皆さん、こんにちは。
突然ですが皆さんは、(ノートに願い事を書くと、願いは叶う)と言う話を聞いた事があるでしょうか?。「願いを事を紙に書くと願いが叶う」と言うお話については、引き寄せの法則について聞いた事がある人ならば、知っている人も多いかもしれません。
でも、そんな話を知っていたとしても、本音ではこう思っていますよね?「いやいや書くだけで願い事が叶うなんて、そんなうまい話ある訳ないよぉ〜」…って。
でもですよ、もし仮にその話が本当だとしたら、「何故紙に願い事を書くと願いが叶うのか?」と言う仕組みについて、皆さんもちょっと興味ありませんか?
そんな皆さんに今回紹介する1冊はこちらです。『大木ゆきの著 宇宙におまかせノート 書くだけで勝手に叶う! 』
この本の冒頭で著者はこんな事を語っています。
(願望を)願うこと自体が、(願望の)実現を妨げていたんですよ。
願望を願う事が自体が、実は逆に願望の実現を妨げていた?。う〜ん、これは一体どう言う意味なのでしょうか?
この本を少しずつ読み進めていくと、著者が語るこの言葉の意味と、書くと願いがかなう理由、そして、この本のタイトルにもなっている「宇宙におまかせ」とはどう言った意味なのかと言う、全ての謎が解けると思います。
これから、この本のオススメポイントや内容を少しだけ紹介していきたいと思いますので、良かったら読んで頂けると嬉しいです。
- 著者紹介
- 本の内容紹介
- 「宇宙におまかせ」ってどう言う事?
- 無限なる宇宙とは?
- 宇宙は本当に僕達のほしいものを理解しているの?
- 人生を自分の思い通りにコントロールする?それとも宇宙におまかせ?
- 願いと言うものは(願うと)叶わない?
- 欲しいものが手に入る周波数とは?
- なぜ自分の思い通りに(コントロール)したいと思うのか?
- 宇宙に上手にお任せするために、僕達は何をすればいいの?
- 宇宙におまかせをする為の準備段階
- 執着しないほどあっさりと願いは叶う?
- 執着を手放すとどうなるのか?
- 引き寄せの法則で言われる行動とは?
- 頭の中の思考と言う名の(雑音)を消す方法
- 注意!宇宙の導きの声は言葉では無い
- 思考と言う雑音が消えると、(魂の聖なる衝動)が湧いてくる
- 魂の聖なる衝動ではない時はどうすればいいの?
- 欲しいものが手に入るなら行動する?
- 終わりに
著者紹介
まず始めに、この本の著者について紹介してみたいと思います。
この本の著者は大木ゆきのさんと言う女性の方です。元々は小学校の教師、コピーライター、国家的指導者育成機関などでのお仕事を経てから、その後スピリチュアルの世界で仕事を始める事になったそうです。
著者はある時、「宇宙におまかせして、魂が望むままに生きよう」と決意した瞬間から、それまで八方塞がりだった人生が突然大逆転し、自分の想像を超えたラッキーやミラクルが起こり、自由で豊かな生活を手に入れる事ができました。
自分が体験した、この奇跡的体験を沢山の人に伝えたいと言う魂からの衝動を感じ、全国各地でワークショップや連続コースを開催。募集開始とともに応募が殺到し、各地で満席状態になるほどの人気ぶりだそうです。
ブログで情報発信を始めた所、読者が急増し、アメーバブログで2部門で1位になった事もあるそうです。月間250万PVを誇り、執筆依頼は2年待ちとの事です。
今までに数度にわたりインドの聖地で学び、恐れや執着から自由になる「認識を変える光」を流せるようになったそうです。現在は、執筆活動が中心になっているそうですが、自らの魂の赴くままに、不定期でワークショップなどの活動もされているそうです。
主な著書は、「神さまスイッチ」、「神様にお任せで、勝手にお金が流れ込む本」(以上PHP研究所)、つかまない生き方」(光文社)、「宇宙は逆さまにできている!」(KADOKAWA)、「魂の望みは、叶うようにできている」(マガジンハウス)、「宇宙にお任せ!」(大和出版)、等々多数あります。
大きゆきのオフィシャルブログ・ 「幸せって意外に簡単♪」
著者の本の紹介記事はこちらから・幸せが無限に舞い降りる お手上げの法則
本の内容紹介
ここからは、この本の内容紹介などをしていきたいと思います。
この本では各章ごとに、以下のようなテーマについてのお話が紹介されています。
第1章・宇宙の法則は、これまでの成功法則と「真逆」
頑張らなくても、なんだか幸せがながれこんでくる!
