もしかしたらこの夢って（偽物の目標）？
実は以前こんな本を読んだ事があります。（佐藤由美子著 シンクロちゃん）と言う本です。（注・このシンクロちゃんと言う本の紹介記事も書いていますので、それはまた今度載せたいと思っています）。
この本の著者は佐藤由美子さんと言う方で、今現在は自身の体験を元に、潜在意識の構造と、それを活かすための秘訣をオリジナルメソッド「時空力」として体系化し、個別コンサルティングで直接クライアントを支援しているだけではなく、実践プログラムとして教材を作成して、そのノウハウを広く多くの人に提供する活動などをされている方です。
ですがこの佐藤さんと言う方、実は北海道大学法科大学院を修了していて、元々は法律家を目指していたそうなのです。ただ35歳の時に、突然その法律家になると言う目標を見失ってしまったそうなんですよね…。それは一体何故なんでしょうか？。
これから紹介するこの著者の過去の体験談を読んでみると、自分の今の願望が、自分自身の（本当の夢）なのか、それとも（偽りの夢）なのかどうかについて、考えるきっかけになるのと同時に、何故自分の願望がなかなか叶わないのかの理由についても、何となく分かると思いますよ。
サトユミ先生解説 Lesson7・本当はどうしたいの？
『本当はどうしたいのかわかりません』
『本当は何がしたいのかわかりません』
こう言う方は意外に多いものです。また、表面上は「〇〇になりたい」と言いながらも、内面はもモヤモヤしている方もいます。
私自身も、法律家になると言うニセモノの目標を掲げていたときは、モヤモヤしていました。
シンクロちゃんも、そんな悩みを抱えていました。自分にOKを出しても、「サインがこない！」とモヤモヤしていたのです。
でも、本当は、サインはちゃんとあったのです。
気づいていなかっただけでした。
子供をあやかすのが得意、子供を見るとニコニコしてしまう。それ自体は認識していたものの、「自分のやりたいこと」に繋げる事はしていませんでした。
嫌だと思っている事をそのまま認め切った時に、ようやくサインに気づけました。認めきると、体がフットゆるむので、気づく余裕ができるのです。
リラックスタイムに色々なアイデアが浮かぶのも、思考を解き放ち、体がゆるんでいるからです。私が本当は「文章を書きたい」と気付いた時もそうでした。その前からサインはあったのに、気づいていなかっただけでした。
「法律家になったら、何を専門にしたいの？」と聞かれても、全然イメージ出来ませんでした。でも、法律家の視点で人間心理をエッセイにしているイメージはありました。自分の考えを文章にして、世間に発表したいと思っていたのです。今の私だったら、「それがサインだ！」と気付けますが、当時は気付けませんでした。
ロースクール時代に、予備校で小論文を教えていたのもサインでした。時給を度外視して文章の書き方を研究していましたし、体系化してオリジナルのテキストを作ることにも夢中になっていました。また情報サイトで「ロースクール生活をエッセイにして書くバイト」も3年間やっていました。これは本当に楽しく、毎回文章を工夫していました。これもサインですよね。
文章で自分の考えや感じた事を表現することが、本当にやりたいこと。サインがこんなにあったのに、なぜ気づけなかったのでしょうか。
自分の本音を認めようとせず、
「法律家になる」と言う
偽物の目標に
しがみついていたからです。
本当は法律の勉強は楽しくもなく、将来も全くイメージできない。法廷になんて絶対に立ちたくない、嫌だ。そう本気で思っていたのです。
法律家が法廷に立ちたくないなんて、致命的ですよね（笑）
でも、「こんなに時間とお金をかけたのにもったいない」という思考や理性で、本音を封じ込めていたのです。だから、たくさんのサインに気づけなかったのです。卒業した時に、ようやく私は「法律家には向いていない」「法廷に立つのは嫌だ」と言うことを、心底認めました。認め切った時に、フッと「文章を書きたい」と言う思いが湧き上がってきたのです。
あの瞬間から人生が好転し始めました。ブログを書き始め、今に至ります。
大きなシンクロスイッチは「絶対に認めたくないこと」の奥にあるケースがとても多いのです。それを認めた途端、本来望む方向へ大きく動き出していきます。
レッスン１から順番に10秒スイッチの学びを進めて来たあなたは、すでにその準備が整っています。モヤモヤしている時は、あのキラーフレーズを思い出してみましょう！
「私はいつも
ベストな選択をしている」
自分への信頼が増していくと、すでにあなたの中にあるサインに気づけるようになります』。
自分が本当にやりたい事…
う〜ん、いかがだったでしょうか。シンクロちゃんの著者である佐藤由美子さん（サトユミ先生）は、自分が本当に（本心）からやりたい事をやっていたのではなく、実は偽物の目標（法律家になる）を目指してずっ〜と無理して頑張っていた。
願望が叶わないもう一つの理由と言うのがまさにこの、（偽物の目標や夢）を、自分自身の叶えたい夢だと勘違いしている可能性があると言う事です。
先ほど紹介した奥平亜美衣さんも、著書の中でこう語っていましたよね？。「それが欲しい理由、「なぜ」「どうして」の答えがあなたの願いの本質です。引き寄せでは、この本質の部分が叶えられます」。
つまりこのサトユミ先生の場合、別に本当はなりたくもない（法律家）を目指していた時は、なんとなく気分もモヤモヤしているし、法律の勉強自体をやっていても全く楽しくもない。ましてや法廷になんて絶対に立ちたくない、本気で心の底から（法律家になんてなりたく無い）とそう願っていた訳ですから、当然法律家になんてなれませんよね。（法律家にならないと言う願いが、叶ったとも言えなくも無いですけどね…）。
ですが、（本当は文章で自分の考えや感じた事を表現する事が、私の本当のやりたいことだ）と気付いた時、その願望は、ブログを書きたいと言う衝動にサトユミ先生を突き動かし、ブログを通じてその文章が多くの人達の目に留まりました。その後はさらに書籍化、本として出版されるまでに至りました。つまり、（自分の考えや感じた事を文章で表現したい）と言う、サトユミ先生の本心からの望みや願望、こちらの本当の願いはきちんと叶ったと言う事ですよね。
このサトユミ先生のお話を読んで分かる事は、自分の願いがなかなか叶わないと思われる場合には、（この願いは、自分の本心からの本当の願いなのかな？）っと言う事を、一度調べてみた方がいいかもしれませんね♪。
終わりに
今回は、願いが叶わない理由は、その願いが叶う事に自分自身が（抵抗）しているか、もしくは、そもそもその願いが、（自分の本心からの願いではない）のかもしれないと言うお話でしたが、皆さん如何だったでしょうか？。
実はここだけの話、このサトユミ先生の本を以前読んだ時に、自分自身もこう思ったんですよね。（そう言えば自分も昔から、文章書く方が好きなのかも！）って。
もちろんイラストとか絵を描くのも好きなんですけど、最近、文章で自分の考えとか思いとかを表現出来たら楽しいかなぁって思っていて、最近ちょくちょくこんなブログを書いています。（出来る出来ないかと言うよりも、やっていて楽しいかどうかを重視しています）。
なので皆さんも、自分は（本当はどうしたいのか？）や、自分は（本当は何がしたいのか？）という事に迷ったら、必ず何かしらのサインがあるはずなので、それに敏感に気づくようにしてみてはいかがでしょうか。
心からの（本当の夢）は、必ず叶うみたいですからね。自分の本当の夢を見つけたいですね。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
また次回も読んで頂けると嬉しいです。
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