皆さん、こんにちは。
突然ですが皆さんは普段、(感謝)ってしているでしょうか?。例えば、人が何かしてくれた事に対してや、自分が持っている物に対してなどなど、感謝する対象って色々とありますよね。
実はこの「感謝」という行為には、僕たち自身が考えている以上に、人生を変える大きな力があるようなのです。それは一体どういうことなのか?
今回皆さんに紹介するは、そんな「感謝」をテーマにしたこちらの1冊です。
『パム・グラウト著・桜田直美訳・新版「感謝」で思考は現実になる・THE GRATEFULNESS (ザ・グレイトフルネス 感謝で満たされると思考がどんどん現実になる 最高の習慣術』(サンマーク出版)
この本の冒頭著者は、こんな事を書いています。
パム・グラウト・『
感謝することを
熱心に探すだけ。
そうすれば、
すばらしいことが
次々に見つかる。』
これから少しだけ本書の内容を紹介をしていきたいと思いますので、よかったら読んでいただけると嬉しいです。
著者紹介

はじめに、この本の著者と訳者の方のご紹介をしたいと思います。
著者
この本の著者は、パム・グラウトさんと言う女性の方が執筆をされています。ニューヨークタイムズのベストセラー作家でもあり、これまでに18冊の本を出版されています。(2019年時点)。
それ以外にも今までに、映画の脚本を2本、舞台の脚本を4本、テレビシリーズの脚本を1本書いており、それ以外にも、アイフォン向けアプリ2つ制作しているとのことです。
著者は元々本業はライターをなさっている方で、大学ではジャーナリズムを学んでいた事もあったそうです。
主な書籍は、『こうして、思考は現実になる』『こうして、思考は現実になる2』、『こうして、夢は現実になる』(全てサンマーク出版)。
ご自身の著作物以外にも、『CNNトラベル』『ハフィントンポスト』『メンズ・ジャーナル』誌、『ピープル誌』などなど、多数の出版物に記事を書いています。
著者の各種SNSはこちらから↓
以前紹介した著者の本の紹介記事はこちらから↓
訳者
この本は、桜田直美さんという女性の方が翻訳をされています。早稲田大学第一文学部卒。これまでに数々の翻訳活動に携わっているそうです。
今までに以下の翻訳作業に携わっています。
『こうして、思考は現実になる2』『とりあえず15分から始めなさい』『こうして、夢は現実になる』『脳は(ものの見方)で進化する』(全てサンマーク出版)『THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法』『より少ない生き方』(以上かんき出版)『睡眠こそ最強の解決策である』(SBクリエイティブ)『生きるために大切なこと』(方丈社)『10% HAPPIER』(大和書房)『出来る人の人生ルール』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)『中国臓器狩り』(アスペクト)『10年後の世界』(角川書店)『アンネ・わたしたちは老人になるまで生き延びられた。』『長寿と性格』(以上清流出版)。
『THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法』(かんき出版)
本の内容紹介

ここからは、この本の簡単な内容紹介などをしていきたいと思います。
この本では各章ごとに、次のようなテーマのお話が紹介されています。
第1章・正しい「感謝」をすれば、欲しいものはなんでも手に入る
第2章・さあ、感謝のゲームを始めよう
第3章・「感謝の周波数」に乗るためのパーティーゲーム
パーティーゲーム1・宝物を作ろう
パーティーゲーム2・応援団に入部せよ!
パーティーゲーム3・感謝の筋肉を鍛える
パーティーゲーム4・壊れたレコードになる
パーティーゲーム5・砂浜から目を離すな!
パーティーゲーム6・幸運を引き寄せる「磁石」になる
パーティーゲーム7・宇宙に全てを任せる
パーティーゲーム8・「サイテー」とハイタッチ!
パーティーゲーム9・未来宣言
パーティーゲーム10・「お気に入りの木」を探せ
パーテイーゲーム11・ストップ!「かわいそうな私」
パーティーゲーム12・シャーロック・ホームズになれ!
パーティーゲーム13・魔法の「真逆言葉」を言う
パーティーゲーム14・ワンダーウーマンは君だ!
パーティーゲーム15・宝物を探せ!
パーティーゲーム16・まろUP !
パーティーゲーム17・携帯電話に「ありがとう」を言う
パーティーゲーム18・愛のレーザービーム発射!
パーティーゲーム19・笑いの伝染病を起こせ
パーティーゲーム20・病院ごっこ
最後にまた、感謝の収益報告書を作成しよう
さすがに本の内容全ては紹介できませんので今回の紹介記事では主に、本書のタイトルにもなっている、なぜ「感謝で思考が現実になる」のか、っと言うことについてのお話を紹介したいと思います。
素晴らしい人生と問題だらけの人生を分ける要因とは?

