皆さん、こんにちは。
早速ですが、皆さんには今何か、叶えたい夢や目標などがあるでしょうか?。
例えば世の中には、画家になりたいと言う人もいれば、歌手になりたいと言う人、映画監督や俳優、小説家や脚本家などなど、自分の創造性を活かした芸術的な分野で、クリエイターとして活躍したいと思っている人も多いと思います。
でも、そんな思いと同時に、どこかで「自分にはそんな才能なんて無いし、無理なのかもしれない...」っと、夢を途中で諦めようとする人もいるかもしれません。。
今回紹介する本は、そんな夢を途中で諦めかけようとしている、すべての人にオススメしたい1冊です。
『パム・グラウト著 桜田直美訳・こうして、夢は現実になる』(サンマーク出版)
著者はこの本の冒頭で、本書について次のように語っています。
パム・グラウト・『これは、「クリエイティビティー」(創造性)についての疑問や葛藤から生まれた本だ。この本を書いたのは、創造性を高めてくれるような「大きな存在」とつながりたいという強い願いがきっかけだった。
この「大きな存在」は、私にライターという仕事を授け、ライターの仕事に必要なスキルを与えてくれた。
私はこの本に、時間を超えたメッセージがあると信じている。そして、あなたも同じことを思ってくれることを願っている』。
これから少しだけ、この本の内容紹介をして行きたいと思いますので、良かったら読んで頂けると嬉しいです。
著者&訳者紹介

はじめに、この本の著者と訳者の方を紹介をしたいと思います。
著者
この本の著者は、パム・グラウトさんと言うアメリカ在住の女性の方が執筆をされています。著者はニューヨークタイムズのベストセラー作家でもあり、これまでに出版された著作物は18冊にものぼります。
それ以外にも、映画の脚本を2本、舞台の脚本を4本、テレビシリーズの脚本を1本の、計7本を手がけ、それ以外にも、2つのiPhone用アプリの制作をされた経験があるそうです。
元々著者は本業はライター業をされている方だそうで、今までに「ピープル」誌、「メンズ・ジャーナル」誌、ウェブサイトの「CNNトラベル」、「ハフィントンポスト」などで記事を執筆し、それ以外にも、ご自身の旅行ブログの執筆活動などもされているということです。
趣味は、ピックルボールとクロスワードパズル。
主な著書は、『こうして、思考は現実になる』『こうして、思考は現実になる2』『「感謝」で、思考は現実になる』『THE GRATEFULNESS』(以上全てサンマーク出版)『人生を思うように変える呼吸法』(宝島社)などがあります。
著者の各種SNSはこちらから↓
過去に書いた著者の本の紹介記事はこちらから↓
訳者
この本の翻訳をされた方は、桜田直美さんと言う女性の方です。早稲田大学第一文学部を卒業し、現在は翻訳家としてご活躍されているそうです。
主な訳書は、『脳は「ものの見方」で進化する』、『THE CULTURE CODE 最強チームを作る方法』(かんき出版)、『睡眠こそ最強の解決法である』(SBクリエイティブ)などなど、多数翻訳をされています。
本の内容紹介

ここからは、この本の内容紹介をして行きたいと思います。
この本では各章ごとに、次のようなテーマのお話が紹介されています。
第1章・まずは、「できないかもしれない」の思い込みをぶちこわす
第2章・次に「大きな力」に助けてもらう
第3章・そろそろ、まわりからの「やめたほうがいい」を投げ捨てる
第4章・いよいよ、あなたの中の才能を引き出そう
第5章・今度は、あなたが世界を元気にする番だ!
おわりに「創造する生き方」
流石に本の内容全ては紹介できませんので、今回の本の紹介記事では主に、この本がどう言った内容の本なのかについて紹介したいと思います。
この本はどう言った内容の本なの?