第2章・お願いも、引き寄せもいらない!「宇宙におまかせ」
最高の人生を自動更新する
第3章・「宇宙におまかせ」を最高に機能させる5つの鉄則
これさえ守ればうまくいく
第4章・「宇宙におまかせノート」の基本
どんな自分も好きになれる練習帳
第5章・「宇宙におまかせノート」初級編
「自分専用取扱説明書」の作り方
第6章・「宇宙におまかせノート」中級編
宇宙の叡智とつながるステップ
第7章・「宇宙におまかせノート」上級編
「ノート」は卒業!ひとりでにうまくいくしくみ
各章のタイトルだけを読んでみても、どれも気になるものばかりですよね。
流石に全ては紹介できませんので、今回の紹介記事内では、この宇宙の仕組みについてや願いが叶わない理由についてのお話、そして誰もが知りたい願いを叶えるための方法についてのお話を中心に紹介してみたいと思います。
ではまず初めに、そもそもこの本のタイトルにもなっている「宇宙におまかせ」とは、一体どう言う意味なのかについて説明していきたいと思います。
「宇宙におまかせ」ってどう言う事?
皆さんは今までに願いを叶えるために、(新月の願い事を紙に書く)や(感謝ノート)などを作成してみたり、(アファメーション)や(ビジュアライゼーション)などを試してみた経験などは無いでしょうか?。
そしてここが一番大事なポイントなのですが、それって実際に試してみて効果ってありましたか?。多分、効果が無かったと答える人も多いのでは無いでしょうか。それは一体何故なのでしょうか?。もしかしてやり方が間違っていたから?
う〜ん、どうやら著者によるとその最大の原因は、「願望を願う事自体が、願望の実現の邪魔をしている」と言う事らしいのです。なぜ願望を願うこと自体が願いの実現の邪魔をするのでしょうか?。
著者はその理由について次のように語っています。
プロローグ・
大きゆきの・『
あなたには最強の味方がいます。
その最強の味方は、あなたのことなら、なんでも知っている。
みんなの前ではカッコよくキメているのに、家に帰ると疲れ切ってソファーに倒れ込み、そのままよだれを流しながら寝てしまうことも、ちゃ〜〜〜んと知っている。
友達にパートナーがやっとできて、「よかったね」ってお祝いして帰った夜、寂しくて部屋で一人で泣いていたことも知っている。
「あの人、わがままよね」って陰口叩かれても、黙って人のミスをフォローしていたことも知っている。
滅多に褒めてくれない厳しいお母さんだったのに、母の日にはいつも、感謝の手紙と花を贈っていることも知っている。
それだけじゃない。あなたにどんな才能があって、どうしたら幸せになれるのかも、ぜ〜〜〜んぶ知っている。
だけど、そんなこと以上によく知っている事がある。
それは、
あなたが素晴らしい人だと言うこと。
こんなにもあなたのことをよく知っていて、誰よりも愛しているのに、あなたが全く無視し、バカヤロー呼ばわりしても、すねたり、嫌いになったりしない。それでもあなたを愛することを絶対にやめない。そんな最強の味方が、あなたにはいるんです。
それがあなたの魂の生みの親、
無限なる宇宙です
無限だよ、無限。しつこいようだけど、「無限」な訳だから、言っとくけど、
ミラクルなんて朝飯前なの。
宇宙を信頼して任せてくれるなら、願い事なんてもういらなくなる。何故なら、
願う前に、かなうから。
もはや願う必要も、引き寄せる必要もない。お金も、チャンスも、出会いも、必要なものは全て自動的に流れ込んでくる。
もちろんやりたいことを探す必要もない。そんなものは探さなくても、いくらでも湧き上がり、じっとしていられないほど。
そもそも生きて体験している全てが楽しいから、わざわざ楽しもうとする必要もない。いい気分でいられるように無理する必要もない。わざわざ目標を定めて、歯を食いしばって頑張らなくても、まるで始めからそうなる事が決まっていたかのように未来のビジョンが浮かび、実現していく。
意識を向けたことは、絶妙のタイミングで実現し、知りたい情報も、これまた絶妙のタイミングで宇宙から流れ込んでくる。流れに乗って快進撃を続けるあなたの存在は、人を勇気づけ、幸せに導いてしまうほどの光を放つ。
そうとは知らずに今まで必死になって願い事をしてきませんでしたか?語尾を完了形の肯定形にして、最後には「願いを聞いてくださってありがとうございました」って、まだ叶ってもいないのに感謝もした。
もわ〜〜〜っとしか見えないのに、必死になってイメージングもした。だけど、もわ〜〜〜っとしすぎて、最終的には寝ちゃうんだよね、これが。願ったら忘れるくらいが一番いいって言うから、本当は気になってしょうがないのに、できる限り考えないようにもした。それなのに、絶対に叶ってほしいことほど、叶わなかったでしょ。
それはね、願い事のやり方のせいでも、イメージングしてたら、もわ〜〜〜っとして寝てしまったからでも、忘れようとしたのに忘れられなかったからでもない。
この際だからはっきり言っておきますね。
願うこと自体が、
実現を妨げて
いたんですよ。
な、な、なに〜〜〜〜〜
どういうこっちゃ?????
