皆さん、こんにちは。
突然ですが皆さんは、「願えば、かなう」と言う言葉を聞いて、どんな感想を抱くでしょうか?。
まぁ普通は、(いやいやそんな願えば叶うなんて話、そんな事ある訳ないよ!)っと、きっと誰もがそう思うとおもいます。…だって実際に、ずっと願ってはいるけれど一向に叶う気配が無い願いって、誰にでも身に覚えがあると思うので…。
…ですがもし仮に、(願えば、かなう)と言う話が本当だとしたら、なぜ今までずっと願いが叶わなかったのか?、そして、じゃあどうすれば願いが叶うのか?と言う疑問についての答えを、皆さんも知りたいと思いませんか?
今回紹介する本は、そんな誰もが抱く疑問に明確な答えを導き出してくれるこちらの1冊です。(エスター・ヒックス&ジェリー・ヒックス著 秋川一穂訳『新訳 願えば、かなうエイブラハムの教え』)。
数あるエイブラハムシリーズの本の中でも、願望実現についてのお話がメインテーマとなっているこちらの本の中には、願いが叶う仕組みはもちろんの事、そもそも、願えば叶うのがごく自然な事なのに、なぜ今まで願った事が実現してこなかったのか?と言う、誰もが疑問に持つ明確な答えが書かれています。
本書の(はじめに)の部分で、著者の一人である(ジェリー・ヒックス)は、こんな事を書いています。
(本書は、あなたが満たされた存在になり、満足できることをし、満足できる物を手に入れるにはどうすればいいかを教える。また、あなたが満たされない存在にならず、満足できないことをせず、満足できない物を所有しないための方法も教える』。
これから少しだけ本書の内容を紹介していきたいと思いますので、良かったら、読んで頂けると嬉しいです。
著者&訳者紹介
始めに、この本の著者と訳者の方の紹介をしたいと思います。
著者
この本は、エスター・ヒックス&ジェリー・ヒックスと言う、アメリカ人夫婦の方が共同で書かれている本です。1985年、夫婦ともに瞑想を長く続けてきた(9ヶ月間)ある日、妻であるエスターが、突然エイブラハムと名乗る存在からのメッセージを受け取り始めました。
その後、その受け取った言葉を近しい人たちに語り始める中で、その受け取った言葉が自分達だけではなく、問題を抱える多くの人々の役に立つ事に気づき、エスターとジェリーは、エイブラハムの教えを幸せな人生を送りたいと願う全ての人たちに届ける決心をしました。
1989年以降、テキサス州サン・アントニオのカンファレンス・センターを拠点に全米50以上の都市でワークショップを開催し、現在まで続く、エイブラハムの「引き寄せの法則」の教えを広める活動をしてきました。
2011年、夫であるジェリーは見えない世界に旅立ち、エスターはこの世の友人たちと、見えない世界のエイブラハムとジェリーの助けを借りて、現在も精力的に、エイブラハムの教えを世の人々に伝えるべく、ワークショップ活動を開催し続けています。
主な著書は、「引き寄せの法則 エイブラハムとの対話」「実践 引き寄せの法則 感情に従って”幸せの川”を下ろう」「新訳 お金と引き寄せの法則 豊かさ、健康と幸せを引き寄せる」(以上全てSBクリエイティブ)「サラとソロモン 少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣」(ナチュラルスピリット)「物語で読む引き寄せの法則 サラとソロモンの友情」「物語で読む引き寄せの法則 サラとソロモンの知恵」(以上河出書房新社)などです。
HPはこちらから・http://www.abraham-hicks.com
以前自分が紹介した、エイブラハムシリーズについての本の紹介記事はこちらから↓
サラとソロモン 少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣
訳者
この本の訳者は、秋川一穂さんと言う翻訳家の方です。主な訳書は「求めるよりも、目覚めなさい」「エンジェル・ライフ」(以上ダイアモンド社)などがあります。
この本のオススメポイント
ここからは、この本の簡単な内容紹介などをして行きたいと思います。
この本がどう言った内容の本なのかについてエイブラハム(これ以降は著者としてではなく、エイブラハムの言葉として書いていきます)は、第2章(自分が何者なのかを思い出しなさい)と言う章の中で、次のように語っています。
エイブラハム・『本書を書いたのは、本当のあなたの中心で脈動するパワーのことや、あなたが必ず成功することを思い出して欲しいからです。
私たちは期待と喜びに満ちた楽観的な場所にあなたが戻れるように助けたいし、あなたがなれないもの、出来ないこと、手に入れられないものなど何も無いことを思い出して欲しいのです』。
僕たちがなれないもの、出来ないこと、手に入れられないものなんて何もないし、必ず成功すると言い切れるなんて、凄い自信ですよね!。
う〜ん、でもだったら何故、僕たちの願望が叶わないなんて事が起きたりするのでしょうか?