皆さんは今までに、こんな風に思ったことはないでしょうか?
ありとあらゆる事が上手くいき、誰もが羨むような、とてもすばらしい人生を送っている人もいれば、その逆に、いろんな事が上手くいかずに、常に問題ばかりに直面してしまうっと言う人もいたりします。
なぜ、素晴らしい人生を歩む人もいれば、問題だらけの人生を歩んでしまう人もいるのでしょうか?
著者によるとその違いとは、僕たち自身が送り出している「エネルギーの振動」に、大きな違いがあるそうなのです。
著者は次のように語っています。
私たちの思い込みや期待が宇宙に投影され、私たちがが送り出しているエネルギーの振動が、実際に人生で経験することを決める
パム・グラウト・『宇宙のエネルギーには、無限の可能性がある。私たちは、その中のごく一部だけを認識して、それに「現実」と言う名前をつけている。
私がFPと呼んでいる無限の可能性は、例えるならインターネットに似ているかもしれない。無限の資産をみんなに提供しているからだ。人は誰でも、その中から好きなものをダウンロードして、自分の人生に生かすことができる。

そして大抵の人は、親や社会に影響されて、この「FPクラウド」から何をダウンロードするかを決めている。そのため、遠い祖先と大体同じような現実をダウンロードしている。5歳の頃からダウンロードするものの中身が変わっていない人もいる。
この物質世界に存在するものは、全てエネルギーの波(またの名を「思考」)の状態から始まっている。形のないエネルギーが何らかの形になり、「もの」として私たちの周りに出現する。
例えばiPhoneも、最初はスティーブ・ジョブズとアップルのエンジニアたちの思考だった。彼らがまだ形のないアイデアに意識を集中したために、やがて実際に出来上がったのだ。

中略
また、iPhoneに入っているアプリやアドレス帳の中身が持ち主によって違うように、私たちがFPからダウンロードするものも、人によって様々だ。

中略
それぞれがダウンロードしたエネルギーは、電波となってそのまま宇宙に送信される。私たちの思い込みや期待が、宇宙に投影される。
この電波が、私たちの人生を動かすエンジンだ。私たちが送り出しているエネルギーは目に見えない電波となり、同じ周波数を持つ状況や経験を引き寄せている。
つまり、あなたが送り出しているエネルギーの振動が、実際に人生で経験することを決めていると言うことだ。どんなエネルギーで生きているかによって、簡単に人生の問題を見つけて解決することができるのか、ずっと問題だらけの人生なのかが決まる』。
う〜んなるほど。僕たちがこの人生で経験することは全て、僕たち自身が送り出しているエネルギーの振動の仕方によって、実際に人生で経験することが決まってしまっているんですね。
感謝の周波数に乗れば、宇宙から愛される

先ほど著者は、『あなたが送り出しているエネルギーの振動が、実際に人生で経験することを決めている』と語っていました。
…っと言うことは、この自分が発するエネルギーの振動を、「良いエネルギーの振動」に変える事が出来れば、その良いエネルギーの振動に応じたものが引き寄せられて現実化する、という事になりますね。
では、どうすればこのエネルギーの振動を、良いものを引き寄せる事ができる「良いエネルギーの振動」に変える事ができるのでしょうか?。
著者によるとその最も簡単な方法が、「感謝の周波数」に乗ることだと次のように語っています。
素直に驚き、感謝するだけで宇宙に愛される
パム・グラウト・『感謝の周波数に乗っている人は、いいものを引き寄せるエネルギーを発している。正しいときに、正しい人と出会う事ができる。難しい問題にぶつかっても、まるで奇跡のように解決策が出現する。

中略
幸せのオーラを出している人の近くにいると、それだけで自分の気分も上向きになる。その秘密は、彼らの言葉や行動にあるのではない。

ただ彼らの近くにいると、幸せのオーラに包まれたような気分になる。感謝の周波数に乗っているときは、自分でも必ずわかる。とにかく人生がうまくいくからだ。
中略
強力に愛を引き寄せる電波を出したいのなら、遊び心が大切だ。世界の驚異に素直に驚き、そして感謝しよう。そう言う人だけが、宇宙に真剣に相手をしてもらえる』。
う〜ん、なるほど。『感謝の周波数』に乗っている時はいいものを引き寄せるエネルギーを発していて、そして『感謝の周波数』に乗っている時は、人生がうまくいくようになっているんですね。
引き寄せが上手くいかない人の共通点とは?