どうすりゃいいっていうんだよ!
そんなあなたの気持ち、よ〜〜〜〜〜くわかってますよ。これからこの本の中で、なぜ願うと叶わないのか、どうすれば願う前に叶うようになるのか、しっかりご説明します。
まず頭でしっかり仕組みを理解してください。頭にも納得してもらう事で、ブレにくくなりますから。その上で願う前から叶うようにするためのノートの書き方を伝授します。
難しいことは何もありません。気楽にマスターしてくださいね』。
いきなり衝撃的な事実が登場しましたよね。(願いを)願うこと自体が、(願いの)実現を妨げている…う〜ん、一体どう言う事なのでしょうか?
そして、僕たちの最強の味方である(宇宙)とはそもそも一体どう言うものなのかについて、これから著者に詳しく説明してもらいましょう。
無限なる宇宙とは?
先ほどのお話の中で著者は、僕たちにはそれぞれ最強の味方である(宇宙)と言う存在が付いていて、その宇宙は、僕たちの事ならなんでも知っているし、どんな時でも僕達のことを愛し見守ってくれていて、どんなミラクルだっていとも簡単に起こせてしまう存在だと話されていました。
う〜ん、もしそれが本当だとしたらとっても心強い存在ですよね!。でもそもそも著者が語る(宇宙)とは、一体どう言ったもの(存在)なのでしょうか?。
著者はこの本の中に出てくる(宇宙)について、次のように説明しています。
宇宙とは全ての創造の源
大きゆきの・『「宇宙、宇宙っていうけど、一体宇宙って何なの?」って思いませんか?
このところスピリチュアルの世界では、やたらと「宇宙」という言葉が使われるようになってきました。
中略
「宇宙」って、あの夜空に果てしなく広がっている宇宙の事なのか?それとも何か違うものをさしているのか?まずそこをはっきりさせないといけませんね。
それに、「宇宙」がどういうものなのか理解すれば、宇宙に上手に「おまかせ」出来ます。すると、何だか知らないけど、自分で頑張らなくても上手く行き始めます。なので、まずこの章では、「宇宙」とは、この本では何を指していて、どういうものなのかをしっかりご理解頂こうと思っています。
この本の中で言っている「宇宙」とは、全ての創造の源の事を指しています。私たち人間が誕生する前から、宇宙は存在し、ありとあらゆるものを生み出し続けています。私たちの肉体は両親から生み出されましたが、肉体に宿る魂は宇宙によって生み出されました。
人間だけではありません。動物も植物も、宇宙空間に広がる星々も、この世の全てのものは、宇宙から生み出されました。しかもその創造活動は、止まることを知りません。今この瞬間も、新しいものを創造し続けています。
三次元に存在するものは、時間というものに限定されているが故に、朽ちたり、滅びたり、寿命が来たりしますよね。でも、宇宙は時空を超えていますから、そこには寿命も終わりもありません。
果てしなく全てのものを創造し続ける「何か」。それが宇宙です』。
う〜ん、なるほど。この世に存在するありとあらゆるものを創造し生み出し続けている(創造の源)の事を、この本では「宇宙」と表現しているんですね。
POINT「宇宙」とは、この世に存在するあらゆるものを時空を超えて創造し続ける「源」。
宇宙は本当に僕達のほしいものを理解しているの?