なぜ願望が叶わないのか?
先ほど紹介した話の中でエイブラハムは、あなたが(なれないもの、出来ないこと、手に入れられないもの)などは何も無いし、あなたは(必ず成功する)と、自信と確信を持って断言していました。
でも、そうは言っても現実問題として、非常に多くの人が自分の願望が叶わないと言う経験をしていると言うことも、また事実としてありますよね?。
う〜ん、これは一体どう言う事なのでしょうか?。
エイブラハムはその理由について、こんな事を語っています。
第4章・ここからそこへ、どう行けばいい?
エイブラハム・『物質世界の友人から、「欲しいものを手に入れるのに、どうしてこれほど時間がかかるのか?」とよく聞かれます。
それは、求め方が足りないからではありません。
あなたがあまり利口で無いからではありません。
あなたがそれに値しないからではありません。
運が悪いからではありません。
欲しいものを他の人が先に手に入れたからではありません。
望むものをまだ手に入れていないとしたら、それは願望の波動と一致しない状態に自分を留めているからです。他に理由はありません。
ですが、ここで立ち止まってそのことについて考えれば、もしくは感じれば、波動が一致してい無い箇所を特定できます。
ですから、あなたは今から、抵抗のある思考を1つずつ手放す必要があります。解放感が増せば、あなたは抵抗を手放し始めたと言う事です。
同様に、緊張、怒り、不満と言った感情が強くなれば抵抗が増しています』。
う〜ん、なるほど。僕たちが欲しいものをまだ手に入れていない唯一の原因とは、願望の波動と僕たちの状態が一致していないと言う事が原因なんですね。
そもそも願望とは、一体どのようにして叶うのでしょうか?
願望が叶う仕組みとは?
先ほどの話の中でエイブラハムは、僕たちが欲しいものを手に入れるのに時間がかかっている、または、欲しいものをまだ手に入れていない理由は、願望の波動と僕たちの状態(波動)が一致していない事が原因だと語っていました。
そして、なぜ一致しないのかというと、僕たちが(抵抗のある思考)を手放さずに持ち続けている事が原因のようです。
ここでまず初めに、エイブラハムが教える願望を叶えるための3ステップについての話を紹介したいと思います。実は僕たちの願望が叶う仕組みと言うのは、とてもシンプルな3つのステップから成り立っているそうなのです。
エイブラハムは願望を現実化する方法について、次のように説明しています。
第10章・願望を現実化する3ステップ
エイブラハム・『”創造のプロセス”はシンプルです。
ステップ1・求める
ステップ2・答えが与えられる
ステップ3・与えられた答えを受け取る、すなわち許可する(与えられた答えは招き入れなければならない)』
う〜ん、なるほど。願望を現実化するためのステップと言うのはたった3つしかないなんて、とってもシンプルなんですね。
それでは一つずつ詳しく見ていきましょう。
(ステップ1)求める
エイブラハム・『あなたが焦点を定めることで、「ステップ1」は無意識のうちに実行されます。あなたの願望はそのようにして生まれます。繊細で、ことによると意識さえしていない願望から明確な願望まで、全ては日常の様々な経験から生まれます。
願望は変化に富んだ多様な環境に置かれることで生じます。こうして「ステップ1」は何もしなくても実行されます』。
う〜ん、なるほど。ステップ1と言うのは、僕たちが意識的に何かをしなくても、日常生活でいろんな経験をしている内に、自然と実行されているんですね。
それでは、ステップ2はどうでしょうか?
