皆さん、こんにちは。
今回紹介するお話は、引き寄せの法則でよく言われる(良い気分)についてのお話です。
よく引き寄せの法則では、(良い気分でいれば良い事が引き寄せられてくる)と言う話を耳にする事がありますが、でもこの話を聞いた人の中には、こんな疑問を持つ人もいるのではないでしょうか?
(いやいや、自分は普段から良い気分でいるはずだけれども、良い事なんて全く起こらないんだけど…)っと言った疑問についてです。
引き寄せの法則自体、人によって効果があったっと語っている人もいれば、全く効果がなく、あんなものインチキだと思っている人も沢山いると思います。
これって、そもそも引き寄せの法則自体が間違っているから効果が無いのか、それとも、どこかやり方(使い方)が間違っているのが原因なのでしょうか?
どうやら、良い気分で過ごしているけれど良い事が引き寄せられてこない最大の原因として、「1日の中で良い気分で過ごす時間が短い(足りない)」と言う問題があります。
良い気分で過ごす時間が足りないとはどう言う事なのか?。今回はそんなテーマについてのお話を紹介してみたいと思います。
引き寄せの法則の仕組み
始めに、ここで少しだけ、引き寄せの法則の仕組みについて紹介してみたいと思います。…っと言っても、引き寄せの法則の仕組みはとてもシンプルに出来ています。
人間の身体からは絶えず、目には見えない(波動)と呼ばれるものが身体の外に向けて発信されているそうです。波動を別の言葉で言い表すのなら、ラジオなどで使われる(周波数)などとも表現出来ると思います。
そしてここがとても大切なポイントなのですが、この時、自分がどんな(波動)を宇宙に発するのかによって、引き寄せられてくる現実が変わって来てしまいます。
例えば下のイラストのように、自分が日頃から良い波動を発する事ができていれば、その発せられた良い波動にマッチした、自分にとって望ましい出来事や好ましい現実が引き寄せられてきます。
それとは逆に、下のイラストのように日頃からあまり良くない波動を発していると、その良くない波動にマッチした、自分にとって心地良くない(好ましくない)現実が引き寄せられて来てしまうという事になります。
つまり引き寄せの法則はとてもシンプルで、良い波動を発していれば良い現実が引き寄せられてくる事になるし、悪い波動を発していれば悪い現実が引き寄せられてくると言う事です。
こう聞くと引き寄せの法則って、とてもシンプルで分かりやすい法則ですよね。
引き寄せの法則のより詳しい仕組みについては、別の記事でも紹介していますので、良かったらそちらもご覧になってみて下さい。
思い通りの人生を手に入れる 引き寄せハンドブック
自分が出す波動の種類は、「気分」や「感情」によって決まる
先ほどのお話の中で、僕たちは常に目には見えない(波動)と言うものを発信していて、その発信した波動にマッチしたものが自らの経験(現実)に引き寄せられてくるというお話をしました。
つまり、自分が良い波動を発信していれば良い現実が、悪い波動を発信していれば悪い現実が引き寄せられてくると言う事になります。
そして、この良い波動や悪い波動と言うのはどのようにして決まるのかというと、それは僕たちがその時々に感じている、(気分)や(感情)によって決まるそうなのです。
良い出来事を引き寄せる為には良い波動をまず発信する必要があり、その良い波動を発信する為には、日頃から良い気分(感情)でいる事が大切だという理由から、引き寄せの法則ではよく(良い気分)でいる事が大切だと言われているんですね。
確かに引き寄せの法則の仕組みを知ると、良い気分でいる事の大切さがよく分かると思いますが、でもそれと同時に、こんな疑問も湧いてきませんか?
『自分はなるべく良い気分で過ごしているはずだけれども、全然良い事なんて引き寄せられてこない』っと言った疑問についてです。それはどうしてなのでしょうか?
良い気分でいるけれど、良い事が起こらない理由
自分も過去を振り返ってみると、自分では良い気分で過ごしているのにも関わらず、そんなに良い事が引き寄せられてきてるような感じがしない事も多々ありました。
では、なぜこのような事が起こるのかと言うと、どうやらその原因は、(1日の中で良い気分で過ごす時間が短いから)という理由があるそうなのです。
それはどう言う事なのかという事を説明する前に、そもそも引き寄せの法則で言われている(良い気分)とは、一体どのような気分(感情)なのかと言う事を説明してみたいと思います。
ここに、人間が感じる様々な気分(感情)を表したリストがあります↓。
これは感情のスケールと呼ばれているもので、「エスター・ヒックス&ジェリー・ヒックス著 秋山一穂訳 新訳 願えば、かなうエイブラハムの教え」(ダイアモンド社)と言う本の中に登場するものです。(こちらの本です↓ )
人間には以上のような22種類の感情があり、一番低い22の感情から、数字が小さくなる(上に行く)順に気分が良い(良くなっている)と言う事になります。
そしてこのリストの中で、気分の良し悪しを分ける境界線の目安にされるのが、7の(満足)と言う感情と、8の(退屈)と言う感情です。
つまり、7の(満足)よりも上の感情にいる時と言うのが、引き寄せの法則で言われる(良い気分)でいる時の感情という事になります。
そして、この7よりも上の気分(感情)にいるとどうなるのかについて、作家の奥平亜美衣さんが書かれた著書『「引き寄せ」の教科書 復刻改訂版』(クローバー出版)と言う本の中に、次のよう事が書かれています。
ポジティブシンキングとは言うけれど
奥平亜美衣・『中略
最終的に、あなたが、起きている時間の五十パーセント以上を①〜⑦の状態で保つ事ができれば、あなたの目に見える現実は、あなたが望むように変化し始めます。
また、七十〜八十パーセントを超えてくるようになると、望みが難なく叶い、毎日が楽しいことや幸せなこと、豊かなことで満たされていると言うようになってきます』。
う〜ん、なるほど。起きている時間の50%、つまり半分以上の時間を、感情のリストの7よりも上の状態に保って置く事が大切だと言う事ですね
では果たして僕たちは普段、それができているのでしょうか…?
