちゃ」
コースー「問題のことなんて忘れるの!」
私ー「でも、物事には正しいことと間違っていることがあるでしょう?」
コースー「自分が何でも正しく判断できると思うのはやめなさい」
私ー「でも…..でも…..」
こんなやりとりを何百も繰り返しながら、ほんの少しずつではあるけれど、私は自分の思い込みや、昔の思考回路を手放していった。
自分に、ここまで悲惨な人生を作る力があるのなら、楽しい人生を作る力だってあるはずだということが、だんだんとわかってきたのだ。

実際、「奇跡のコース」は手加減というものを知らなかった。「完璧な平和と、完璧な喜びは、あなたの生まれながらの権利です」とまで断言したのだ。ただし、私が思い込みを捨てさえすれば、の話だが。
私ー「でも、思い込みを捨てるのは、すごく難しそうです」
コースー「難しくはありません。それがあなたの自然な状態です。ただ、多くの人が知っている「常識」とは大きく違うということです」
そして、本書に書いてあるのもそういうことだ。この本は、自分が捕らわれている精神の牢獄(ろうごく)に鉄球をぶつけ、こなごなに破壊することを目指している。
鏡に映った「これまでの自分」のことはすっかり忘れてしまおう。あなたがこれから見つめるのは、無限の可能性に満ちたフィールド、すなわちフィールド・オブ・ポテンシャリティ(FP)だけだ』。
う〜ん、なるほど。自分の思い通りの現実を作り出していくためには、自分の中にある「間違った思い込み」というものを、まずは手放していく必要があるようですね。
著者が本書に込めた思いとは?

著者によると、人が愛や豊かさを手に入れる事ができない理由とは、自分の中にある頑固な思い込みや、世界の仕組みについて勘違いしていることが原因であり、それらを手放す(捨てる)事さえできれば、すぐにでも本当の幸せを手にする事ができるというお話をされていました。
著者はこの本のテーマについて、次のように語っています。
本書は「手放す」力をあなたに与える
パム・グラウト・『この本は書店の「自己啓発」のコーナーに並べられることになるだろう。それでもかまわない。でも本当のところ、この本はむしろ「自分で自分を啓発するな」といっている。
「自分で勝手に決断するな」「じぶんがいちばんよくわかっていると思い込むな」と言っている本だ。
この本のメッセージは、手放すことだ。
古い思考を手放そう。そして、愛にあふれ、大きな力を持つエネルギーにすべてをゆだねる。その力は、あなたが今までに見た何よりも大きく、大胆で、明るく、そしてそう、何よりも奇妙な存在だ。

この神聖なエネルギーこそが、人生そのものだ。
私たちがどんなにたくさん心の壁を築いても、どんなに悲惨な人生を送っていても、宇宙のエネルギーはいつでもそこにいる。
そして、いつでも両手を広げて、私たちを迎え入れてくれる』。
う〜ん、なるほど。古い思考を手放すという事が、この本の大きなテーマの一つなんですね。
本書を読み進めるための2つの大切なポイント

著者によるとこの本は、僕たちが自身が持っている、古い思考や思い込みを手放すための力を与えてくれる本、だという事です。
そして、これから本書を読み進めていく上で、次の2つの大切なポイントがあると著者は語っています。
その大切な2つのポイントとは
①・他人の考えは気にしない
②・大切なのは「あなたが」どう考えるかということだけ
っというものです。
なぜこの二つが大切なのでしょうか?。著者はその理由について次のように語っています。
世界はあなたに「大嘘」をついている!

