皆さん、こんにちは。
今回紹介するのは、「瞑想」についてのお話です。
よく引き寄せの法則について書かれている本であったり、スピリチュアルティーチャーの方達の話を聞いていると、「瞑想」が大切だと言うお話を見聞きしたりすると思います。
なぜ引き寄せの法則では、「瞑想」が大切だと言われたりするのでしょうか。どうやらそこには、こんな深い理由があるそうなのです。
今回はそんな「瞑想」をテーマに、瞑想をする理由や目的についてのお話を紹介したいと思いますので、興味がある方は、是非読んで頂けると嬉しいです。
瞑想の役割は、波動を元の高い状態に戻すこと
皆さんは瞑想と聞いて、どんなイメージを持つでしょうか?もしかしたら、怪しいとか、意味無さそうとか、そう言った意見もあると思います。
瞑想の役割については色々とあると思いますが、特に一番重要な役割と言えるのが
1・抵抗する思考により下がってしまった自分の波動を、元の高い波動状態に戻す
…っと言う役割です。分かりやすくイラストでイメージするとこんな感じでしょうか↓。

ではなぜ瞑想をして、波動を上げる必要があるのでしょうか?そして瞑想するだけで、なぜ波動は上がるのでしょうか?
そもそも波動とは?
瞑想の役割についてのお話しをする前に、最初に簡単な(波動)についての説明をしてみたいと思います。
引き寄せの法則の話の中で頻繁に出てくる言葉の中に、(波動)というものがあります。この波動とは一体どういったものなのかと言うと、僕たちの体から常に発せられている目には見えない何かということになります。(イメージするとこんな感じ↓)

人によってはこの波動を(エネルギー)と言い換えたり、(周波数)と表現したりすることもあります。ではこの波動というものが、引き寄せの法則とどのように関係しているのでしょうか?
引き寄せの法則について書かれた名著『エスター・ヒックス&ジェリー・ヒックス著 本田健訳 新訳 お金と引き寄せの法則 豊かさ、健康と幸せを引き寄せる』(SB Creative)という本の中に、波動と引き寄せの法則との関係性について、次のようなお話が書かれています。
引き寄せの法則の一貫性
エイブラハム・『宇宙全体で「引き寄せの法則」が常に安定して働いているので、あなたは、物質世界の新しい環境に、安心してやってくることができました。
なぜなら、人生で起こることをよく見て、引き寄せの法則の基本を思い出し、人生の土台を整えられると知っていたからです。
すべての基本は「波動」であり、「引き寄せの法則」はその波動に反応すること。つまり、「引き寄せの法則によって、似た波動のものが集められて、そうでないものが引き離されること」を、あなたは覚えていたのです。

中略
あなたが、「ひどい扱いをされた」と感じていると、公平に扱われることはないでしょう。「ひどい扱い」という見方をすることで、その視点から放たれる波動が、「公平な扱い」を拒んでしまうからです。
あなたが、「必要なお金がやってこない」という恐怖や失望でいっぱいだったら、お金やチャンスがあなたから逃げ続けるでしょう。あなたが悪いからとか、価値がないからというわけではありません。
引き寄せの法則は、似ていないものではなく、似たもの同士を引き合わせるのです』。
う〜ん、なるほど。すべての基本は(波動)であり、引き寄せの法則はその波動に反応し、似た波動のものは引き寄せられて、似ていない波動のものは引き離されるんですね。
願望を叶えるための3ステップとは
引き寄せの法則と波動との関係性については、何となく分かっていただけたかと思います。では、そもそも何のために波動を上げる必要があるのでしょうか?それはズバリ、波動を上げると、自然と願いを叶えることができるようになるからだそうです。

それはどういう事なのかというと、『エスター・ヒックス&ジェリー・ヒックス著 秋川一穂訳 新訳 願えば、かなうエイブラハムの教え』(ダイアモンド社 )という本の中に、願望を現実化させるための3ステップという、次のようなお話が紹介されています。
願望を現実化させる”創造のプロセス“と呼ばれる段階には、シンプルな次のような3つのステップがあります。
- ステップ1・求める
- ステップ2・答えが与えられる
- ステップ3・与えられた答えを受け取る、すなわち許可する
(与えられた答えは招き入れなければならない)
そして、この3つのステップの中で特に重要なのものが、「ステップ3・与えられた答えを受け取る、すなわち許可する」というものです。
エイブラハムは著書の中で、ステップ3について次のように語っています。
ステップ3・許可して招き入れる
エイブラハム・『「ステップ3は”許可する技”を適用する重要なステップです。誘導システムはこれのためにあると言えるでしょう。ここでは、あなたの”存在”の波動と願望の波動の周波数を合わせます。