この本がどう言った内容の本なのかというと、毎週著者から出される課題を一つずつクリアしていき、これから約1年間をかけて、自分の中に眠るクリエイティビティ(creativity)『創造性や独創性』といった能力を高めることを目的にしています。
その課題も決して難しいものではなく、とても面白いユニークな課題ばかりです。
例えば、
- やってみよう!・課題・時間の使い方を分析する
- やってみよう!・課題・1枚の紙から立体オブジェを作る
- やってみよう!・課題・20文字で文章を書く。多すぎても、少なすぎてもいけない
- やってみよう!・課題・スマホアプリのアイデアを3つ考える
- やってみよう!・課題・ジョークを考えて発表する
などなど、こう言った面白い課題が毎週1つずつ出されています。
それ以外にも、
- 古着屋へ行き、いちばん派手で奇抜な服を買う。
- 人気ロックバンドの名前を考える
- 思いもよらないような場所で朝食を取る。
- 蛍をつかまえてビンに入れる(もし今が冬なら、吐いた白い息をビンに閉じ込める)。
- 南の島でバケーションを計画する。計画ができたら、行ったつもりになってハイボールと麦わら帽子でお祝いをする。
…っと言った、とてもユニークな、心の筋肉を動かすエクササイズというものが毎週紹介されています。
この本の正しい使い方について、著者は次のように語っています。
さあ、創造性を高める旅に出よう!

パム・グラウト・『今から一年間、あなたは自分の創造性を高める旅をすることになる。
この本は他の本と違い、創造性の邪魔になっているトラウマや心の傷をほじくり出すことを目的にしていない。
この本のメッセージはあくまで直球勝負。『とにかくやってみよう!』だ。
たとえば、歩道にチョークで詩を書いたり、キャンプファイアーを囲んで詩の朗読会を開いたり、それに加えて、週に一回、「自画像を描く」、「歌を作る」といったプロジェクトをこなしていくことになる。

どのプロジェクトも単純で、難しいところなんて一つもない。
とはいえ、きっと納得できない人もいるだろう—「なんで創造性を高めるために落書きなんてしなければならないんだ・くだらない!」と。
それは、常識による古い思い込みだ。私はこう言おう。「そんなの聞いちゃダメ。自分に限界を作らないで。ただやればいいの」
この本のプロジェクトは、アートのすべてを網羅している。文章を書くこともあれば、絵を描くこともある。

パフォーマンスアートに挑戦する事もあれば、歌う事もある。もちろん、新しいビジネスを発明することだって、立派なアートだ。
この本に登場するプロジェクトは、これまでの退屈な自分から「脱獄」するための7つ道具だ。どれもシンプルだけど、破壊的なパワーを秘めている。
これまで積み重ねてきた常識を破る許可を自分に与えよう。映画「大脱走」のスティーブ・マックイーンのように、バイクに乗って有刺鉄線の策を飛び越えよう。
自由になったあなたは、全く新しい自分を発見し、今までとは違う目で世界を眺めるようになるだろう。どのプロジェクトも、楽しむためにある。楽しみながら自分を変えよう。うまくできなくてもかまわない。
この本では、プロジェクトのやり方を詳しく説明していない。そもそも、それがこの本の狙いだ』。
う〜ん、なるほど。この本はただ読むだけではなく、「とりあえずやってみよう!」という事が、最大のテーマとなっている本なんですね。
著者自身が自分の「夢を叶えた」方法とは?

世の中には、絵を描いたり、歌を歌ったり、小説を書いたり等々、好きなアートやクリエイティブな活動によって、自分の夢を実現させたいと願っている人も多いと思います。
著者はこれまでに18冊の本を書いてきました。その他にも映画の脚本を2本、舞台の脚本を4本、テレビシリーズの脚本を一本書いたことがあるそうです。
こう聞くと著者は、素晴らしい才能に恵まれた特別な人であり、それに比べて自分にはそんなクリエイティヴ(創造性)の才能なんて無いから、アートや創作活動などの分野で活躍するなんて無理だと思う人もいるかもしれません。
でも著者によると、本来誰もがこの「創造の力」というものを持っているそうなのです。では著者は一体どのようにして、「自らの夢」を実現することができたのでしょうか?
著者は、自らが「作家」と「脚本家」になるという夢を叶えた方法について、次のように語っています。
私が「作家」と「脚本家」になる夢をかなえられた、たった一つの方法