パム・グラウト・『ここで警告しておこう。もしあなたが、この上下逆さまのへんてこな本を読みつづけるなら、次に逆さまになるのはあなたの世界観だ。

電車の中やカフェでこの本を読んでいる人は、まわりの目が気になってしょうがないだろう。「うわあ、あの人、本を逆さまに持っているよ。字が読めないのかな」と思われたらどうしようと心配しているに違いない。
そんな人には、この本を読み進めるために大切な、次の二つのことを言っておきたい。
①他人の考えは気にしない

・他人の考えを気にするのは古い思考パターンの一つであり、そんなものはいますぐに近くのドブに捨ててしまおう。むしろ、ページをめくって、新しい考えにぶつかるたびに、にやりと笑い、ガッツポーズを取るぐらいのことをしてもらいたい。
自分の考えたいことだけを考え、他の人の考えなんか気にしなくなること。それが、最高の自分に到達する近道だ。
②大切なのは「あなたが」どう考えるかということだけ

・これはまさに、文字通りの意味だ。あなたが考えることが、あなたの現実になる。そしてこの本は、まず何よりもあなたの思考を向上させることを目指している。つまり、意識のアップグレードだ。
この本の目標は、これから説明する「ワールドビュー2・0」をいち早く身につけることだ。私たちの誰もが、いずれは新しい現実を受け入れざるを得なくなる。
それならば、早く始めるに越したことはない』。
う〜ん、なるほど。「他人の考えは気にしない」、大切なのは「あなたが」どう考えるかということだけ。本書を読み進めて行くには、この二つの事を意識しておくことが大切なんですね。
ワールドビュー2.0ってどう言うものなの?

著者によると、『世界はあなたに「大嘘」をついている』と語っていました。
そしてこの本の目標は、これから説明される「ワールドビュー2・0」と呼ばれる世界観を、いち早く身につけることであるということでした。
では、そもそも著者が語る「ワールドビュー2・0」と言うのは、一体どういった世界観なのでしょうか?
著者は(ワールドビュー2・0)と言う世界観について、本書の中で次のように説明しています。
いち早く身につけるべき「ワールドビュー2・0」とは?
パム・グラウト・『ワールドビュー2・0とは、簡単にいうと、今の常識とはまるっきり正反対の考え方のことだ。ワールドビュー2・0には、次の二つの大きな原則がある。

①・エネルギーの世界は、この世に存在するすべてのものの土台になっている
すべてのものはエネルギーでできている。エネルギーは、見ることも触れることもできず、味もしなければ匂いもしない。どんな形にもなる。水のようなものだ。
科学者たちは、今からおよそ100年前に、すでにこのエネルギー網(「フィールド」と呼ばれることが多い)の存在を発見していた。
しかし、あまりにも理解を超えた存在だったため、今でもその力を自分のものにしている人はほとんどいない。エネルギーの発見から100年たった現在でも、たいていの人は相変わらず物質的な世界しか見ていない。

中略
ほとんどの人は、スピリチュアルの世界を実際に見ることはできない。しかし、その目に見えない世界が、果てしなく巨大な意識と私たちをつなげてくれている。その意識を使えば、何の制限もなく、どんなものでも創造することができる。
②・誰でも幸せになれる
実際のところ、すべての偏見を取っぱらって見る本当の世界は、あなたの考える世界とは似ても似つかない。あなたが「現実」だと思っている世界は、実は頭の中で勝手に作った映画のセットのようなものだ。

あなたの目に世界がどんな姿で映っていようとも、何の偏見も加えられていないありのままの世界は、まさに可能性のかたまりで、純粋で完璧な愛でできている。
エネルギーの世界では、すべてが協力的で、ユーザーフレンドリーで、ウィンウィンだ』。
う〜ん、なるほど。この世に存在するあらゆるものは「エネルギー」でできていて、そして、僕たちが「現実」だと思っているこの世界は、実は頭の中で勝手に作り上げた映画のセットのようなものなんですね。
思考の力は強力?

