皆さん、こんにちは。
皆さんは今、
『自分の人生、今が一番のどん底』だぁ〜(泣)
…っなんて、そんなふうに思ってたりしませんでしょうか?。
人生山あり谷ありで、正直、「今の人生、このまま生きて行くのがかなりキツいなぁ…(汗)」っと感じている方に、ここで一つ朗報があります。
何故ならたった今、自分の人生(どん底)だと思っているそこのあなたこそ、実は人生最高のチャンスが到来している、絶好のタイミングだと言う事です!。
今回皆さんに紹介するのは、ある女性の、人生大逆転ストーリーを描いたこちらの1冊です。
『大木ゆきの著・幸せが無限に舞い降りる『お手上げ』の法則』(大和書房 )
この本の冒頭に、こんな言葉が書かれています。
『この本、読まなくていいんか?
あんたの「進むべき道」が、
あっという間にわかるぞ』。
これから少しだけ、この本の内容などを紹介していきたいと思いますので、良かったら読んでくれると嬉しいです。
著者紹介

はじめに、この本の著者を紹介したいと思います。
この本の著者は、大木ゆきのさんと言う女性の方が執筆をされています。
著者は元々小学校の先生をしていたそうで、その後、コピーライター、国家的指導者育成機関の広報などの仕事を経た後に、スピリチュアルの世界で仕事を始める事になったという事です。
著者自身過去に、「宇宙にお任せして魂の望むまま生きよう」と決意した時から、それまで八方塞がりの人生だったのが、自由で豊かな人生へと転換していったそうです。
そして、この奇跡体験を多くの人に伝えようとブログを書き始めた所、ランキングが急上昇し、ジャンル別2部門で1位となった事もあると言う事です。現在は主に執筆活動をを中心に、不定期でワークショップなども開催しているとの事です。
主な書籍は『本当に幸せな人だけが知っている宇宙の秘密』(徳間書店)・『頑張りすぎな人がまだ知らない 勝手に幸せがつづく方法』(大和書房)『宇宙におまかせノート 書くだけで勝手にかなう!』(SBCreative)などなど、ベストセラー書籍が多数あります。
『本当に幸せな人だけが知っている宇宙の秘密』(徳間書店)
著者のSNSはこちらから↓
自分が以前に書いた著者の本の紹介記事はこちらから↓
宇宙銀行から幸せが雪崩れ込む習慣 人生をV字回復させる超簡単なコツ
本の内容紹介

ここからは、この本の内容紹介をしていきたいと思います。この本では各章ごとに、以下のような内容のお話が紹介されています。
・プロローグ
第1章・どん底おめでとう!?宇宙とつながる扉が開いたようじゃのう
第2章・意識の「向き」に責任を持つんじゃ
第3章・幸せには、知識も知恵も「ゼロ」でええんじゃ
第4章・魂という高性能の羅針盤を使え!
第5章・幸せな金持ちにならんと意味ないじゃろう
第6章・人間関係は自分自身との関係で決まるんじゃ
第7章・宇宙はあんたの”スーパー執事”
第8章・受け取ったものを、誰かに伝えるんじゃ
エピローグ
流石に本の内容全ては紹介できませんので、今回の紹介記事では、この本がどういった内容の本なのかについて紹介してみたいと思います。
あなたは宇宙を味方につけられる人?

この本の物語は、読者に対する次の様な問いかけから始まります。
『これから、あなたがどれだけ宇宙を味方につけられるか、判定する質問をします
質問には、はい、いいえ、で答えて下さい』。

Q1・ぼ〜〜っとしてるなんて時間の無駄と思うが、もう何も考えたくないし、ひたすらボ〜〜っとしていたい?
Q2・子供の頃から、「頑張れ」「努力しろ」と言われてきたが、正直言ってもう頑張れないし、頑張りたくもない?
Q3・色々やってみたが、ぶっちゃけもうお手上げ。どうしたら幸せになれるのか、さっぱりわからない?