著者は2013年に、「こうして、思考は現実になる(サンマーク出版)」と言う本を出版されました。
この本は大ヒットを飛ばし、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストで1位を獲得し、全世界20カ国以上で翻訳をされ、日本でも20万部以上が売れたと言うことです。
そして、この本の出版後著者の元には、この本を読んだ読者から毎日のように、読者自身が実際に体験した「信じられないような奇跡体験」についての報告が多数寄せられてくるようになりました。
その中には、『500ドルが当たった!』と言う報告もあれば、「夢だった仕事に就く事ができた!」と言う嬉しいお知らせもあったそうです。
ただそう言った喜ばしい報告がある一方で、こんな怒りのメッセージが送られてくる事もあったと言う事です。それは、『自分にはいい事なんて全く起こらない(怒)』と言った、怒りの内容のメールです。
著者の元に送られてくるそんな怒りのメールをいくつか読んでいるうちに、著者はある事に気づいたそうです。そのある事とは…?
「引き寄せ」がうまくいかない人に共通していること
中略
パム・グラウト・『怒りのメールを読んでいて、気づいた事がある。それは、怒りのメールを送ってくるのは、たいがいまじめな人だと言うことだ。
みんな、真剣に努力している。アファメーションをしたり、夢を視覚化したビジョンボードを作ったり、目標を紙に書いたりしている。私も以前は、熱心にそう言うワークをやっていた。

だからこそ、断言できる事がある。それは、努力しなければ何も変わらないと思い込んでいると、逆に奇跡が起こるのを阻止することになってしまうと言うことだ。
中略
どんな人でも、自分は宇宙に好かれていない、宇宙は私の望みを叶えてくれないと、心のどこかで思っているのでは無いだろうか?簡単に言えば、「自分にはいいことなんて一つも起こらない」と言う苦情のメールへの答えは、こう言う事だ。

自分が「感謝の周波数」に乗らなければ、より大きなものとつながる事はできない。聖なる電波塔から送られてくる無限の愛、可能性、喜び、自由は、不安や恐怖の声に頭の中を占領されている状態では受け止めきれないからだ。
普段の私たちは、宇宙とつながるパイプが詰まってしまっているような状態だ。宇宙からの無限の恵みを、常識という小さな器に無理やり押し込もうとしている。まるでシンデレラのお姉さんが、ガラスの靴に自分の足をねじ込もうとするように』。
う〜ん、なるほど。「感謝の周波数」に乗っている状態でないと、宇宙から与えられている「無限の恵み」と言うものを、受け取ることはできないんですね。
頭の中の○○○な声を聞くのを止める

ここまでのお話を読んでみて、こんな風に思った人もいるかもしれません。
いやいや、そんな感謝しただけで人生がそんなに簡単にうまくいくのなら、もっと大勢の人が幸せな人生を歩んでるはずでしょ!
…っと。
う〜ん、確かにそうですよね。一体どうしてなのでしょうか?。
著者曰く、奇跡の人生を手に入れる為には、実は(感謝)の他にもう一つある条件満たす事が必要だと言う事です。
その条件とは?著者は次のように語っています。
頭の中の意地悪な声を聞くことをやめる
パム・グラウト・『奇跡を起こすエネルギー・フィールドとつながるのに、努力は全く必要ない。あなたがいい子でなくても大丈夫だ。何かの公式に従う必要もない。つまり、いつでも愛だけを与え、祝福だけを与えてくれる。
中略
ただし、たった一つだけ条件がある…..。その条件とは、頭の中の意地悪な声を聞くのを止める事だ。頭の中の意地悪な声を聞き続けていると、エネルギーに雑音が入ってしまう。

私たちが永遠に続く魔法の中で生きていないのは、私たちが、宇宙の電波を安定して受け取れていないからだ。電波障害によって携帯電話やラジオに時々雑音が入るのと同じだ。
宇宙から流れてくるエネルギーを、雲のようなものがブロックしているのだ。こちらの受信機の状態が悪いせいで、雑音が入ってしまっている』。
う〜ん、なるほど。頭の中の意地悪な声を聞き続けてしまうと、エネルギーに雑音が入ってしまい、すると宇宙から流れてくるエネルギーを、雲のようにブロックしてしまうんですね。
宇宙からのサポートを受け取る方法とは?