(ステップ2)宇宙が答える
エイブラハム・『「ステップ2」は簡単です。これは”見えない”世界の仕事、”大いなる力”の領域です。あなたが求めるものは大小すべて例外なく、ただちに理解されて十分に提供されます。個々の”意識”は求める権利と能力を備えており、全ての”意識”が尊重され、ただちに答えられます。
「求める」時は言葉を使うこともありますが、多くの場合、あなたが選んだ願望が絶え間なく流れ出し、波動として放たれ、そのため、より洗練された新しい願望が次々と生まれます。
どんな質問にも答えが与えられ、どんな願望も実現します。ところが、たくさんの人が願望が実現しなかった例を挙げて反論するのは、重要な「ステップ3」をまだ理解しておらず、その手順を終えていないからです』。
う〜ん、なるほど。このステップ2と言うのは、僕たちが何かをする必要がある訳ではないと言う事ですね。
そして、願望を実際に実現させる為には、次のステップ3がとても重要なようです。
(ステップ3)許可して招き入れる
エイブラハム・『「ステップ3」は、”許可する技”を適用する重要なステップです。誘導システムはこれのためにあると言えるでしょう。ここでは、あなたの”存在”の波動と願望の波動の周波数を合わせます。
ラジオを聞きたい局の周波数に合わせるように、あなたの”存在”の波動を願望の波動の周波数に合わせないといけません。これを”許可する技”と呼びます。
すなわち、求めているものの受け取りを許可するのです。受け取る態勢が整っていなければ、質問に回答が与えられていても、答えてもらっていないように思えます。あるいは願望が実現していないように思えます。
それは願望が聞き届けられていないのではなく、波動が合っておらず、招き入れていないだけなのです』。
このステップ3では、僕たちの存在の波動と願望の波動の周波数をピッタリと一致させる必要があり、(求めているものの受け取りを許可する)事が、僕たちがやるべき唯一のことなんですね。
う〜ん、でもそもそも何故僕たちは、波動を合わせる事が出来ないのでしょうか?
なぜ波動が合わず、招き入れる事ができないのか?
先ほどの話の中でエイブラハムは、(受け取る態勢が整っていなければ、質問に回答が与えられていても、答えてもらっていないように思えるし、願望が実現していないように思える)と語っていましたよね。
ではそもそも、なぜ受け取る態勢、つまり僕たちの状態の波動と願望の波動(周波数)が合わずに、招き入れる事ができないと言う現象が起きてしまうのでしょうか?
それは僕たちが、願望について考える際に、ついついこんな事を意識してしまっているからなのだそうです。
エイブラハムはこう語っています。
「ない」状態ではなく、対象そのものに関心を向ける
エイブラハム・『あらゆる対象は、望むものと望まないものに分けられます。望むものについて考えていると思い込んでいても、実際は正反対のことを考えている事があります。
つまり、
「元気になりたい↔︎病気になりたくない」
「経済的安定を得たい↔︎お金がない経験をしたくない」
「揺るぎない関係で結ばれたい↔︎一人でいたくない」
と考えてしまうのです。
考えていることと手に入るものの波動は常にピッタリ一致するので、今考えていることと経験していることを意識して関連づけてみるといいかもしれません。ですが、目指す場所に着く前からどこに向かっているかを理解できれば、もっといいでしょう』。
自分では(望むものに)ついて考えていると思い込んでいても、実際は正反対の、(望むものがない)と言う事について考えてしまっている…。
う〜ん、なぜ僕たちは望むことについてではなく、望むものがないことについて考えてしまうのでしょうか?
望むものについて考えている?それとも、望むものがない事について考えている?
先ほどエイブラハムは、あらゆる対象は望むものと望まないものに分けられ、そして僕たちは、自分では望むものについて考えていると思っていても、実際は正反対のことを考えてしまっていると語っていました。
ではなぜ、そのような事が起きてしまうのでしょうか?。エイブラハムはその理由について、このように説明しています。
求めて(ステップ1)から許可する(ステップ3)までの間には、時間差がある?
エイブラハム・『願望に応えてもらっても気づかないのは、求めて(ステップ1)から許可する(ステップ3)までに度々時差があるからです。
明確な願望を放ったとしても、願望そのものではなく、願望が生まれるきっかけとなった正反対の状況に焦点を戻してしまう事がよくあります。
すると、あなたの波動は願望そのものの波動ではなく、願望が生まれた理由に基づく波動となります』。
う〜ん、なるほど。求めて(ステップ1)から許可する(ステップ3)までの間には時差があり、その時差があるせいで、僕たちが願望に応えてもらったとしても気づかないんですね。
では、エイブラハムが言う「願望が生まれるきっかけとなった正反対の状況に焦点を戻してしまう」とは、具体的にはどう言った意味なのでしょうか?
願望そのものではなく、実は、願望が生まれるきっかけについて焦点を合わせてしまっている?
先ほどエイブラハムは、『明確な願望を放ったとしても、願望そのものではなく、願望が生まれるきっかけとなった正反対の状況に焦点を戻してしまう事がよくあります』と語っていましたが、これは具体的にはどう言った意味なのでしょうか?。
エイブラハムはこの事について、とても分かり易いこんな一例を挙げて説明しています。
新車の事を考えている?、それとも、新車が欲しくなった理由について考えている?