これからご紹介するお話は、この物語の主人公である、40代半ばで独身、仕事もプライベートもイマイチパッとしないある一人の女性が、ある日ひょんな事から、いい加減な達人と名乗る謎の人物に出会う所から、この物語は始まります。
プロローグ

この質問の答えについては、のちほど、改めて。まずは、この物語の主人公と、いい加減な達人の不思議な出会いからお話を始めます。
『その日、私は退社間際に、同僚から信じられない事実を聞いた。
えっ、あの人、結婚するんですか!?。」ガ〜〜〜〜〜ン!!!!!!
私はあまりの衝撃で、一瞬あの世が見えたんじゃないかってほど意識が遠のいた。私の大好きな彼は、食事後に思いっきり爪楊枝でスーハーするオヤジ揃いの社内に立ち込める加齢臭を一掃する一服の清涼剤。
いいえ、ゴミ屋敷に突然咲いた『prince of world』と言う名の白いバラ。いやそんなもんじゃない。
40代半ばで未だ独身、何をやってもパッとしない、そんな私の人生に奇跡の一発逆転ホームランを起こす、絶好のドストライクボールだった。やっと社内に、私のパートナーになる人が現れたと思っていたのに。
イケメンで高学歴、出世コースまっしぐらだ。性格もいい。10歳も下だけど、いい感じになって、何度か食事にも行ったし、「一緒にいると楽しい」って言ってたじゃない。
告白されるのも秒読みと思って、その時着て行く服まで買っていたのに〜〜〜〜。
これで私もめでたくゴールイン。結婚したら、こんな好きでもない仕事なんか辞めてやるって思ってたのに〜〜〜〜〜。

私が思い描いていた死ぬまで続くラブストーリーが木っ端微塵に砕け散り、いきなりお先真っ暗になった。
えっ?何?私の将来設計を練り直せっていうの?私をいくつだと思ってるんだよ!そろそろ”50”の響きが小さく耳鳴りし始める歳だよ!?。
ショックと悲しみと怒りがごちゃ混ぜになって、意識ももうろうのまま退社した。何処をどう歩いたのか覚えていない。気づいたら本屋さんのスピリチュアルコーナーにたどり着いていた。
まるで、死にかけの魚が自らの意に反して浜に打ち上げられたかのように。並んでいる本の背表紙を、見るともなしにみていたその時だった。

『人生終わったと思っている人に読んでもらいたい、いい加減な達人が教えてくれた究極の逆転法』
というタイトルが突然目に飛び込んできた。私はその途端に本を握りしめ、レジに向かっていた。そしてアパートに戻って本を開いたら、ふざけた3つの質問が書いてあったのだ。
「なんちゅう質問なんだよ、これ?」
どうせ、全部「いいえ」なら、見込みアリって事でしょ?人生捨ててないあなたなら、宇宙も味方になってくれるから大丈夫って?もうたくさんだよ、そんなの。
これまで読んだ沢山の本に、そんなセリフなんていっぱい書いてあったし。おだてられて「まだいけるかも」って望みを持っていたけど、少しも幸せになんてなってないんだよ。マリアナ海溝並みの、深い深い人生のどん底なんだよ!
言っとくけどね、私は3つの質問全部に、堂々の「はい」なんだよ!それに、「いい加減な達人」の言葉!どこの方言なんだよ、全く。読者を馬鹿にするんじゃないよ!
何故か中身も確認せずにこんなしょうもない本を買ってしまった自分に腹が立ち、怒りに任せて本を思い切り壁に叩きつけた』。
う〜ん、なるほど。皆さんならば上記の3つの質問に対して、どのような回答をするでしょうか?
究極の逆転法を使う事ができる人はどんな人?

主人公の女性が偶然本屋さんで見つけた不思議な本には、次の3つの質問が書かれていました。
Q1・ぼ〜〜っとしてるなんて時間の無駄と思うが、もう何も考えたくないし、ひたすらボ〜〜っとしていたい?
Q2・子供の頃から、「頑張れ」「努力しろ」と言われてきたが、正直言ってもう頑張れないし、頑張りたくもない?
Q3・色々やってみたが、ぶっちゃけもうお手上げ。どうしたら幸せになれるのか、さっぱりわからない?
皆さんはこの3つの質問を読んで、一体どちらを選んだでしょうか?
「はい」と「いいえ」、果たしてどちらかを選んだ人が、究極の逆転法を使う事ができるのでしょうか?
本を壁に叩きつけ、飲んだくれるために外に飛び出した女性の目の前に、ある一人の酔っ払いが近づいてきました。
怪しさ満点!、謎のワンカップおじさんの登場
『正体不明になるまで飲んだくれてやる。そのまま外に出て、近所の商店街の居酒屋を物色しながら歩いていたその時だった。
ちょっとそこのあんた・・・・・。あんただよ、あんた!
自動販売機にピッタリとくっつきながら、ワンカップを飲んでいる酔っ払いが絡んできた。大阪の通天閣あたりでは、寒い日に自動販売機で暖をとる酔っ払いがいるってテレビでやっていたっけ。
ここは東京の下町だけど、こいつもきっとその類に違いない。危ない危ない。無視して立ち去ろうとすると、男は私の前に立ちはだかった。