ラジオを聞きたい局の周波数に合わせるように、あなたの”存在”の波動を願望の波動の周波数に合わせないといけません。これを”許可する技”と呼びます。
すなわち、求めているものの受け取りを許可するのです。受け取る体制が整っていなければ、質問に回答が与えられていても、答えてもらっていないように思えます。
あるいは願望が実現していないように思えます。それは願望が聞き届けられていないのではなく、波動が合っておらず、招き入れていないだけなのです』。
う〜ん、願望が実現していないように思えるのは、(波動が合っておらず、招き入れていないだけ)とは、一体どういう意味なのでしょうか?
今の自分が発する波動を、願望が叶った時の波動に合わせる
先ほどのお話の中でエイブラハムは、質問に回答が与えられていても、答えてもらっていないように思えたり、願望が実現していないように思えるのは、実はそれは願望が聞き届けられていないのではなく、波動が合っておらず、招き入れていないだけだと語っていました。
それを分かりやすくイラストで表すと、たぶんこんな風な感じなのだと思います↓

例えばお金が欲しいと願っている人の場合で例えると、その望みが叶った時、つまり欲しいお金を実際に手に入れた時に感じる気分(感情)とは、幸福感や満足感だと思います。
では上のイラストの女性のように、口ではお金が欲しいと願ってはいるものの、今感じている気分はどうでしょうか?幸福感や満足感ではなく、お金がないと言う事や、お金が足りないという事に意識を向けてしまっていて、不満を感じているとしたらどうでしょうか?
う〜ん、まったく波動の周波数が全く合っていませんよね…。
それでは、これならどうでしょうか↓。

上のイラストの女性のように、今の自分の気分(感情)と望みが叶った時の気分 (感情)は同じであり、これなら波動の周波数が一致していますよね。
先ほど(引き寄せの法則の一貫性)というお話の中でエイブラハムは、こんなことを語っていました。
すべての基本は「波動」であり、「引き寄せの法則」はその波動に反応する。
「引き寄せの法則によって、似た波動のものが集められて、そうでないものが引き離される」と。
…っと言う事は、願望を現実化させるためには、願望が叶った時と同じ気分(感情)を叶う前に感じて、同じ波動を出す必要があるということになりますよね。
感情のスケール
ではここからは、(1・抵抗する思考により下がってしまった自分の波動を、元の高い波動に戻す役割)についてのお話しをしたいと思います。
先ほど、願望を現実化させるためには、願望が叶った時と同じ気分(感情)を叶う前に感じて、同じ波動を出す必要があるというお話をしましたが、ここで感情のスケールについてお話したいと思います。
先ほど紹介した『エスター・ヒックス&ジェリー・ヒックス著 秋川一穂訳 新訳 願えば、かなうエイブラハムの教え』(ダイアモンド社 )という本の中に、こんな表が載っています。 (図のイラストを参照↓)

これは感情のスケールと呼ばれるもので、今現在自分が感じている気分 (感情)が1~22の段階のうち、現在どのあたりにあるのかすぐに分かる表になっています。数字が小さくなる(上に行く)ほど良い気分であり、高い波動(周波数)だという事になります。
例えば先ほどのお金が欲しいと思っている人の場合、望みが叶ったときに感じる気分(感情)は幸福感や満足感だとします。するとこの表では、満足は7であり、幸福は3になっていますよね。
では、望みがまだ叶っていないという(不満感)を感じている場合はどうでしょうか?不満は10となっています。明らかに、先ほど望みが叶った時に感じる気分(感情)よりも下にありますよね。つまり、波動が低くなってしまっているということになります。
願望を現実化させるためには、願いが叶う前に、感情のスケールのより高い気分(感情)に移行し、より高い波動(周波数)を出せるようになる必要があるようなのです。
具体的に高い波動(周波数)と言うのは、感情のスケールの7以上が一つの目安となっています。その理由は、『奥平亜美衣著 「引き寄せ」の教科書 復刻改訂版』(Clover出版)という本の中に、次のようなお話が紹介されています。
願望が叶いやすくなる気分(感情)とは?
奥平亜美衣・『最終的に、あなたが、起きている時間の五十パーセント以上を①〜⑦の状態で保つことができれば、あなたの目に見える現実は、あなたが望むように変化し始めます。

