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オススメ本の紹介・ザ・コンパス「喜び」がすべての指針

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皆さん、こんにちは。

皆さんは自分にとって何か重大な決断を決める時、一体何を基準にして、どのように決めたりするでしょうか?

一般的には、メリットデメリットなどを総合的に比較検討などして、自分にとってよりメリットの大きい方を選ぶという、そういった選択決断の仕方を選ぶ人が多いのではないでしょうか?

そう言った選択の仕方も勿論有りだと思いますが、最も最良の選択や決断をするための、何か基準になるようなものがあったら良いですよね。

実はそんな指針となるようなものが、僕たち人間にはもともと備わっているそうなのです。

今回紹介するのは、そんな自分にとって最高の選択決断をするための、ヒントが書かれているこちらの1冊です。

アラン・コーエン島津公美ザ・コンパス【喜びがすべての指針】(晋遊舍)

この本の最初に、著者のこんな言葉が書かれています。

アラン・コーエン・

すべては「喜び」を感じられるかどうかだ
そのためには どこにだって行くし
知るべきことは わかるようになっている
さあ 自分の楽園に向かおう

これから少しだけ、本書の内容などを紹介していきたいと思いますので、よかったら読んでいただけると嬉しいです。

著者&訳者紹介

はじめに、この本の著者訳者の方を紹介してみたいと思います。

著者について

この本は、アメリカ生まれで現在ハワイに在住している、アラン・コーエンさんという方が執筆をされています。

世界25カ国で書籍が発売されているベストセラー作家でもあり、ニューヨークタイムズの(心のチキンスープ)と言う本の共著者でもあります

人生を信じ、真の豊かさを手に入れて生きる事を提唱し、全米のテレビ・ラジオ番組への出演やセミナー、講演活動など、現在もご活躍をされています。

日本にも度々来日して、参加者のスピリチュアルな成長を促すセミナーや講演活動なども積極的に行なっているそうです。

主な著書に『だいじょうぶ、あなたはすべてうまくいく』(フォレスト出版)『人生の答えはいつも私の中にある』(ワニ文庫)、『大震災のメッセージ』(SBクリエイティブ)、『求めるよりも、目覚めなさい』(ダイアモンド社)、『魂の声に気づいたら、もう人生に迷わない』(徳間書店)『頑張るのをやめると、お金とチャンスがやってくる』(PHP出版)など多数。

以前書いた、著者の本の紹介記事はこちらから↓。

頑張るのをやめると、お金とチャンスがやってくる

今まででいちばんやさしい「奇跡のコース」

訳者について

この本の訳者は、島津公美さんという女性の方が翻訳をされています。大学卒業後、英語教師として勤務した後、1年間のイギリス留学を経た後、退職。現在はTESOL「注・TESOLとはTeaching English to Speakers of Other Languagesの略で、英語を母国語としない生徒に英語を教える教授法というもののようです」を取得し、英語の個人レッスンと翻訳活動などの仕事をされているそうです。

主な訳書には、『エンジェル・コンタクトCDブック』(晋遊舎)、『ザ・シフト』『フラクルタイム』『ゴッド・コード』(ともにダイアモンド社)などがあります。

本の内容紹介

ここからは、この本の内容紹介などをしていきたいと思います。

この本では各章ごとに、次のようなテーマのお話が紹介されています。

第1章・喜びがコンパス

第2章・天使はどうして空を飛べるのか

第3章・目的地を目指す

第4章・心の道筋

第5章・ビジョンを生きる

第6章・家に帰ろう

さすがに本の内容全ては紹介できませんので、今回の紹介記事では主に、この本のタイトルにも使われている、第1章・喜びがコンパスというお話について、簡単に紹介してみたいと思います。

何かを決断する際に、どうやって選択決断をすればいいの?

皆さんは普段、何か自分にとってとても大切なことを決める時、何を基準選択決断をするでしょうか?選択決断をする際の基準と言うのは、人それぞれでかなり違うと思います。

でも、一番多い判断基準の一つといえば、多分、メリットデメリットと言った、いわゆる自分にとっての損得勘定が、最も大きな判断基準になっている人も多いのではないでしょうか?