あんた、さっき、ワシの本を壁にぶん投げたじゃろう?違うか?
えっ、いきなり何?まさか、のぞいてたんですか?通報しますよ!
そりゃ出来んじゃろうな。周りを見てみぃ、あんたとワシ以外、みんな止まっとるのが見えんのか?
びっくりして辺りを見渡すと、確かに自転車に乗っている人も、両足をペダルにかけたまま止まっている。
雀は翼を広げたまま空中で静止しているし、お惣菜屋さんで焼いている焼き鳥の煙までそのまま固まっている。
どうした、私?ショックのあまり、こんな幻覚まで見るようになってしまったのか?それとも、もしかして死んだ!?死んであの世に行く途中で死神にでも遭遇しているのか?私は返す言葉を失った。
ヒャ〜〜ヒャッヒャッヒャッヒャッ。あんた、想像力がたくましいんじゃなあ。
あのなあ、死んでなんておらんから、心配せんでええ
のぞき魔は、まるで私の心の中を読んだかのように話し始めた。
この止まってる人ら、大道芸人やないで。
わしが物分かりの悪いあんたのために、スペシャルな力を使って時空を止めたんじゃ
あ、あなた一体何者ですか?あのインチキ本の関係者か何かですか?
あの本のタイトルにある”いい加減な達人”ちゅうんは、何を隠そう、ワシの事じゃ!
男は、まるで水戸黄門の「控えおろう!」的な態度で、胸を張った。こんな酔っ払いが書いた本を買ったなんて、私は終わってる。腹が立って、男に食ってかかった。
あんな本、読む人を馬鹿にしてる。最初の3つの質問で読む気を失いました
あんた、そこまでしか読んどらんじゃろう?次のページになんて書いてあると思う?
『この3つの質問に全部「はい」と答えたあなたこそ、宇宙を味方につけられる才能大アリ!必ずや人生を大逆転出来るでしょう』って書いてあるんじゃよ」
ますますインチキ臭い”!人生にやる気を全く失っている人のどこにそんな才能があるって言うんですか?
しゃあない。ほんなら説明したろう
最初の質問は、もう何も考えたくない状態かどうか聞いとるじゃろう?何も考えていない時こそ、宇宙とつながる事ができる絶好の状態なんじゃ。
人間は「ああでもない、こうでもない」ちゅうて、余計な事を考えすぎじゃ。
余計な考えがあると、せっかく宇宙が色んなことを教えようとしても、何も耳に入らんようになる。
つまり、もう何も考えたくないちゅうんは、ある意味ベストな状態ちゅう訳や
2つ目の質問に「はい」と答えた人は、もう頑張れないし、頑張りたくない状態じゃ。
それはつまり、人の期待に応える事や、人目を気にしてやりたくもない事を頑張るのはもうコリゴリだって思うとるちゅう事じゃろ?
裏を返せば、やりたいと思う事だけをしたいちゅう事じゃ。それでこそ人生も大逆転出来るちゅうもんじゃ
3つ目の質問に「はい」って答えた人。この人はお手上げ状態。
人間はこのお手上げが出来んのじゃ。宇宙の流れの逆らって、なんでも自分の思い通りしようとゴリゴリやる。
いいかあ?この状態は、川の流れに逆行して、必死で船のオールを手放して、川の流れのままに運ばれるのを許す事じゃ。
そしたら、わざわざ漕がんでも、宇宙が最適な場所に運んでくれる。
それが出来ない人間のなんと多い事か!そうやって人間たちが無駄に苦労しとるのを見かねて、ついにワシが満を持して、あの本を出したわけじゃな」
酔っ払いは、これでもかと言わんばかりのドヤ顔で私を見た。言い返したい気持ちとは裏腹に、私の中の何かが反応するのを感じていた』。
う〜ん、なるほど。あの本に書かれていた3つの質問には、それぞれこう言った理由があったんですね。
宇宙を味方につけるにはどうしたらいいの?