そう言えば確かプロローグで、著者はこんな事を語っていましたよね?。「宇宙」は、僕たちの事なら何でも知っているので、わざわざ欲しいものを願う必要も無いし、そもそも引き寄せようともしなくてもいいと。
何故なら、意識を向けたことは絶妙のタイミングで実現し、知りたい情報も、これまた絶妙のタイミングで宇宙から自然と流れ込んでくると。
いやいや、ちょっと待ってください。本当にその「宇宙」と呼ばれている存在は僕たちの事を分かってくれているのでしょうか?。だって僕たちが今までに〇〇が欲しいと思った事や、〇〇になりたいと願った願望の中には、実際に叶っていないものも多いですよね?。
もし仮に著者の言う通り「宇宙」が僕たちの最強の味方であるとするなら、なぜ「宇宙」は僕たち願いの言葉を聞き入れて、全ての願望を叶えてくれたりはしないのでしょうか?。
どうやらそこには、「宇宙」は僕達の(言語)ではなく、僕達の発する(周波数)で、僕たちの事を理解しているからと言う理由があるそうなのです。著者は次のように語っています。
宇宙は言語ではなく、周波数で理解する
大きゆきの・『宇宙って形を持たないくせに、どうやってこれほどまでに多くのものを生み出しているのでしょう?本当に不思議ですよね。不思議な事だらけの宇宙ですが、ただ一つ、私たち人間との関わりにおいて言える事があります。それは、宇宙は私たちが発した周波数に応じたものを三次元上に創造すると言う事です。
私たちは「何かを思う」と、特有の周波数を発します。その周波数を宇宙がキャッチして、それに応じたものを物質化したり、現象化したりしているようです。
ただ現代の量子力学でも、こちら側が意図した事が現実化すると言う事は、さまざまな実験で証明され始めています。意図とは、何かを思う事です。そしてその思いが現実を創造している事が科学的にも証明されるようになったと言う事です。
でも、その思いの言葉としての意味が、宇宙に伝わっている訳ではありません。もし言葉が全部通じるなら、とっくにあなたの願いは叶っているはずですよね。でも、叶っていないと言う事は、言語ではなく、思っている事の周波数が宇宙に伝わっていると言う事を示しているのだと思います。
「宇宙よ、お願いですから、私の理想とする、年収5兆円の世界的企業の経営者で、トム・クルーズみたいにカッコよくて、オックスフォードを首席で卒業していて、世界中のセレブとネットワークがあり、私がどんな事をしても全部許してくれて、絶対浮気しなくて、生涯愛し抜いてくれるパートナーを与えてください」ってお願いしたとしても、宇宙は言語ではなく周波数で理解しているって事。
この時に、「どうしてもこう言うパートナーを受け取らない限り幸せになれない。どうしてもどうしてもほし〜〜〜〜い」と言う気持ちだったとしますよね。そうしたらどんな周波数になっていると思いますか?
残念!!!これだとそんな超絶エリートなパートナーを受け取れるどころか、その周波数に応じた、素敵な人と全然ご縁のない、愛に飢えた状態がますます現実化してしまう事になります。
中略
まずは、宇宙は周波数で理解するんだと言う事を覚えておいてください』。
う〜ん、なるほど。「宇宙」は僕たちの願いの言葉自体を聞いているのではなくて、僕たちが発する(周波数)に応じたものを、現実化させたり物質化させたりしているんですね
POINT・宇宙は、私たちの願望を「言語」ではなく「周波数」でキャッチし、その周波数に応じたものを創造する
人生を自分の思い通りにコントロールする?それとも宇宙におまかせ?
著者はこの本のタイトルにも書いてある通り、宇宙は僕たちの事なら何でも知っているので、本来なら願い事を願う必要も、引き寄せる必要もなくて、お金も、チャンスも、出会いも必要なものは全て、自動的に流れ込んでくるものだと語っていました。
…でも僕たちって、なかなかそんな話を聞いても信じられませんよね?。何故なら僕たちは、目標を自分自身で決めたら、その目標に近づく最適なルートも自らが導き出して進もうとする。つまり、自分で何でも(自分の思い通りにコントロール)したいと言う気持ちがあるからです。
でもどうやら著者によると、僕たちが自分の人生をコントロールしたいと言う思いを捨て、宇宙におまかせしておけば自然と上手く理由は、(宇宙は全てを見通している)と言うことのようです。著者は次のように語っています。
宇宙だけが全てを見通せる
大木ゆきの・『私たちは、過去→現在→未来と言う時間軸の中にいます。だけど宇宙には過去も現在も未来もないんです。時空を超えています。あらゆる時空を同時に把握している。別の言い方をすれば、あらゆる時空に浸透しています。しかも全てを生み出した大本だからこそ、全ての存在の全ての状況を把握しています。
楽しみにしていた旅行に行こうと新幹線に乗ろうとしたら、システムトラブルで運転中止。仕方なく在来線に乗ったら、そこで高校時代の親友にばったり出くわすことも、宇宙は全部知っている。
親友と再会することが、今のあなたに必要な事だったから、宇宙は新幹線を使えなくした。そしてちょうどそのタイミングで親友に会えるように、親友にも、滅多に乗らない在来線で行かなければならない用事を作ったんです。
全部見えているし、こっちの周波数に応じて、上からいろんなものを動かして、色んなことを引き起こす力を持っているのが宇宙なんです。把握している情報量も精密さも、AIやスーパーコンピューターの比じゃない。他のどんなものでもこれだけの力を持っていません。これに関しては、もう無条件降伏する以外ないんです。
それなのに私たちは、何でも自分の思い通りにコントロールしたがります。何が最善の事なのか、本当に分かっているのは宇宙だけなのに、人間である私たちが、その宇宙の叡智(えいち)が働く余地を与えず、自分でハンドルを握っているから、実は上手くいくものもうまく行かない状態になっていたんです』。
う〜んなるほど。「宇宙」は常に高い視点から全てを見通していて、何が僕達にとって最も最善で、何をどうすればいいのかも全て分かっているので、本来なら宇宙を信頼してただお任せしておけばいいのにも関わらず、僕達はついつい自分の思い通りにコントロールしたがってしまうから、結局上手くいくものもうまく行かなくなってしまっているんですね。
POINT・宇宙におまかせしていれば、自然とうまくいく。なのに人間は、自分でどうにかしたがって、宇宙の叡智が働く邪魔をしてしまいがち。
願いと言うものは(願うと)叶わない?