皆さんは普段、一体どんな事を考えて生活をしている時間が長いでしょうか?
・明るく楽しく、ポジティブな気分になるような事を考えて生活している時間の方が長い?
それとも…
・不安や怒り、恐れなど、ネガティブな気分になるような事を考えて生活している時間の方が長い?
著者によると、ポジティブ思考とネガティブ思考、この二つのどちらにより多くの思考を向けているのかによって、人の人生の幸、不幸が決まってしまうと言うことです。
著者は次のようにその理由を語っています。
「思考」の使い方を間違うと、人生の犠牲者になる
パム・グラウト・『私たちは量子の時代に生きている。
中略
この新しい量子の時代が始まってからもう1世紀は経つのに、意識の方は昔とちっとも変わっていない。驚異的な力の存在が明らかになったのに、自分の人生で活用することすらしていない。
その代わりに何をしているかというと、せっかくの思考の力を使って、自分を犠牲者にしているのだ。つまり、人生につらいことがたくさん起きるせいで、自分はひどい目にあっていると思い込んでいるのだ。

もちろん、思考にまったく力がないのであれば、こんな間違った考え方をしていても何の問題もないだろう。しかし、実際は、私たちの思考にはとてつもなく大きな力がある。
たとえるならば、思考は無線信号と同じだ。思い込みや期待を量子フィールド(またの名を可能性のフィールド、すなわちFP)に送り出し、それとまったく同じ周波数を持つものを自分の人生に引き寄せている。

実際に量子物理学の世界では、何かを見るときに、その見る対象に影響を与えないのは不可能だということが証明されている。
それは「観察者効果」と呼ばれていて、今まで常識だと思っていた世界の仕組みを根底から覆すような考え方だが、よく考えてみればとてもワクワクする考え方でもある。
なぜなら、次のようなことを意味するからだ。
・私たちが現実だと思い込んでいる三次元の世界にしばられる必要がなくなる
・私たちは無力な犠牲者ではない
・宇宙という応援団が、ただ私たちが参加するのを待っている
目に見える「外側」の世界は、「内側」にあるものを反映した姿に他ならない。そして「内側」とは、私たちの意識のことだ』。
う〜ん、なるほど。思考は無線信号と同じで、自分が送り出しものとまったく同じ周波数を持つものを、自らの人生に引き寄せてきてしまうんですね。
もう、これ以上知識はいらない—–必要なのは「実践」だ

ここまでの著者の話を読んで分かった事は、次のような事です。
・この世界にあるものはすべてエネルギーで出来ている
・思考には強力なパワーがあり、思考は無線信号と同じで、僕たちの思い込みや期待を量子フィールド(FP)という所に送り出し、それとまったく同じ周波数を持つものを、自分の人生に引き寄せている
っという事でした。
そして著者はこの「こうして、思考は現実になる2」と言う本の中で、こう言った事を単に「知識」として学ぶだけではなく、自ら「実験」を通して「体験」してみると言うことを、読者の皆さんに強く推奨しています。
実際に「実験」を通して、自らの思考が現実化すると言う事を「身をもって体験」する意義について、著者は次のように語っています。
「あなたの思考」は、「あなたの人生」で現実になる
パム・グラウト・『さあ、いよいよ、新しい実験を始めよう。….なぜ「実験」なのかって?
そう疑問を持つ人もいるだろうから、少しだけ説明しておきたい。
前著「こうして、思考は現実になる」を読んだ人ならよく知っているだろうが、私は「思考は現実化する」というようなスピリチュアルの概念も、きちんと科学的に証明されるべきだと考えている。ただ信じればいいという話ではないのだ。

なぜなら、もう何年も前から、「思考は現実になる」という考え方は、ディナーの席の話題になったり、セミナーの材料になったりしてきたのに、誰もがただ理論化するだけで、実用化してくれる人は一人もいなかった。
そのせいで、世界はまだ思ったほどの劇的な変化を見せていないからだ。どんなにすごい理論でも、実際に活用しなければ、ただの耳ざわりのいいおとぎ話だ。
だからこの本も、「こうして、思考は現実になる」と同じように、理論ではなく実践することを重視している。