パム・グラウト・『映画監督のジョン・ファボローも言っているように、創造性は自分でコントロールできるものではない。むしろ「アクセス」するものだ。
創造性はいつでもあなたの中にある。目には見えないけれど、いつでも手に入れることができる。
この創造の力は、あなたのような人材をどんどんリクルートして、刺激的な新しいプロジェクトに登用する。あなたのような物理的な存在の力を借り、刺激に飢えた外の世界に刺激を届けている。
今はまだそんなふうには思えないかもしれないけれど、この「もっと大きな何か」とつながるのは、あなたの創造性、そして人生にとっていちばん大切なことだ。
あなただけでなく、人類全体のためになる。さらに私は、こう断言したい。創造することは、食べ物や住む家と同じで、生きていくために欠かせないものだ。
私もまた、この「大きなもの」の力を借りて十八冊の本を書いた。それに、映画の脚本を二本、舞台の脚本を四本、テレビシリーズの脚本を一本書いた。私にそれができたのは、ただ、ミューズに祈りを捧げたからだ。

その祈りの言葉を、後でみなさんにもお教えしよう。もちろんあなたの祈りの言葉は、あなただけのオリジナルになるだろう。
ここで大切なのは、「やり方を知らなくてもかまわない」ということ、あなたはすでに、十分な練習を積んでいる。
絵を描いたこともあるし、本もたくさん読んだ。アートはあなたの中にある。人は誰でも生まれながらに創造的な才能を持っている。
あなたはただ、宇宙の声を聞くだけでいい。あとのことは、宇宙がすべてやってくれるだろう。
う〜ん、なるほど。「創造の力」というものは本来誰もが持っているものであり、それを活用するためには、宇宙(ミューズ)の声を聞くことが大切なんですね
夢を叶えるために最初にする事とは?

先ほど著者は、「あなたは絵を描いたこともあるし、本もたくさん読んだ。アートはあなたの中にある。人は誰でも生まれながらに創造的な才能を持っている」というお話されていました。
こう聞くと、
だったら今すぐにでも、絵を描いたり、文章を書いたりなどの、創作活動を始めたい!
…っと思う人もいるかもしれません。
ですが著者は、絵筆を取ったり、鉛筆を握ったりして、創作活動に本格的に移る前に、まずしなければいけないことがあると語っています。
そのしなければいけない事とは?著者は次のように語っています。
著者から出される数々の課題を、僕たちはガイドに助けを求め、ガイドと一緒に挑戦していく
パム・グラウト・『プロジェクトは全部で五二個あり、一週間に一つずつ実行していく。創造のプロジェクトに加えて、刺激的なメッセージもある。ちょっと「おかしな」行動もしてもらうかもしれない。
毎週の課題はプロジェクトだけではない。私が「心の筋肉を動かすエクササイズ」と呼んでいる課題もある。
また、各週の課題のほかに、有名なアーティストの逸話も紹介している。このコーナーは「成功者も、同じ道を歩んだ」というタイトルをつけた。
本物のアーティストたちも、あなたや私と変わらない。みんな同じ人間で、同じように不安を抱えていることを知ってほしい。
絵筆を取ったり、鉛筆を握ったりする前に、しなければならないことが一つある。それは、ガイドに助けを求めることだ。どのプロジェクトでも、あなたはガイドと一緒に挑戦することになる。

ガイドは心の中のチームメイトだ。彼らはもうずっと昔から、あなたに呼ばれるのを待っていた』。
う〜ん、なるほど。ガイドに助けを求めて、著者から出される数々の課題を、僕たちはガイドと一緒に挑戦していく。ガイドと一緒に挑戦していくというのは、とても心強いことですね♪
ガイドに助けを借りるために必要な2つの事

先ほど著者は、これから著者から出される数々の課題を、僕たちはガイドの助けを借りながら、ガイドと一緒に挑戦していくというお話をされていました。
ではどのようにしてガイドに助けを求めれば、ガイドは僕たちに協力をしてくれて、共に課題に挑戦していくことができるのでしょうか?
著者はそのためには、まず次の2つの訓練から始める必要があると語っています。
その2つの訓練とは?著者は次のように語っています。
夢をかなえる基礎となる2つの訓練・【訓練】1・出席する
パム・グラウト・『ガイドを誘い出す方法はとても簡単。それは「出席する」ことだ。
人は誰でも創造的な才能を持っている。それは地下に流れる水脈のようなものだ。理論上は、誰でも手に入れることができる。でも実際に水を飲めるのは、地面を掘った人だけだ。
地下を流れる無限の水を飲むために必要なことは二つだけ。一つは、飲みたいと思うこと。そしてもう一つは、現場に現れて地面を掘ること。難しいことは一つもないし、才能なんて必要ない。