エイブラハム・『例えば、自動車が古くなって修理を繰り返し、新しい車が欲しくなったとします。あなたが新車の与えてくれる安心感を求めて願望を放つと、”ソース”はそれをしっかりと受け止め、ただちに応じてくれます。
ところが、あなたが”宇宙の法則”と「創造のプロセス3ステップ」を意識していなかったために、新しい願望に直ぐに注意を向けて、この魅力的な新車のことを考え続ける(そうする事で願望とあなたの波動を調和させる)代わりに、現在の古い車を振り返り、新車が欲しくなった理由に意識を向け、「この古い車は気に入らない」と言うのです。
この時、あなたは気に入らない車に目を向けることでそこに波動を戻しており、新車の方に波動を合わせていないことに気づいていません。「どうしても新しい車が必要だ」と言いながら、古い車の欠点ばかりに注目しているのです。
新しい車が必要だと口にするたびに、知らずに不愉快な現状の波動を強めていて、新しい願望と波動を合わせることからも、求めているものを受け取る態勢からも自分を遠ざけています。
望まないものに意識を向ければ向けるほど、望むものは手に入らなくなります。要するに、美しい新車の事を主に考えていれば新車は着実に近づいてきますが、現在の車の事を主に考えていれば新車はやってこないのです』。
う〜ん、なるほど。新しい車が欲しいと思った時に、なぜ新しい車が欲しいと思ったのか(今自分が乗っている車は古くて嫌だから)と言う理由について意識を向けている時と言うのは、実は望むもの(新しい車)について意識を向けているのではなく、望まないもの(今乗っている古い車)ついて意識を向けてしまっているんですね。
では自分が、望むものに意識を向けているのか、望まないものに意識を向けているのかを、どうすれば見分けられるのでしょうか?
望む事について意識を向けているのか、望まない事について意識を向けているのか、どうすれば見極められる?
先ほどのお話でエイブラハムは、望むもの(新しい車)に意識を向けていれば、望むものはやってきますが、望まないもの(今乗っている古い車)に意識を向けていれば、望むものはやってこないと言う話をされていました。
ではどうやって、自分が望むものについて意識を向けているのか、望まない事について意識を向けているが分かるのでしょうか?。う〜ん、見極めるのって難しそうですよね…?。
でも安心してください。どうやらそれは、人間に元々備わっているあるものを使えば、誰もが簡単に見極める事が出来るそうなのです。
エイブラハムはこう語ります。
思考の方向性を意図的に定める
エイブラハム・『中略
感情は、あなたの物質世界の”存在”と”内なる存在”の波動の差を示します。感情に関心を向け、気分の良い思考に集中しようと努める時、あなたは、”感情による誘導システム”を利用している事になります。
”感情による誘導システム”はあなたの波動の内容を理解し、現在の引き寄せの作用点がどこにあるかを正確に知る助けになります。
欲しいものについて考えることと、それが無い状態について考える事を比較して区別するのは難しい事もあります。ですが、願望について考えたときに湧く感情と、願望が実現していないと考えたときに湧く感情を区別するのは簡単です。
なぜなら、願望に焦点を定めているとき(そしてあなたが放つ波動がそれを純粋に反映しているとき)は素晴らしい気分になり、欲しいものがない状態に焦点を合わせると酷い気分になるからです』。
う〜ん、なるほど。自分の感情(気分)に気付けば、いま自分は、望むものに意識を向けているのか、望まない(望むものがない)事に意識を向けているのかを、簡単に区別出来るんですね
望む事に意識を向けている=良い気分無い事に意識を向けている=嫌な気分
っと言う事になります
願望が叶うのを邪魔する(抵抗のある思考)とは?