また、七十〜八十パーセントを超えてくるようになると、望みが難なく叶い、毎日が楽しいことや幸せなこと、豊かなことで満たされるというようになってきます』。
う〜ん、なるほど。一日の中でできるだけ長い時間を、①〜⑦の気分(感情)で過ごすことによって、高い波動(周波数)を発することができるようになり、その結果として望みが叶いやすくなるんですね。
波動を上げるのはとっても簡単
感情のスケールの⑦よりも上の高い場所にいると、目の前の現実が変わり始め、望みが自然と叶っていくというのならば、誰でもその高い場所に行きたいと思いますよね。
ではどうすれば感情のスケールの⑦よりも上の高い場所、つまり、高い波動(周波数)を出せるようになるのでしょうか?
実はその、誰にでもできる一番簡単な方法というのが、今回のお話のテーマでもある『瞑想』と呼ばれる方法だと言うことです。

なぜ瞑想をすると波動を上げることができるのかについてエイブラハムは、『エスター・ヒックス&ジェリー・ヒックス著 秋川一穂訳 新訳 願えば、かなうエイブラハムの教え』(ダイアモンド社 )という本の中で、次のように説明しています。
プロセス6・瞑想
エイブラハム・『中略

水に浮かぶコルク栓を想像してください (水面は、あなた本来の居場所である、高くて速い波動の場所を表します)。次に、コルク栓を手でつかんで水中に沈める様子を想像します。(このときの感覚が抵抗です)。

今度は手を離して、コルク栓が水面に戻る様子を思い浮かべてください。自然に水面に上がってくるコルク栓のように、邪魔をする抵抗から自由になって高くて速い波動を経験することが、あなたにとって自然な状態です。

あなたが自分を水中に留めておこうとしないかぎり、このコルク栓のように本来の居場所である水面にすぐに戻っていけます。つまり、あなたにとって自然な高い波動の状態に居続けるために努力はいらないのです。
ただし、そのためには波動を下げるような思考を止めないといけません。あなたが本当のあなたと調和する波動でいるのを許可しないことには関心を向けないようにするのです。
願望と正反対の欲しくないものに焦点を合わせなければ、抵抗の波動が生じることはありません』。
う〜ん、なるほど。元々僕たちは高い波動の状態が自然であり、波動を下げるようなネガティブな思考を止めるだけで、元の高くて速い波動に、簡単に戻ることができるんですね。
ネガティブ思考を止めるよりも、ポジティブ思考を活性化させた方がいいのでは?
瞑想をおすすめする理由は、波動が下がるような抵抗する思考(ネガティブな気持ちになる考え)を止めることで、元の高くて速い波動に戻すということでしたが、でも波動を上げる事が瞑想の目的だとしたら、こういう方法も考えられますよね。
例えば
- ・ビジュアライゼーション・願望が叶った所をイメージしたりして、願望が叶ったときの嬉しい気持ちを感じたりしてみる
- ・アファメーション・自分自身に肯定的な言葉を何度も繰り返す言うことで、潜在意識に働きかけてみる

このどちらの方法も、願望を実現させる際に使われるとても有名な方法ですよね。ではなぜエイブラハムは、こう言ったポジティブな思考を活性化させるやり方よりも、何も考えない「瞑想」と言う方法を教えているのでしょうか?
その理由についてエイブラハムは本の中で、次のように語っています。
ポジティブなことを考えるよりも、瞑想の方が簡単
エイブラハム・『私たちが”瞑想”を教えるのは、多くの人にとって、純粋で前向きなことを考えるよりも、何も考えずに頭を空っぽにするほうが簡単だからだと冗談めかして言うことがあります。