良い気分で過ごせている時間が本当は短いのかも?
先ほど紹介した奥平さんのお話では、僕たちが起きている時間の約半分以上を、先ほど紹介した感情のリストにある①〜⑦の状態を維持していると、僕たちの目の前の現実が、望むように変化し始めると言うお話でした。
…っという事はつまり、僕たちの目の前の現実が変わっていないと言う場合、もしかすると自分ではいい気分で過ごせていると思ってはいるけれど、本当は良い気分では過ごせていないと言う可能性があるのかもしれませんね…。
実はそれを裏付ける、こんなお話があります。
1日の中で、良い気分でいられているのはたったの2パーセント?
現在YouTubeに、(こうちゃん)と言う方が運営されている「エイブラハムQ&A」と言う動画チャンネルがあり、その動画チャンネルの中に、有料メンバーのみが見れる動画があります。
その動画の一つに、『エイブラハムに聞いた幸せの川の流れについて詳しく解説します』(引き寄せカップルラジオQ&A)と言う動画があり、この動画の中で次のようなお話が紹介されていました。
ある女性がエイブラハムに、こんな事を尋ねたそうです。
エイブラハム、比較的私は1日の中で、良い気分を保っている割合が高いと自分では思っているのですが、大体何パーセントくらい良い気分を保ち過ごせているのでしょうか?
自分では良い気分を保ていると言う自覚がある女性が、エイブラハムから見てどのくらい良い気分を保てていると答えるのか?う〜ん、すごく気になりますよね。
するとエイブラハムは次のように答えたそうです。
そうですね、大体2パーセントくらいですね
…比較的自分では良い気分で過ごせている時間が長いと思っている人が、エイブラハムの視点から見ると、実際はたったの2パーセントしか良い気分を維持する事ができていないと言う衝撃的な現実…。
先ほど紹介した、奥平さんのお話を皆さん覚えているでしょうか?。
僕たちが起きている時間の半分以上を、感情のスケールの①〜⑦の範囲内にある感情(気分)以上に保っておくと、僕たちの目に見える現実は、僕たちが望むように変化し始めると言うお話でしたが、もし目の前の現実が変わっていかないのだとしたら、良い気分で過ごせている時間が全く足りていないのかもしれませんね。
なぜ感情(気分)が下がる原因
では、なぜ1日の中で、長く良い気分で過ごす事ができていないのでしょうか?例えば皆さんも普段TVのニュース番組などを見て、こんな気持ちになったりしていせんか?
『えっ !?、また値上がりするの?。こんなに値上がりばっかりしたら生活していけないよぉ〜』。
例えば上のようなイラストの場合、最初はすごく良い気分で過ごせていて、このまま良い気分を持続させる事ができればいいのですが、ついついTVのニュース番組などを見ていて不安な気持ちになったりしていませんか?
不安と言う感情は、感情のスケールでは21と言う場所にあります。気分の良いと言われる①〜⑦と言う感情からはだいぶ外れてしまいましたよね
では次のような場合はどうでしょうか?。
世の中にある各種SNSには、(いいね)ボタンや(高評価)ボタンと言うものが存在します。
自分が投稿したものに対して、(いいね)や(高評価)が沢山つくと嬉しいと感じる人も多いと思いますが、それでは、自分以外の人が(いいね)や(高評価)を沢山貰っている所を見た場合、ついこんな風に思ったり(感じたり)する事はないでしょうか?