自分にとってのメリットデメリットなどの、いわゆる損得勘定を選択する基準にするのも悪くはないかもしれませんが、でも、それが自分にとっての正しい選択なのかどうかは、いまいち確信が持てない時もあると思います。

そんな時、何かを選ぶ明確な判断基準になるようなものがあればいいと思いませんか?。

著者によると、そんな判断基準になるようなものが人間にはもともと備わっているそうなのです。その明確な基準とは?

著者は次のように語っています。

喜びがコンパス(指針)

癒しの第一歩は、
むやみに外に向かって踏み出すのではなく、
内なる世界へそっと踏み出すのです。

アラン・コーエン・『私に新しいグル(師匠)ができました。彼女の名前はシャネル。まん丸い茶色の瞳とツンと上向きの鼻をした5歳のグルは、私にとって最も賢い師であり、とてもシンプルな人です。

この年頃の他の子にはありがちなのに、お母さんと一緒に私の家を訪ねてきた時から、グルが大人の世界にまったく興味を示さないことに、私は驚きました。

何しろ、「お年はいくつ?」といったやり取りやお天気の話題など、ありきたりな話にまったく加わらないばかりか、学校であったことさえ彼女にとってはどうでもいいことのようで、私の家に入ってくるなり、台所に置いてあったセサミストリートの人形に向かって、いちもくさんに走っていきました。

それ以来、私と彼女はまるで旅の道連れのように、ただ一緒にいることが二人にとっての最高の時間となりました。

ある夜のこと、一緒にソファーに座り、私は彼女に本を読んであげていました。

グル

「明日の朝、目が覚めたら、何をするの?」

グルが聞きます。

アラン・コーエン

「そうだね…。
朝起きたら瞑想するよ」

グル

「あら、そうなの?それから?」

アラン・コーエン

「それから、たぶん、シャワーを浴びると思う」

グル

「で?」

アラン・コーエン

「ふつうはヨガをやるかな」

グル

「それから?」

彼女はしつこく聞いてきます。

アラン・コーエン

「そしたら、朝ごはんの時間さ」

すると、ますます彼女の大きな瞳は輝きました。

「そのあと、何をするの?」

アラン・コーエン

「ん…ビーチに行こうかな」

彼女が次の質問をする前に、今度は私が彼女に聞きました。

アラン・コーエン

「君はどうするの?
明日、何をするの?」

グル

「遊ぶに決まってるじゃない。
遊びしかやらないの、私。

グル

朝、起きてから、夜、寝るまで、ずっと遊ぶのよ」

私は、まるで十字架に打ちつけられたような気がしました。

私はといえば、自分が元気に自由にハッピーになれるよう自分の予定を組むのですが、グルの予定は準備もなければ、手法もまったくなし。ただ、「遊ぶ」と言うゴールしかありません。

彼女は、自分の感覚を大事にして輝き、自分が今幸せになる価値がある、と心から信じて遊んでいます。

GURU(グル)とは、Gee, you are you(そうか、あなたは、あなたで良い)の頭文字なのだと気がつきました。

ぺんぎん1号

う〜ん、なるほど。著者の場合は、自分の頭で考えて予定を組んでいますが、グル(女の子)の場合は、自分自身の感覚を大事にして、ただそれに従って行動しているようですね。

自分にとって重要な決断を決めるにはどうしたらいいの?

人間誰もがここぞと言う時に、自分にとって何か重要な決断に迫られる時があると思います。そんな時みなさんは、どのようにして選択決断などをされているでしょうか?

例えば、

  • 仕事関係の場合今の会社に残るのか?それとも転職するのか?
  • パートナー関係の場合・今の相手と結婚するのか?それとも別れるのか?
  • 夢や目標についての場合・このまま夢を追いかけるのか?それとも諦めるのか?

…などなど、時には二者択一の選択をしなければいけない時もあると思います。

そんな時、どのような基準選択決断をすれば、後で後悔せずに、しかも自分にとって最も正しい選択決断ができるのでしょうか?