心が静まれば、あなたは何も考えません。すると、抵抗もありません。抵抗のある思考が生じなければ、あなたの”存在”の波動は高く、速く、純粋になります』。
純粋で前向きなポジティブなことを考えるよりも、何も考えない方が簡単だから。う〜ん、なるほど。エイブラハムが多くの人に瞑想をオススメする理由とは、そんなシンプルな理由からだったんですね。
瞑想は一日たったの15分でOK!
ここまで読んで頂いた人ならば、多くの引き寄せの法則を教えているスピリチュアルティーチャーの方達が、こぞって「瞑想」をオススメする理由と言うのが、何となく分かってもらえたと思います。
では具体的に瞑想って、一日の中で大体どのくらいの時間やればいいと思いますか?流石に毎日何時間も、ゆっくり瞑想する時間なんて取れませんよね?

でも安心してください。エイブラハムは本の中で、一日たったの15分(朝晩15分ずつやるのが効果的)。たった15分間の瞑想を毎日続けることで、人生をより良い方向に簡単に変えることができると次のように語っています。
15分で人生が変わる
エイブラハム・『長く考え続けている思考を、信念と呼びます。あなたの”ソース”の知識と調和する思考、願望と一致する思考など、信念の多くは大いにあなたの役に立ちます。
ところが、役に立たない信念もあります。自分にはふさわしくない、あるいは価値がない、といった思考がそれです。
“宇宙の法則”を理解し、思考を意図的に選ぶことで、邪魔しようとする信念を活力を与えてくれる信念に置き換えることができます。ですが、もっと短時間で信念を変える、ただちに役に立つ方法があります。それが”瞑想”です。
中略
これを15分間続けると、人生は変わります。なぜなら、あなたにとって自然な”エネルギー”を流すことがこれで許可されるからです。この瞬間に気分が良くなり、瞑想から覚めたときにエネルギーがみなぎっているのを感じるでしょう。
瞑想をするだけで、これまで求めてきたものが現れ始めることに気がつくでしょう。なぜでしょうか?あなたはこういうかもしれません。
「だけど、私は何も意図していません。目標を設定していません。欲しいものを明確にしていません。何が欲しいかを”宇宙”に伝えていません。どうして15分、ただそこにいるだけで物事が動き出すのですか?」
それは、”瞑想”の最中に願望を遠ざけていた抵抗が消えるからです。”瞑想”することで、あなたは願望が経験に流れてくるように許可したのです。

中略
これが大変重要です。なぜなら、人の身に起こるあらゆる物事は、あなたがたが、”エネルギー”を呼び集め、それを許可したり許可しなかったりすることで起こるからです。
全ては”エネルギー”との関係で起こります。あなたがたがしている経験は、そのときのその人の許可または抵抗の程度に応じて、その人の人生がもたらした願望によるものなのです』。
う〜ん、なるほど。1日15分の瞑想を毎日続けることで、願望を遠ざける抵抗する思考を止めることができ、すると波動が自然と上がり、願望が人生経験の中に流れ込んでくるのを許可出来るようになるんですね。
以上で、今回の瞑想をする理由と目的についてのお話は終わりです。
今回記事内で紹介した本についての詳細につきましては、こちらの記事内で紹介していますので、よかったらこちらも読んでいただけると嬉しいです。
終わりに
今回の瞑想についてのお話はいかがだったでしょうか。
瞑想の目的(役割)については今回紹介したお話以外にも、『』頭の中にある様々な雑音(思考)を止めることで、宇宙から与えられる素晴らしいアイデアなどを、直感やインスピレーションといった形で受け取れるようにするという役割などもあるようです。
そのお話についてはこちらから↓。
引き寄せの法則的 15分で人生が変わる 瞑想をする理由と目的についてのお話し 後編
今回紹介できなかった瞑想の正しいやり方についてのお話や、瞑想以外にも簡単にできる波動を上げる方法などについて知りたい方は、記事内で紹介した『エスター・ヒックス&ジェリー・ヒックス著 秋川一穂訳 新訳 願えば、かなうエイブラハムの教え』(ダイアモンド社 )という本の中に詳しく書かれていますので、よかったら読んで頂けたらと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。