ここで、アーティストにインスピレーションを与えるといわれる美の女神、ミューズの視点で考えてみよう。世界に発表したい重要なプロジェクトがあるなら、どんな人に任せたいだろうか?
気まぐれであてにならなくて、いつでも責任から逃げ回っているような人?それとも、毎日休まず出席する、誠実で頼りになる人だろうか?』
う〜ん、なるほど。確かにいくら創造的なアイデアを持っていたとしても、毎日出席し、実際にプロジェクト(課題)をやらない人だと、ガイドに助けてもらえなさそうですよね。
もう一つの訓練とは?
著者が教える、ガイドに助けを求め、ガイドに協力してもらいながら、夢をかなえるための基礎訓練の一つ目は、「毎日出席する」というものでした。
では二つ目の訓練とは、どのようなものなのでしょうか?著者は二つ目の訓練について、次のように語っています。
夢をかなえる基礎となる2つの訓練・【訓練2】お願いする
パム・グラウト・『ここで祈りの言葉が登場する。
私には、もう何年も使っている祈りの言葉がある。これは私だけのオリジナルだ。何かのプロジェクトに取り組むときは、必ずこの祈りの言葉を唱えている。
祈りの言葉がなければ、母親へのバースデーカードも書けないぐらいだ。第2週のプロジェクトでは、あなただけの祈りの言葉を作ってもらう。

ミューズに自分の存在に気づいてもらったら、今度は「私のスキルをあなたの活動に使ってください」とお願いする。
ミューズの力を伝えるパイプになることに同意し、導きを受け入れる。自分には助けが必要だということを謙虚に認めるのだ』。
う〜ん、なるほど。自分だけのオリジナルの「祈りの言葉」を考える。皆さんなら、どのようなオリジナルの「祈りの言葉」を創るでしょうか?
天才は特別な人たち?

世の中には、数々の芸術(アート)と呼ばれるものがありますよね。映画や音楽、小説やTVドラマ、マンガや絵画などなど、他にも数えきれないほどたくさんの芸術作品が、この世の中には存在します。
そう言った素晴らしいクリエイティビティ(創造性)を発揮した数多くの作品を見ていると、誰もが自然とこのように思うかもしれません。
うわぁー!この作品凄いなぁ!。やっぱり天才は違うよねぇ〜。
天才は私たちとは全く違う特別な存在なんだから、私たちには到底真似できないよねぇ〜。
確かに、世の中に存在する素晴らしい数々のアート作品を見ていると、天才と僕たちとの間には、超えられない大きな壁のようなものがあるように思います。
でも著者は、僕たちと天才と呼ばれる「彼ら」との大きな違いは、たった一つしかないと語っています。その「違い」とは?
著者はその「違い」について、次のように語っています。
大丈夫、天才たちだって、創作するのは怖い
パム・グラウト・『多くの人が、天才は特別な存在だと信じている。朝起きて、コーヒーを淹れ、「さて、始めるか」ですぐに天才的な仕事ができると思っている。でも、それは間違いだ。

たしかに天才は、私たちに星や月を見せてくれる。行ったことのない場所へ連れて行ってくれる。でも、どこかへ行くには、誰かがスーツケースに荷物を詰めなければならない。
映画「オズの魔法使い」で、オズの魔法使いの正体が明らかになったシーンを覚えているだろうか?ドロシーと仲間たちは、偉大な魔法使いに会うために大変な思いをしてきた。
魔女のほうきを手に入れるためにあんなに苦労して、空飛ぶサルにも襲われたりしたというのに、いざカーテンを開けてみれば、あの偉大で恐ろしいオズの魔法使いも、自分達と変わらない普通の人だったのだ。
たとえ成功したアーティストでも、心の中で恐怖を完全に克服したわけではない。
アカデミー賞を受賞した俳優、サー・ローレンス・オリヴィエは、ずっと舞台恐怖症に苦しんでいた。
一四〇〇万冊も売れた「怒りの葡萄」を書いたジョン・スタイン・ベックも、ずっと自分の小説に自信が持てず、自分が偽物のように感じていた。
「英語で書かれた二○世紀の小説ベスト一〇〇」に選ばれた「1984年」を書いた小説家、ジョージ・オーウェルはずっと作品が売れず、生涯にわたって不安を抱えていた。