そう言えば著者は冒頭(プロローグ)で、こんな事を語っていましたよね?。「(願望を)願う事自体が、(願望の)実現を妨げていた)…と。
先ほど、宇宙は僕達の言語を理解しているのではなく、僕達が発する周波数を理解し、その周波数に応じたものをこの三次元上に(創造)現実化させていると言うお話を少し紹介しました。
これから紹介するお話は、この本の中でも特に大切なポイントになる部分だと思います。この話を聞くと、何故今まで長い事願ってきた願望ほど、なかなか実現しなかったのかと言う理由が分かると思います。
著者はこのように語っています。
願うから、かなわない
大きゆきの・『中略
ところで、私たちが願い事をしているとき、どう言う周波数になっていると思いますか?中でも、どうしても叶ってほしい。これさえ手に入れば幸せになれるのにって執着している事を願っている時の周波数ってどうでしょう?
第1章の例で紹介した超絶エリートのパートナーが欲しいって躍起になって願い事をしている人の例でもそうだったけど、何かに強く執着している時って、どうしても「不足」「欠乏」の周波数になりがちなんです。
「これさえ手に入れば幸せになれるのに」と言うことは、「これが手に入っていない私は不幸です」と言う周波数になっていると言う事。現実は、私たちが発した周波数に応じて作られていきますから、これじゃあ、その欲しいものが手に入らない状態の方が現実化してしまいますよね。
それだけではありません。必死になって願い事をしている時、自分の事を力強い頼もしい存在だって思っていますか?そんなことないでしょ。自分ではどうにもできないと思うから神様にすがったりする訳ですよね。
中略
だから願うこと、中でも特に、どうしても叶えたいと執着してしまう事自体が、叶わない状態を生み出す要因だった訳です』。
う〜ん、なるほど。確かに「宇宙」は、僕達の発する言語では無く発する周波数に応じたものを三次元上に現実化すると言う事ならば、何かを(何がなんでもぜ〜ったいに欲しい〜!。)っと願っている時に発している周波数って、願望が実現した時に感じる周波数とは全く違いますよね。納得しました。
欲しいものが手に入る周波数とは?
先ほどのお話の中で著者は、自分の中で何がなんでも手に入れたいと思っているものや、どうしても叶えたいと思っているものほど、執着心が湧いてしまい叶わないと言うお話をされていました。
では逆に、どんな状態なら欲しいものが手に入り、叶えたい願望が自然と叶ったりする(周波数)になのでしょうか?。著者はそれを、アイスキャンディーの(ガリガリ君)を例にした、次のような例え話で説明しています。
願い事は、(期待)しないほど実現する
大きゆきの・『ちょっと話は変わりますが、ガリガリ君を買って、もう一本当たった事ってありますか?
その時、ガリガリ君が当たらないと、私の人生は終わりだと思いましたか?何としても当てようと思って、アイスケースの底の方まで手を入れて、数あるガリガリ君の中から、「なんかこれ光ってるぞ」って感じるガリガリ君を引き当てたでしょうか?
そんな事ないでしょ。たまたまでしょ。何の期待もしてなかったでしょ。その上、せっかく当たったのに、「何だよ!ガリガリ君なんか当たっちゃって、こんな事に運を使ってどうするんだよ。どうせなら宝くじでも当たってくれよ」って思ったりしませんでしたか(笑)。
こんな風に、特に願った訳でもないことや、期待していないことや、どっちでもいいと思える事は意外に上手く行ったり、実現したりするでしょ。と言うことはつまり、これがないと困ると言う「願う」周波数よりも、それが無くても別に困らないとか、どうにでもしてくれという周波数でいた方が、むしろ現実化すると言う事なんです。
皆さんがこれまでせっかく必死で願ってきた事は、残念ながら逆効果だったと言う事です』。
期待していない事ほど簡単に叶ってしまい、どうしても叶えたいと執着しているものほど叶わない…。う〜ん、このガリガリ君の譬え話はもの凄く分かりやすいですよね
だから著者は先ほどから、執着を手放して宇宙にお任せした方が上手くいくよ!っと言っているんですね。
POINT・「願う」周波数よりも、「どうにでもしてくれ」という周波数でいた方が、むしろ現実化しやすい。
なぜ自分の思い通りに(コントロール)したいと思うのか?