著者は、自分にとって最適選択決断をする方法について、過去に友人から次のように学んだ事があると語っています。

自分にとっての喜びがコンパス(指針)!

アラン・コーエン・『同じようなことを、友達のボブからも学んだことがあります。

アラン・コーエン

「ボブ、君は重要な決断をどうやってするんだい?

二つのうち、どちらを選んだほうがいいかわからない時って、君はどうしてるんだい?」

そう私が聞くと、ボブはすぐに顔を輝かせ、天使のようにいたずらっぽく笑って、言いました。

ボブ

「喜べるかどうか、
それが僕のコンパス(指針)さ。

ボブ

「どっちを選んだら、自分が喜べるかを一番に考えるのさ。どちらが心が軽くなるか、自由だと感じるか、本当の自分に近いかって考えるとわかる。

まるで、自分の家に帰るみたいに落ち着いた気分になるんだよ。神様が僕にどっちに行ってほしいと思っているかが、わかるんだ」

なんてすてきなんだろう…。シンプルで、きちんと選択しているボブのやり方に、神聖な純粋さを感じたのです。

ボブ

「選んだら、神様は苦しみよりも楽しいことから学ばせてくれているんだと信じて、一歩を踏み出すのさ。僕は今までこうやって決めてきたけど、一度も後悔なんかしたことがないよ。

神様は、僕がどうやったら一番喜びながら学べるかという道を、ずっと照らしてくれているんだ」

私の心にまっすぐ入ってきた考え方でした。私もその日から「喜び」を基準に物事の選択をしてきましたが、確かにうまくいくのです。

自分が喜びを感じられるか否かが、人生の目的を果たすコンパスとなるのです。神様が私に、もっと素晴らしい人生を生きて欲しいと思っている証拠でもあります』。

ぺんぎん1号

う〜ん、なるほど。自分にとって何か重要選択決断に迫られた時は、常に自分の「喜び」をコンパス(指針)にして、選択決断をするのが一番いいんですね。

喜びをコンパス(指針)にすると、どんなことが起こるの?

何か選択決断をする際に、一般的には人にアドバイスを求めたり判断材料となるような情報を集め、その情報に基づいて選択や決断をしたりすると思います。

ですが先ほどのお話の中で著者は、何か自分にとって重要選択決断をするときは、常に自分自身の「喜び」を基準に選択をしてきたその結果、それがとてもうまくいってきたと語っていました。

ではなぜ、自分の「喜び」コンパス(指針)にして選択決断をしていくと、人生がうまくいくようになるのでしょうか?

その理由について著者は、次のように語っています。

「心の声」が最も正確な(コンパス)

アラン・コーエン・『「喜びのコンパス」がはたしてどこに導いてくれるか、どんな形で幸せがやってくるのか、予測はつきません。

時にはダンスに出かけるとか、川下りをするとか、映画を観に行くとか、あるいは黙って川のせせらぎを聞きながら時間を過ごすことかもしれませんし、お風呂に入るとか、ジョギングをするとか、喧嘩した友達に電話をすることかもしれません。

聖なる存在(スピリット)が、なすべきことをしなさい、と私を導いてくれ、結果、その経験がもたらしてくれるものにいつも驚きます。カレンダーやパソコン、あるいは鏡の脇に、「喜びのコンパス」を下げておきましょう。

私たちの周りには、たくさんのコンパスがあります。それは、これをしなさい、あれをしなさい、と誰かがあなたに言うことだったり、”オーラの身につけ方”というような、書店に並ぶたくさんの自己啓発書だったりします。

けれども実は、あなたの心の声ほど正確で貴重なコンパスはありません。最も優れたグルというのは、あなたがすでに知っていることを、ただ思い出すようにしてくれる存在なのです。

さあ、自分の力を思い出して、もっと充実した人生を歩みましょう。もう十分頭で学んだのですから、行動に移す時がやってきたのです。癒しの道は、むやみな一歩を外に向かってやみくもに踏み出すのではなく、内なる世界にそっと踏み出すことです。