本に書かれていた3つの質問には、それぞれにちゃんとした次のような理由がありました。
- Q1・何も考えたくないという状態→宇宙と繋がることができる絶好の状態
- Q2・もう頑張れないし、頑張りたくない状態→自分が本当にやりたいことだけをやりたいという状態
- Q3・お手上げの状態→オールを手放し、宇宙が最適な場所に導いてくれるのを信頼している状態
そしてこの3つの質問全てに「はい」と答えた人こそが、宇宙を味方につけ、人生を大逆転させる可能性を秘めているということです。
いい加減な達人の話を黙って聞いていた女性は、自分の人生について次のように振り返って考えました。
大切なのは川の流れに逆らうのではなく、いかに宇宙を味方につけて楽に運ばれるのかが重要
確かに今まで、自然な流れに逆行するばかりだったかもしれない。
パートナーをゲットするために、無理して自分以外の人間になろうと、雑誌の「男がそそられる女」特集があると絶対に買って、必死にその条件をクリアしようとしていた。その結果がこれだ。
それだけじゃない。仕事だって、やりたいかどうかよりも、結局は世間体がよくて、一円でも多く給料が貰える仕事に就ければよかった。

好きでもない仕事を生活の為にいくらやっても、少しも楽しくないし、今となっては会社で肩叩きにまであっている。そうやっていつも、本当はやりたくもない事を我慢してやってきて、必死で体裁を取り繕ってきた。
だけど、大抵うまくいかなくて、そんな自分がますます嫌いになり、疲れ果てている。確かに私は流れに逆行する生き方をしてきたかもしれない。
「言うとくけどなぁ、あんたは今どん底状態だと思うとるようじゃが、ワシに言わせてもらえれば、宇宙を味方につける大逆転チャンス到来じゃ。
あの本のようにな。まあ、それはこの先のあんたの出方次第じゃけどな。
あっ、そうそう。ワシ、ただの人間じゃないから。周りの人間を、こんなんして止められるのを見たら、あんたもワシがただもんじゃないっちゅうんは、わかるじゃろ?
このダラ〜〜〜っとした姿は、世を忍ぶ仮の姿じゃ。時空を自在に操作出来るっちゅう事がバレたら、FBIに追っかけ回されるからのう。
能ある鷹は爪を隠すっちゅうけど、ワシのようなもんがここまで身をやつすっちゅうんは、なかなか出来んことよ。
こういう所が何ちゅうんかなあ、本物の達人のゆえんとも言える所じゃな
にわかには信じられない話だったが、確かに今、周りの全てが止まっている。
人生最大のチャンスをものにしてみんか?なんならワシがスペシャルな個人指導しちゃるよ?ワシに声をかけられるのは選ばれしものだけじゃ。
こう言うチャンスは、あんたの一生でこれが最後だ。
これを逃したら、川の流れに逆らう人生が続くだけじゃろうなあ。40半ばにもなって、夢も希望もない人生もしんどかろう」
こいつ!黙って聞いてりゃ言いたい放題じゃないか!
だいたいあんたに私の何が分かるって言うんですか?」
ワシが知らんとでも思ったか?ぜ〜〜〜〜んぶお見通しじゃ!
今度こそ結婚できるって思うとった相手が、別の人と結婚する事になったじゃろう。
仕事でも全然芽が出ない所か、リストラ候補。貯金も大してないし、お肌の曲がり角も急角度で5回くらい曲がったような状態じゃし、ウェストのくびれも捜索願を出しても見つからんような状態じゃしのう〜〜〜。
イカンのう。女性がそんなんではいかん」
その言葉を聞いた途端、私の中の破れかぶれ火山が噴火した。
私の人生を大逆転させられる力があるって言うんなら、見せてもらおうじゃないの!?
私は達人と名乗るこの酔っ払いをグッと睨みつけた
人間にはタイミングっちゅうもんがある。あんたは今、人生を大逆転出来るだけの要素が見事に揃っとる。状況も年齢も立派なドン詰まりのエリートじゃ
ワシはあんたの力を見抜いとる。ここまでドン詰まったからこそ、いよいよ本領が発揮できるのじゃ。これからワシは節々であんたの前に現れる。
その時に川の流れに逆らうんじゃのうて、いかにして宇宙を味方につけて楽に運ばれるかをおしえていく。あんたは話を聞いて終わるんではなく、実践していくんじゃ。ええか?
・・・・・こうなったらやってやりますよ。その代わり、何の役にも立たなかったら、警察に突き出しますからね。そっちも教えるなら、いい加減じゃなく真剣にやってくださいよ
上等じゃ。あんたも逃げ出さんように、どんなことでもやると誓うんじゃ!ええか?紙に『私は達人の教えを守り、どんな事でもやります。』って書いて、ハンコ押して用意しておけえ。
覚悟が本物だと分かったタイミングで、ワシはあんたの前に再び姿を現す。覚悟が出来ないようならそれっきりじゃっ!
そう言い切ると、酔っ払い、いや、達人は忽然(こつぜん)と姿を消した。すると、さっきまで止まっていた世界が急に何事も無かったかのように動き出した。
周囲には足音が響き、美味しそうな焼き鳥の匂いが漂ってきた。狐につままれたような気持ちだった。けれど、私は居酒屋でやけ酒を飲む事をやめて、部屋に戻る事にした。無性に本の続きが読みたくなったのだ。
信じられないかもしれないが、これが私と達人の出会いだったのだ。そしてここから私の仰天ストーリーが始まった・・・・・・』。
う〜ん、なるほど。人生を大逆転させるためには、川の流れに逆らうのではなく、オールを手放して、宇宙を味方につけて楽に川の流れに運ばれていくと言うことが、とても重要な事なんですね。
…以上で今回の本の内容紹介は終わりです。
いよいよここから、女性の人生大逆転ストーリーが始まります。
いい加減な達人と名乗る謎のおじさんは、これ以降時折女性の目の前に現れては、女性とってその時必要な、とても大切な学びを教えていきます。
果たして女性はいい加減な達人の教えを学びながら、宇宙を味方につけて、人生を大逆転させる事ができるのでしょうか?
この物語の続きが気になる方は、是非本書を手に取ってみて、1度読んでみてはいかがでしょうか。オススメの一冊です。
終わりに
いかがだったでしょうか。
この物語は、40半ばで独身、仕事もプライベートもイマイチパッとしないある一人の女性が、いい加減な達人と名乗る謎の人物から、宇宙を味方につけ、自分の人生を大逆転させる方法を学んでいく、という物語になっています。
果たしてこの先女性には、一体どのような仰天ストーリーが待ち構えているのでしょう?。
この本の物語の最後は、主人公の女性のこんな言葉で締めくくられています。
『人生終わったと思っている人に読んでもらいたい、いい加減な達人が教えてくれた究極の逆転法』
『達人が去って、数年が過ぎた。
直後はさびしくて、何度も夜に泣いた。けれど、泣きたいだけ泣いたら、私の決意が固まった。達人はたくさんいる人の中から、私に白羽(しらは)の矢を立ててくれた。