『え〜っ!。なんで〇〇さんの方が私よりも高評価貰っているの?。絶対におかしいでしょ!私より全然良くないじゃん』。
このような場合は、相手に対する羨ましいという(嫉妬)と言う感情の場合もありますし、自分の方が全然良いのに、なぜ相手が自分よりも高く評価されているのか(怒)と言った、相手に対する(非難)や(怒り)という感情を感じる場合もあると思います。
感情のスケールでは、嫉妬は21、怒りは17、非難は15と言う位置にあります。
先ほどの21・不安と言う感情の場所に比べればどれもまだマシですが、どの場合も、気分の良いと言われる①〜⑦の場所からは大きく外れてしまっています。
実は僕たちが普段、自分では気分良く過ごしていると思っている割には、あまり目の前の現実が変わらない背景には、こう言った気分が下がる事に対して、無意識に思考を使ってしまっているからと言う原因もあるそうです
出来るだけ良い気分でいる時間を長くする方法
ここまでのお話を読んでみて、普段僕たちは自分で思っているよりも、意外と良い気分で過ごせている時間が短いと言う事と、その短くなってしまう原因について少し知ってもらえたと思います。
先ほど紹介した奥平さんのお話を読んでみても分かる通り、結局僕たちがやるべき事は、起きている時間の半分以上を、先ほど紹介した感情のスケールの①〜⑦以上にいかに長く保っておけるかどうかと言う事が、大きなポイントになってくると思います。
では、具体的にはどうすればいいのか?
そこでとても参考になるのが、以前自分も紹介した事があるこちらの『Sayaka.著 週末引き寄せ!ふだん忙しい人が”最高の人生”を最速で手に入れる魔法』と言う一冊です。
この本の中には、具体的に日々の生活の中で取り入れられる、様々な(良い気分)で過ごすためのコツやヒントがいくつも紹介されています。
今回は最後に、その中の一つを紹介してみたいと終わりにしたいと思います。
Part2・実践!週末引き寄せ!〜自分を心底、いい気分にさせてあげるためにできること〜
アクション1・ミニマリズム・思い切って、テレビと時計を部屋からなくす
Sayaka.・『「パリのおうちでは、テレビは戸棚に隠してあります」
ある本にあった、そんな一節を読んで、刺激を受けました。
テレビは、必ずしも部屋になくていい。
同じ時期に「ラグジュアリーホテルやスパには時計がない」と言うことも発見していたので、思いきって時計もスマホだけにすることにしてみました。
壁掛け時計もめざまし時計もなし。
腕時計もつけなくなりました。
テレビと時計を手放して4年近くが経ちましたが、意外と何も問題なく生活できるものでした。いい変化としては、「無意識に目に入って、自分が意図していなかった「嫌な気分になる情報」が減ったこと。
動画を見るときは、自分で選んで、自分が見たいものだけをみるし、時計も自分に必要な時にだけ、スマホのホームボタンを押して見る。
ニュースも、必要なときだけニュースアプリを開いて確認します。
そんな風にしていると「自分でない何かに、時間を持っていかれる感覚が」圧倒的に少なくなりました。
その代わり、週末に、これからの人生でやってみたいことに想像を膨らまる時間や、窓を開けて気のいい風を感じる時間が生まれました。
1日24時間の中に、自分のための時間と余白の時間ができたような…..。
以前はよく感じていた、将来に対する漫然とした不安や、何もしないうちにすぐに時間が過ぎていってしまう感覚も、いつしかほとんどなくなっていました。
お正月に実家に帰ったときに見るテレビ番組は、とても面白く、ちょっと特別なものに。
「テレビや時計を一切なくす」とまではしなくても、目につきにくいところに移動したり、布をかけておいてもいいかもしれません。
あるいは週末だけでも、テレビや時計を見ない時間を作るのもおすすめです。
「なぜかいつも忙しいな」
そんな嫌な気分に悩んでいたら、試してみてください』。
著者も語っている通りTVなどを何となく見ていると、無意識にネガティブな情報が目に入ってきて、その結果嫌な気分になってしまう事ってよくある事だと思います
1日の中で良い気分で過ごす時間を少しでも長く保つ為には、こう言った方法などを取り入れてみてはいかがでしょうか
終わりに
いかがだったでしょうか。
自分も少し過去を振り返ってみると、自分でも良い気分(感情のスケールの①〜⑦以上)で過ごせている時間を長く維持出来ている時には、良い話やチャンスなどが色々と訪れて来ましたが、自分では良い気分で過ごせていると思ってはいるけれど、実際はそんなに良い気分で過ごせていなかった時には、やっぱりそう言う事は全く起こりませんでした…。
引き寄せの法則は、(自分の思考や感情にマッチする、人や出来事を引き寄せる)と言われますが、実践してみると、これって本当なんだなぁっと言う事を誰もが実感できると思います。
引き寄せの法則を実践する上で(良い気分)でいる事は勿論大切だと思いますが、それと同じくらい(良い気分でいる時間の長さ)と言う事も、とても大事な事だと思います。
では、(良い気分で過ごす時間を長く)すると、一体どんな事が起きるのか?
それについては先ほど紹介したSayaka.さんの別の著書である、『Sayaka.著 1年間、嫌なこと全部やめて、好きなこと・ワクワクすることだけやってみた結果』と言う本の中に、とても興味深い体験談が書いてありますので、良かったら一度読んでみて頂けたらと思います。
こちらは以前書いた、本の簡単な紹介記事です↓
オススメ本の紹介・1年間、嫌なこと全部やめて、好きなこと・ワクワクすることだけやってみた結果
皆さんも今回のお話を参考にして、1日の中で1分でも1秒でも長く、良い気分で過ごす時間を長くして貰えたらと嬉しいです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。