ここまでのお話で著者は、僕達は宇宙にお任せしておけば自然と上手くいくようになっていると言うお話をされていましたが、では何故僕達は宇宙にお任せではなくて、自分で何とかしようとして、何でも自分の思い通りにしたいと思うのでしょうか?
全てを見通している宇宙にお任せした方が、断然楽だし得策ですよね?
その最大の原因は、僕達の中にある(エゴ)と言う感情があるからなのだそうです。著者は次のように語っています。
思い通りになっても、幸せになりたい
大木ゆきの・『私たちは全てを見通せている訳でもないし、何が自分にとって最善なのかも実はわかっていません。それなのに、自分の思い通りにしようとするとかえって宇宙が導いてくれる最善の道から外れてしまいます。それどころかもっと険しくて壁だらけの迷路にはまり込んでしまいます。
「思い通り」と言う言葉は、エゴ(自己中心的な感情)にとってこれ以上ないほど魅力的な言葉です。全てを自分の思い通りにコントロールできたら、きっと幸せになれるとエゴは信じています。
中略
こんなエゴの周波数は、溢れるほどに豊かで、至福そのものの宇宙の周波数からはかけ離れています。だから例えエゴの思い通りになったとしても、そこに本当の幸せはないんです。
いくら思い通りにお金を稼げるようになっても、みんなからちやほやされても、人が羨むような外見や条件を兼ね備えているパートナーができても….。いつも人と比べ、少しでも自分よりも多くのものを手に入れているように見える人を見ては動揺し、自分の存在が脅かされるのではないかと不安になる。
どれだけ手に入れても、まだ足りない、まだ足りないと駆り立てられます。
中略
そもそも、「足りないものを埋める」または「条件を揃える」と言う発想でいる限り、欲しいものなんてなかなか手に入りません。これはもしかするとあなたも経験してきたことかもしれませんね。
本当の幸せは心の状態であり、外側の条件を揃える事ではないんです』。
う〜ん、なるほど。確かに、自分の思い通りに全てがなれば幸せになれるんじゃないかと誰もがついつい思い込んでしまっていますよね。(自分に足りないものを外から持ってきて埋める)や(幸せになるために条件を揃えようとする)と言う事は、誰もがやってしまっている事かもしれませんね。
どうやらエゴと言う感情は、手放す必要がありそうですね
POINT・思い通りにしようとするエゴの周波数と宇宙の周波数とはかけ離れている。だから、仮に思い通りになっても幸せになれない。
宇宙に上手にお任せするために、僕達は何をすればいいの?
先ほど紹介した「宇宙だけが全てを見通せる」と言うお話の中で著者は、宇宙は全てを見通していて、何が僕達にとって一番最適であり最善なのかと言う事が全て分かっているので、自分でコントロールしない方が上手く行くと言うお話をされていましたよね。
では、僕達がすべき事はなにもないのでしょうか?。どうやら著者によると一つだけ僕達がするべき事があるそうで、それは『決める』と言う事のようです。
決めるとは一体何を決めるのでしょうか?。著者は次のように語っています。
あなたはただ、「決める」だけ
大木ゆきの・『私たちは元々宇宙から生み出された宇宙の申し子です。だからこそ、宇宙と同じ無限性を持っています。その無限性は、無限の引き出しのようなものであり、いつでも開けられる状態にある。
表には出ていないかもしれないけれど、ちゃんと様々な才能も能力も持っている。足りないものなんてない。「私という人間は、どこもおかしくないし、宇宙の最高傑作だ」もしもあなたが、そんな認識に立ち、宇宙の至福の周波数合わせられるなら、もう願う必要はありません。
宇宙にあるどの引き出しを開けるか、エネルギーを集中して決めるだけでいい。その力を、私は開運集中力と呼んでいます。これは堂々と胸を張って、宇宙に向かって宣言する王者のエネルギーです。
願うなどという弱々しい、ないものねだりのような周波数ではありません。ただ単に欲張ってたくさん受け取ろうとする、花咲かじいさんの隣のうちのじいさんみたいな動機とは違います。
それは自分だけでなく、多くの人の幸せにも繋がると言う事を確信しているから、迷いも遠慮も傲慢さもない。真っ直ぐなエネルギーです。自分には本当にそれを受け取るだけの価値があり、生かす事もできると決める事。
この開運集中力を使って、宇宙に「こうなる」「こうする」と決意表明するだけでいい。それがどんな形でいつ現実化するか細かく指定する必要もない。方向性だけ決めれば、後のことは宇宙が最高最善の状態で現実化してくれます。