この人ならと信頼してくれたのだ。私は自分のために、そしてたくさんのどん底状態の人たちのために、今まで以上に教えを活かして人生を切り開いていくと強く誓った。
中略
私は毎月イベントスペースで、達人に託された宇宙とつながる生き方を伝えるセミナーを開催するようになった。それも新しい歓びになった。
中略
セミナーには毎回立ち見も出る。テレビでカフェが紹介されたとき、その様子も放送されたら、ある出版社から本を出さないかという話が舞い込んだ。
私は迷わずその話を受け、達人からの教えを本にした。その本のタイトルは、もちろん、
『人生終わったと思っている人に読んでもらいたい、いい加減な達人が教えてくれた究極の逆転法』

あの本は、達人が書いた本ではなかったのだ。未来の私が書いた本だったのだ。
私は今、あの書店に行って、棚に並んだ私の新刊を感慨深く眺めている。手に取って、胸に抱きしめてみた。本の中に、ワンカップ片手の達人が息づいている。
この本はきっと、昔の私のように人生どん底でもがいている人の力になるはずだ。もしそうなったら、これが私から達人へのささやかな恩返しだ。
過去に見た映像と同じように、私は本を持ってレジに向かった。
「お客様、こちら5億円となります」
『はあ?』
「5億円でも安いくらいです。これからあなたはそれ以上の価値を生み出して行くでしょうから」
ふと見ると、レジの女性の片手には何故かワンカップが・・・・。そして周りは全て止まっている。
「おめでとう。ありがとな」
そんな声が何処からともなく聞こえた気がした瞬間、全てが何事もなかったかのように動き出した』。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。