実際のところ、あなたと「彼ら」の違いは、創作を続けたかどうかということだけだ。彼らは不安の発作が起きても、空飛ぶサルに襲われても、創造をやめることはなかった。
彼らはあきらめなかった。大きな力に助けを求め、そして「イエス」と言った』。
う〜ん、なるほど。天才と呼ばれる人たちと僕たちとの違いとは、創作を続けたかどうかの違いであり、天才と呼ばれる人たちは例えどんな事があっても、決して創造をやめなかったということなんですね
…以上で、今回の本の内容紹介は終わりです。
いよいよここから先のお話では、著者から毎週出される課題をこなしながら、アーティストやクリエイターに必要な創造性を高め、夢を叶える方法を学んでいくことになります。
この本は、これからアート活動をしてみたいと考えている方はもちろん、すでにアーティストとして活躍しながらも、どこかで不安や悩みを抱えているクリエイターの方々などにも、オススメできる1冊だと思います。
今回の紹介記事を読んで本書に興味を持たれた方は、ぜひ1度読んでみてはいかがでしょうか。
終わりに
いかがだったでしょうか。
この本は、自らの「創造性」を高めながら、「夢を叶える」という事をテーマとした内容の1冊となっています。
こう聞くと、アートなどの創作活動をしている人や、そう言った分野で夢を叶えたいと思っている人向けの内容の本なのかというと、実はこの本には、もっと大きなテーマがあるそうなのです。
著者はこの本の「はじめに」で、この本は、「もっと大きな自分、本当の自分を取り戻すための本」であると、次のように語っています。
この本は「自由になるため」、そして「本当の自分を取り戻す」ための1冊
パム・グラウト・『中略
この本は、自由になるための本だ。たっぷり熱湯につかって茹でられてしまった人でも、お湯から飛び出して自由になることができる。
聞いた話によると、人は自分が知りたいことを人にも教えるらしい。でも私はこの本で、自分が知りたいことではなく、やりたいことをみなさんに教えるつもりだ。

私は朝起きたら、自分がなりたい人と、やりたいことを決めたい。同じ精神を持った人たち、大きな家よりも、大きな夢を求めるような人とつながりたい。
カフェで文章を書き、友達とおしゃべりしたい。土曜の夜は絵を描いてすごしたい。それぞれが興味のあることを話す発表会と、ジェスチャーゲーム大会を開きたい。内なるダンサー、内なる冒険者を解放したい。
もう何年もの間、私はこの「もう一人の私」を封印していた。私に見えるのは、欠陥だらけのダメな自分だけだった。だからせっせと自己啓発の本を読み、アファメーションをして、「壊れた自分」を修理しようと必死になっていた。
そのせいで、本当の自分を忘れてしまっていた。私がずっと探していたのは、大胆で、光り輝く本当の自分だったのだ。この「こうして、夢は現実になる」が、「あなたがずっと探していたもの」になることを願っている。
たしかにこれは創造性についての本だが、それだけではない。もっと大きな自分、クレヨンで絵を描かなくなったときに一緒に捨ててしまった本当の自分を、取り戻すための本でもある。

もしかしたら、あなたの本当の自分は、私とは違うかもしれない。もちろん、それでもかまわない。創造性を一つの型にはめることはできないからだ。
私たちの誰もが、「本当の自分」を持っている。ただ長い年月の間に、粉々に砕けてしまっただけだ。そう、子供のころに持っていた、あのクレヨンのように。
この本でいちばん大切なのは、スピリチュアルの道を進むことだ。もっと大きな自分を呼び覚ますだけでなく、創造することは自分の運命だと信じるのだ。
創造こそが、スピリチュアルの目覚めに続く道だ』。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
オススメ動画の紹介
今回紹介した本の紹介動画がありましたので、よかったらこちらの動画も参考にしてみて下さい。