外の世界とは、ただ内なる世界を反映して出来上がっているだけで、内なる世界に匹敵するほどのものはありません。自分の答えを探す旅は、自分から始まり、自分で終わるのですから、一番の近道は自分が喜べる道筋を進むことなのです』。

ぺんぎん1号

う〜ん、なるほど。喜びのコンパス(指針)とは自分自身の内なる「心の声」のことであり、この「心の声」に素直に従って行動していくという事が、充実した人生を歩む秘訣なんですね。

…以上で、今回の本の内容紹介は終わりです。

この本の中には今回紹介したお話以外にも、数多くの気づきを得られるような様々な体験談などが紹介されています。

この本は、タレント道端ジェシカさんも次のように推薦されています。「読むだけで心が温まる。そんな1冊です」。

もし今人生の中で、悲しみ恐怖、様々な困難などに直面し、「もう、どうすればいいのか分からない!」、っと悩みを抱えている人は、ぜひ本書を読んで見てはいかがでしょうか。オススメの1冊です。

終わりに

いかがだったでしょうか。

進路ビジネス恋愛などなど、人は人生の様々な場面で、物事選択決断に迫られる事ってありますよね。

そんな時、誰もが一番悩むのが、「どちらを選べば自分にとって、もっとも最善の選択なんだろう?」っという事だと思います。

そんな重要な選択決断に迫られた時、著者はこの本の中で、自分の「喜び」をコンパス(指針)にして、選択や決断をする事が大切だと語っています。

著者はこの本の(はじめに)で、誰もが幸せな人生を送るためのヒントについて、次のように語っています。

「他人が望むあなたの姿」ではなく、「本当の自分が望む姿」を選ぶ事が大切

アラン・コーエン・『最近私は、物事の選択を迫られた時に、「どちらを選ぶのが正しいか、どうすればわかるんだろう?」と、よく考えます。

人は、「この場面では、どう振る舞えば「良い人」と見てもらえるか」ということを前提に、あれはいけない、こうするとこう思われるかもしれない…と考えてしまいがちです。

けれども、結局大切なのは、親や友人、先生といった人たちの意見ではなく、「自分がどうしたいのか」ではないかと思います。

あたりまえのことのようですが、実は一番大事なこんなことが、決断の際にどうしても最後になってしまうものなのです。

本書は、人生を自分らしく目的を持って生き抜くためにどうあるべきか。そのために何をすべきかを説く、「内なる世界へのガイダンス」です。

親や先生、友人たちは、時にあなたを助けてくれたり、支えとなってくれたりするかもしれません。けれども、人は最終的には自分が選んだ道を歩むしかありません。

「これをしてはいけない」「こんなことでは叱られてしまう」というのは、他人の気持ちにとらわれた言葉です。

耳を澄ませば、あなたの心は「こうしたい」「こうなりたい」という、喜びに満ちた言葉をいつも語りかけているはずです。だから、あなたはその声を聞いて、自分が幸せだと思えることをやれば良いのです。

さあ、罪悪感や恐怖から抜け出すために、本書で登場する、輝いている人々の話を読んでみてください。彼らは、どうやったら困難を乗り越えて正しい道筋をたどれるかを知る人たちです。

もしあなたが今、人生の分岐点にいるとしたら、他人が望むあなたの姿と、本当の自分が望む姿のどちらを選ぶべきかに直面することでしょう。他人が望むあなたの姿には「不安」や「恐れ」を、本当の自分の姿には「喜び」を感じるはずです。

自分を大事にすれば、どんな選択をしても、いつだってあなたは幸せになれるはずです。その気持ちのままに選択しましょう』。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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ぺんぎん1号
絵と音楽と読書を愛する、ぺんぎん1号と申します。こちらのサイトでは、オススメ本の紹介記事(特に引き寄せの法則やスピリチュアル関連の書籍をメイン)に書いています。イラストもたまに描いたりします。良かったら読んで頂けると嬉しいです。