あなたが宇宙のすべての人とつながっていて、すべてのものともつながっているという事実は、ただのびっくりニュースではない。あなたは、驚いているだけでなく、活用しなければならない。
あなたの思考はエネルギーの波であり、巨大な可能性のフィールド(FP)に向かって発射されているという事実を知っておかなければならないのはもちろん、日常的に活用しなければならない。

もしかしたら、私たち人類は、この原則を井戸端会議の話題にするためだけに、すでに100年もの時間を費やしてしまったのかもしれない。理想の世界や、理想の人生や、理想の人間関係を創造するために有効活用してこなかった。

この章からは、「こうして、思考は現実になる」に登場した九つの実験から導き出される、新たな命題を紹介している。もちろん、それぞれの命題を証明する実験もある。
どの実験も、あなたがFPとつながっていること、そして量子物理学はただの科学的な理論ではなく、日常生活で役に立つ道具だという事を証明している』。
う〜ん、なるほど。著者がこの本の中で紹介している九つの実験を行えば、著者の語っていることが真実なのかどうかを、読者自身が実際に確かめることができるという事なんですね。
…以上で、今回の本の内容紹介は終わりです。
いよいよここから先のお話では、実際に九つの実験を通して、『思考が現実化』するということを、自ら体験していくことになります。実験といっても決して難しいものではなく、どれも楽しみながら気軽に簡単にできるものばかりなのでご安心を。
著者も次のように語っています。
楽しめば楽しむほど、実験はうまくいく!
今回の紹介記事を読んで本書に興味を持たれた方は、ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。オススメの一冊です📕。
終わりに
いかがだったでしょうか。
今回紹介した「こうして、思考は現実になる2」という本は、著者の前作「こうして、思考は現実になる」の内容を、さらにパワーアップしたような内容の一冊となっています。
先ほど著者も語っていた通り、今まで『思考は現実化する』ということは、単に理論化されることはあっても、それを実際に確かめる方法というものは存在しませんでした。
しかしこの本では、今まで「思考は現実になる」や「引き寄せの法則」で教えられてきたスピリチュアルの概念を、単に理論として(知識)として学ぶだけではなく、実験によって「自ら体験する」ことが出来るという、とても画期的な内容の本となっています。
この本の冒頭に次のようなお話が紹介されていますので、最後に紹介して終わりにしたいと思います。
推薦文
ニューヨークタイムズ・ベストセラー著者 ガブリエル・バーンスタイン
推薦文
『あなたが引き寄せの経験者でも、またはまったくの初心者でも、思考の力をもっと強く信じたいと思っているなら、本書はまさに必読書だ。

この本に登場する実験は、効果抜群というだけでなく、簡単に出来るし、やっていてとても楽しい—–それが、この本のいちばんいいところだ。
「引き寄せの法則」という宇宙の自然な秩序を信じれば、自分には、自分の望む現実を創造する力があるという事実を受け入れられるようになるだろう。そして、それを受け入れたとき、人生は本当の意味で輝きだす。
思考の力を使って理想の人生を作るのは、魔法ではない。誰でも身につけられる、一つのスキルだ。私たちの中に眠っている偉大な力、すなわち思考とエネルギーを活用するとき、あなたはぞくぞくするようなスリルを味わうだろう。
中略
私はエネルギーと意図の力の関係や、引き寄せの法則の勉強をずっと昔から続けている。しかし、そんな私でも、FPの導きの奥深さを忘れてしまうことがある。
FPのエネルギーはいつでもそこにあり、ただ私たちが気づくのを待っているということを、ついうっかり忘れてしまうのだ。

心と体に染みついた恐怖をぬぐいさり、奇跡が存在することを思い出す—–それが、私たちに与えられた課題だ。そして、奇跡を体験する能力を磨きたいと思っているなら、このパム・グラウトが最高の先生になってくれるだろう。
中略
この本の実験を行って、目の覚めるような体験をしよう。豊かさとシンクロニシティの流れに包まれよう。楽しく読み、楽しく実験し、そしてパムの導きに全てをゆだねる—–そうすれば、きっと奇跡が起こるだろう!』
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