あなたは何を宇宙に放ったのかも忘れてしまって、今やりたい事をやって、人生を楽しんでいればいい。そのくらい宇宙を信頼していいし、それが最速で最高の人生を展開させる秘訣でもあります。中略』。
う〜ん、なるほど。僕達がやるべき事は、自分自身で(こうなる!)(こうする!)という事を決めて宣言する事であり、行きたい方向性だけ決めさえすれば、後の事は「宇宙」がちゃんと導いてくれるのを信頼していればいいんですね
POINT・無限なる宇宙とつながっている自分自身のどの引き出しを開けるか、エネルギーを集中して決めるだけでいい。
宇宙におまかせをする為の準備段階
ここまでのお話で、僕達が最高の人生を送るために大切な事は、僕達自身が人生経験をコントロールしようとするのを止め、「宇宙におまかせ」する事だと著者は語ってきました。
そして、この「宇宙におまかせ」を上手く機能させる為には、5つの鉄則と呼ばれるものがあるそうなのです。その5つの鉄則とは以下の5つです。
鉄則1・どんな自分であろうと、完全だと認める
鉄則2・「思い通り」にしようとしない
鉄則3・どうなろうと「宇宙におまかせ」する
鉄則4・ひたすら魂に従う
鉄則5・「意識の向き」に意識的になる
5つの鉄則のどれもがとても大切な事ばかりなのですが、ここでは特に(願望を叶える)と言う点において、とても大切だと思うお話しを紹介したいと思います。
執着しないほどあっさりと願いは叶う?
先ほど「願うから、かなわない」と言うお話の中で、(どうしても叶えたい!)と切望しているものほど叶わないのに、叶っても叶わなくてもどっちでもいいと思っている願いほど、簡単に叶うと言うお話がありました。
それはなぜかと言うと、叶って欲しいと執着している時は、(今はまだ叶っていない)と言う周波数を発してしまっているからと言う話でした。執着が良くないと言う理由について、著者はこんな事を語っています。
鉄則2「思い通り」にしようとしない
その執着が逆効果
大きゆきの・『中略
「どうしても、どうしても、ど〜〜〜しても、これが手に入らないとイヤなんです。そうじゃないと、私は一生幸せになれません。どうにかしてください。一生のお願いです。
そう思うこともありますよね。気持ちはよ〜〜〜くわかりますよ。私も何度そんなふうに願ったことか…..。だけどね、必死に願う事に限って、少しもかなわない。何故叶わないかは、第2章でもお話しましたね。
「これが手に入らない限り、幸せになれない」と思うことは、「これが手に入っていない不幸な私」と言う周波数を宇宙に発信する事になり、かえって手に入らない状態を現実化させる事になるんでしたよね。
中略
執着すると、宇宙の周波数と合わなくなります。もっと低い周波数帯に入ってしまい、願い事が実現しないばかりか、残念ながらどっちかって言うとツキが無い人生になってしまいます』。
つまり願いを叶える為には、「宇宙の周波数」と「僕たちの発する周波数」とを一致させる必要があるので、その為には(執着)を手放すと言う事が大切という事ですね
執着を手放すとどうなるのか?
では具体的に(執着)を手放すと、一体どうなるのでしょうか?この本の中に、著者のこんな体験談が紹介されていました。
本の出版にこだわるのをやめると、突然出版のオファーが届いた!
大きゆきの・『中略
私もそうでした、最初の頃、ブログがランキングで上位なのに、なかなか出版の話が来ませんでした。ランキングが私よりも下の人には出版の話が来るのに、どうして私には来ないんだろう。他の仕事は全てうまくいっているのに…..。
それで、本が出るように新月の願い事をしたり、宝地図を貼ったり、いろんなことをしました。でも、全然そんな話は来ない。
ある時、出版にこだわっている自分が、何だかすごく煩わしくなってきて、「毎日何万人もの人が、私のブログを読んでくれているんだ。これって、作家さんと同じようなものじゃない。もうどっちでもいいや」と思って、執着を手放しました。
そしたら、何とその翌月に、本当に出版の依頼が来たのです。信じられないでしょ。びっくりして最初は何かの間違いかなと思いましたが、現実でした。
「どうなってもいい」、そう思って、宇宙に委ねてしまうと、いつも道はあっという間に開けました。これまでの人生で幾度となくそのことを体験してきました。「こうならないと困る」と思った時は逆にその困った状況になってしまう。だから執着なんてさっさと手放してしまうに限ります』。
う〜ん、凄いですよね!。本の出版にこだわっている時には出版オファーが全く来なかったのに、執着を手放した途端に本当に本の出版依頼が来てしまう。こう考えると執着って、本当に手放した方がいいみたいですよね
引き寄せの法則で言われる行動とは?