著者の話によると、僕たちの人生に奇跡的な体験や出来事が日常的に起こらない原因は、頭の中で常に鳴り響いている「意地悪な声」が原因で、その結果、宇宙から流れ込んできているエネルギーを、まるで雲のようにブロックしてしまっていると言うことでした。
ではどうすれば、頭の中に鳴り響く「意地悪な声」を打ち消して、宇宙から流れてくるエネルギーを受け取り、宇宙にサポートをしてもらえるようになるのでしょうか?
著者によるとこの本の中には、宇宙からサポートをしてもらえる自分になるための、「30日間の実験」と言うものが紹介されていると次のように語っています。
宇宙のサポートを受けられる自分になる「30日間の実験」
パム・グラウト・『どうしてこうなったのかはよくわからないけれど、いつのまにか宇宙のPR担当を引き受けてしまったようだ。
中略
宇宙のPR担当はたくさんいる。その1人である私の仕事は、「あなたは無条件で愛されている」と言うメッセージを広めることだ。どんなときも、何があろうと、例外なく、あなたは愛されている。

宇宙は必死になってあなたとつながろうとしている。宇宙(呼び方は神でも、無限の可能性でも、とにかくなんでもいい)はただ、あなたを祝福したいと思っている。あなたを導き、助け、最高のあなたになってもらうのが宇宙の望みだ。
そしてうれしいことに、宇宙のサポートを受けるために、あなたがしなければいけないことは何もない。宇宙の信頼を勝ち取る必要もない。ただ、世間から刷り込まれた「常識」を手放せばいいだけだ。
意識の中に空きスペースを作り、宇宙のエネルギーが流れ込めるようにするだけでいい。がむしゃらにがんばるのをやめて、ただ流れに身を任せるだけでいい。

中略
今すぐに私の言葉を信じる必要はない。今から行う30日間の実験で、信じられないような証拠をイヤというほど目撃することになるのだから。自分が今までに「偽物の現実」にしばられていただけだということが、心の底から理解できるだろう』。
う〜ん、なるほど。宇宙のサポートを受けるために僕たちがしなければいけないことは特にないけれども、強いて言えば、世間から刷り込まれてしまった「常識」と言うものを手放す必要があるんですね。
…以上で、今回の本の内容紹介は終わりです。
いよいよここから先のお話では、「感謝の周波数」に乗るための、30日間毎日行う(感謝のゲーム)と呼ばれるエクササイズ(実験)が登場します。
それ以外にも、気が向いた時に「感謝の力」を感じるための、(パーティーゲーム)と呼ばれる方法も紹介されています。
どちらの(ゲーム)も誰でも簡単に行えるものばかりなので、今回の記事を読んで本書に興味を持たれた方は、ぜひ1度読んで見てはいかがでしょうか。おすすめの1冊です📕。
終わりに
いかがだったでしょうか。
(感謝の周波数)に乗る事さえできれば、どんな願いもどんどん叶っていく。著者の語るこんな話を聞いても、信じられない人もきっと多いと思います。
そんな読者の皆さん対して、著者が日頃から大事にしている考え方があります。その考え方とは、「スピリチュアルは単なる理論だけで終わりにするのではなく、実際にやってみることが大切」だという考えです。
著者はこの本を読む読者に向けて、こんなメッセージを送っています。
宇宙の力を自由に使えるようになるための「実験」をしよう
パム・グラウト・『この本では、感謝の周波数に乗り、宇宙の力を自由自在に使えるようになるための簡単な実験を紹介している。私がいつも言っているように、スピリチュアルは理論だけで終わりにしてはいけない。実際にやってみることが大切だ。
この30日間の実験は、とてもつもなくシンプルな考えから生まれている。やるべきことはたった一つ。このたった一つだけを、毎日続ければいい。
どんな実験かって?それは、30日間、猛烈に感謝するという実験だ。

自分自身に、一日中、奇跡を探すミッションを課す。そうすれば、真実が向こうからやってくる。実験で証明するのは、「感謝できることを熱心に探していれば、感謝できること次から次へと見つかる」という考え方だ。
これさえ習得すれば、あなたは末永く幸せに暮らせるだろう。
たった一つの実験だけでは満足できない読者のために、この本では、20個のパーティーゲームも紹介している。簡単にできて、底抜けに楽しくて、しかも宇宙の豊かさをどんどん引き寄せられるゲームだ(このゲームについては、だい2章でくわしく説明する)。

この感謝のパーティーゲームをやれば、今まで見えていなかったもう一つの宇宙が、突然目の前に現れるだろう。そしてあなたは、びっくりしてこんなことを言う。
「え、これは何?いつもの落ち込みはどこへ行ってしまったの?恐怖もすっかり消えてしまった。昔の私は頭がおかしかったのかしら?」
愛は恐怖に勝つ。笑いは涙に勝つ。そして豊かさは喪失に勝つ。それが真実だ。あなたもすぐに、真実を目撃するだろう。
そのすべては、すぐ身近にある「美しいもの」に気づくことから始まる。あなたはすでに、美しい光に包まれている。ただ「感謝の周波数」に乗るだけでいい』。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。