冒頭で紹介した、(ここからそこへ、どう行けばいい?)と言うお話の中に、望むものを手に入れるためには、「抵抗のある思考を手放す必要がある」と言うお話が出てきました。
この(抵抗のある思考)というのは、どう言ったものなのでしょうか?。
エイブラハムは、次のように説明しています。
抵抗のパターンを手放す方法
エイブラハム・『あなたが今の生活にあらゆる点で満足しているなら、この先を読む必要はないかもしれません。しかし、改善したい部分、欲しいのにないもの、もしくはいらないから手放したいものがあるなら、これから紹介するプロセスが大いに役に立つでしょう。
抵抗する思考の習慣は、望む物事を許可するのを妨げる唯一の要素です。抵抗する思考のパターンは故意に習得したわけではなく、これまでに少しずつ身につけてきているのです。
いずれのプロセスも、この抵抗のパターンを少しずつ手放せるように助けてくれます。抵抗のパターンは一度に身につけたわけではないので、一度に手放すことはできません。だとしても、いずれは手放せます。
あなたはプロセスごとに、1日ごとに、少しずつ自然に”無常の幸福”を受け入れられる体制に着実に戻っていけます。
あなたは生まれつき備わった自信と確信に支えられて「私は、自分にとって自然な”無常の幸福”が流れてくるように許可する方法を見つけました。”許可する技”の実践法を学んだのです」と人に説明できるようになるでしょう』。
。う〜ん、なるほど。望む物事を許可するのを妨げる唯一の要素である(抵抗する思考の習慣)とは、僕たちが無意識のうちに身につけてきてしまっているものなんですね
では、どのようにして、(抵抗する思考の習慣)を手放していけばいいのでしょうか?
抵抗を手放すプロセスとは?
先ほどエイブラハムは、抵抗する思考の習慣は、望む物事を許可するのを妨げる唯一の要素であり、自分の中で改善したい部分、欲しいのにないもの、もしくはいらないから手放したいと思っているものがあるのなら、この本の中で紹介されている抵抗を手放すプロセスが、大いに役に立つと語っていました。
では具体的にこの抵抗を手放すプロセスとは、一体どう言ったものなのでしょうか?
抵抗を手放すプロセスは全部で22個あります。(以下参照)
プロセス1・感謝する
プロセス2・魔法の創造の箱
プロセス3・創造のワークショップ
プロセス4・仮想のシナリオ
プロセス5・成功ゲーム
プロセス6・瞑想
プロセス7・夢を評価する
プロセス8・プラス面を記すノート
プロセス9・シナリオを書く
プロセス10・仕事のノート
プロセス11・節目ごとの意図確認
プロセス12・そうだったら、いいな
プロセス13・いい気分の思考はどれ?
プロセス14・部屋を片付ける
プロセス15・1万円札の入ったお財布
プロセス16・思考を反転する
プロセス17・「いい気分」の思考に変える
プロセス18・感覚の湧く場所を見つける
プロセス19・お金の流れをよくする
プロセス20・宇宙にまかせる
プロセス21・健康を取り戻す
プロセス22・感情のスケールを上る
この抵抗を手放す各プロセスには、それぞれ(いつ使うべきか)と言うタイミングと共に、自分の(感情の現在地点)によって、使っても効果が低い、または効果が全く無いと言う場合もあるそうです。
そしてその場合は、より数字の大きいプロセス(例えば22など)から始めてみて、だんだんと数字の小さいプロセス(例えば1など)に移行していくといいそうです。
抵抗を手放すプロセスの一例
最後に、具体的な抵抗を手放すプロセスの1例を、一つ紹介して終わりにしたいと思います。
このプロセスはとても簡単で、しかも、感情のスケールが4〜16の範囲までと、感情の現在地点がそれほど高くない人にも幅広く効果があるようなので、オススメのプロセスだと思います。
やり方は以下の通りです。
プロセス12・そうだったら、いいよね?
いつ使うか
・嫌な気分に傾いて抵抗している事に気づき、もっと気分を良くしたいとき
・すでに気分がよく、人生の特定の分野にとって明確な焦点を絞りたいとき
・否定的な会話もしくは否定的な方向に向かいつつある会話を、自分のためになる肯定的な方向に誘導したい、もしくは誰かを誘導したいとき
感情の現在地点
このプロセスは〈感情の現在地点〉が4〜16の範囲にあるときに特に効果があります。(”感情の現在地点”がわからなければ、第22章”感情のスケール”の22項目に目を通してください
エイブラハム・『あなたが「まだ起きていない〇〇の事が起きて欲しい」というと、願望の波動だけでなく、欠乏状態の波動を発生させます。そのため変化は起こりません。
また、この文の前半を省いて「〇〇の事が起きて欲しい」とだけ言ったとしても、願望の実現を許可しない状態に引き留める無言の波動を内面で発しています。
ですが、「この願望が実現したらいいよね?」と言えば、ずっと抵抗の小さい別の種類の期待が生まれます。
自分への問いかけは、肯定的で期待に満ちた反応をあなたから自然に引き出します。
このプロセスはあなたの波動を上げ、引き寄せの作用点を改善します。望むものへとあなたを無理なく方向転換させるからです。
ここにいる仲間たちと最高の時間を過ごせたらいいよね?
道路が渋滞せず、楽しい旅ができたらいいよね?
職場で実りある1日を過ごせたらいいよね?
また、素敵な人間関係を見つけることがテーマかもしれません。
私が相手を思うのと同じように、私のことを大切に思ってくれる素晴らしいパートナーが見つかったらいいよね?
私にパートナーが見つかり、夕陽の見える場所でワルツを踊れたらいいよね?
私のようなパートナーを探している人がいたらいいよね?
このプロセスが効果的なのは、この言葉を口にするとき、欲しいものを選びながらも願望について穏やかな気分でいられるからです。要するに、真剣になりすぎないので波動がとても落ち着いていているのです。
例えば、体重を減らしたいとしましょう。例文を示します
効果のあるダイエット法と出会えたらいいよね?
効果的なダイエット法を見つけた人と出会って、それでやる気が出たらいいよね?
この写真の人のようになれたらいいよね?
あなたの理屈っぽい一面がこう言うかもしれません。
「私は前から痩せようとしてきたの。痩せる方法がわかっていて、それが出来るならとっくになってるわ」
この場合、あなたは願望と矛盾することを言っています。そして、その波動に自分を止めようとしています。ですが、このプロセスを実践すれば、そのような波動はほとんど消えます。
私の体が夢と同調したらいいよね?
この方法がこれまでよりずっと簡単だとわかるといいよね?
自分の身体のことで気が楽になれたらいいよね?
私の身体の食べ物への反応が変わったらいいよね?
運動する意欲がもっと湧くといいよね?
このプロセスにやさしい気持ちで取り組むことで、あなたはこの同調の場に自分を止める事になります。他にも、そのテーマから完全に離れて2度と考えないようにする方法がありますが、それは簡単ではありません。
どこに行こうと身体はついてくるからです。だとしたら、”〜だったらいいよね?”という気分のよくなる思考を選ぶしかないでしょう。
また、すぐに効果が現れるのを期待してはいけません。効果はこれ以外には考えられないというタイミングで現れます』。
う〜ん、どうでしょうか?。これなら簡単ですし、誰もが気軽に抵抗を手放すプロセスに取り組める気がしませんか?
こう言ったプロセスを一つずつ着実に実行していく事で、僕たちの望む物事を許可するのを妨げる唯一の要素でもある、(抵抗のある思考)と言うものを取り除けるようになるそうなので、試してみる価値はありそうですよね♪
今回の本の内容紹介は以上で終了です。
本書の中にはこれ以外にも、21個の抵抗を手放す具体的なやり方(方法)が詳しく紹介されていますので、もしこの記事を読んで本書が気になった方は、是非読んで頂けたらと思います。
終わりに
いかがだったでしょうか。
エイブラハムは本書の冒頭で、この本の役割ついてこのように語っています。
「今」という時間が持つ力への気づき
エイブラハム・『私たちは一度にあなたの意識の様々なレベルに向けて話しかけていますが、あなたは受け取る準備のできていることしか受け取れません。誰もが本書から同じ情報を受け取れるわけではないし、また、読むたびに違う情報を受け取ることもあるでしょう。
本書は、あなたが本当は何者で、これからどう言う存在になり、どう言う存在であり続けるかを理解できるように助けます。その過程には決して終わりがないことを理解できるように、あなたと過去、そして未来との関係を理解できるように助けます。
ですが、最も重要なこととして、「今」と言う時間が持つ力に気づくように目覚めさせます。
あなたが自分の経験の創造者であるとはどう言うことか、あなたの力の全てがなぜ「今」にあるのかを学びます。そして最終的に、”感情による誘導システム”と、「波動の現在地点」を理解できるようにします。
また、本書ではあなたの”見えない”部分と再びつながり、どんな願望でも達成できるように助けるプロセスを紹介します。そしてこのプロセスを応用して、あなたが大いなる”宇宙の法則”を思い出せるように助けますー生きる喜びがよみがえるでしょう』。
この本を読めば、きっと誰もが自分の人生を望むように自由に創造し、どのような願いでも達成する事が出来ると思います。
今回の記事を読んで本書に興味を持たれた方は、ぜひ1度読んで見てはいかがでしょうか。オススメの1冊です📕。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
オススメ動画の紹介
最後に、この本を紹介しているこんな動画もありますので、よかったらこちらも是非参考にしてみて下さいね♪。