もしかするとここまでのお話を読んだ人の中には、「宇宙」におまかせさえしておけば、僕達は何の行動もしなくてもいいと思った人もいるかと思います。…でもそれは少し違うようです。
『宇宙」には僕達の願いが叶うまでの道のり全て、いつ、どこで、どのようなタイミングで、どのような行動をすると願いが叶うのかと言う事が全てわかっているので、その「宇宙」から来る導きの声に従って行動する事は必要になってくるそうです。
いやいや、そんな(導きの声)なんて全く聞こえないよ!っと思った人もいるかもしれませんが、それはもしかすると、(雑音)が入ってしまっていて聞こえていないのかもしれませんよ。
著者は次のように語っています。
鉄則4・ひたすら魂に従う
魂は宇宙の受信機
大木ゆきの・『私たちは宇宙から創造されて、三次元に来るときに、魂と言う宇宙とダイレクトに繋がっているものを携えてきました。魂は目には見えませんが確かに存在していて、理屈を超えたところで、感じられるものです。
ですから、魂を通して、宇宙が伝えようとしている事をキャッチできます。魂は胸の中央の奥にあり、時空を超えた領域に光の塊として存在しています。では魂の声はどうすれば聴くことができるのでしょう?
実は魂は常時宇宙からの導きを受信していて、意識に向かって放送しています。でも雑音がうるさすぎて、聞こえなくなっているだけです。雑音とは、私たちの思考です。
ああでもないこうでもないって考え事をしていると、魂の声どころか人の声さえも耳に入らなくなってしまう事がありますよね。そのくらい思考は、とても大きな騒音になっているんです』。
う〜ん、なるほど。本来僕たちは、常に宇宙から導きの声を(魂)で受信しているはずなのに、その声が全く聞こえていない理由は、頭の中の(思考)と言う名の雑音があるからなんですね。
頭の中の思考と言う名の(雑音)を消す方法
先ほど著者は、本来僕たちは常時宇宙から導きの声が届いているはずなのに、頭の中の思考と言う名の(雑音)のせいで、その導きの声が聞こえなくなってしまっていると言うお話をされていました。
だったら、この思考を止める事ができればいいと言う事ですよね。どうすれば思考を止める事ができるのでしょうか?実は皆さんも日常の中で、思考を止める事が出来ている瞬間があるのかもしれませんよ。
著者は次のように語っています。
日常の中で、リラックスタイムを作り楽しむ
大きゆきの・『私たちは人間生活を送る上では、思考を使う必要もあります。だからいついかなる時でも思考を止めて、とにかく魂の放送が常時クリアに聞こえるようにしなければならない訳ではありません。1日の中で思考から離れる時間を持つようにすればいいだけです。
そのためにわざわざ瞑想教室に通って、資格を取らなければならない訳でもありません。無心でお掃除している時も宇宙からの周波数は受信可能状態ですし、公園のベンチに寝転んで空をぼんやり眺めている時も、仕事の合間にあたたかいお茶を飲んでホッと一息ついている時も、思考から離れています。
中略
だから、ただ単にリラックスタイムを楽しむだけでいいんです。それもあなたがやりたいことで、心地いいことをすればいいだけ。楽しんだりゆるんだりする事が、思考と言う雑音を消すことに最大の効力を発揮します。
そんなリラックスタイムを楽しんでいるうちに、ある瞬間に、宇宙の導きを「気づき」と言う形でキャッチするようになります』。
う〜ん、なるほど。確かに日常生活の中でホッと一息ついてリラックスしている瞬間ってありますよね。そう言う時間を日常生活の中で作る事が大切なんでしょうね
注意!宇宙の導きの声は言葉では無い
先ほど著者は、リラックスタイムを楽しんでいると思考と言う雑音を消す事ができ、すると「宇宙」が与える導きを(気づき)と言う形で受け取れると語っていましたよね。
宇宙が与える導きと聞くと、(〇〇した方がいいよ)とか(〇〇すると上手くいくよ)みたいな感じで、言葉としてメッセージが送られてくるように皆さん思いませんか?。
でも「宇宙は言語ではなく、周波数で理解する」と言う所でも書きましたが、宇宙が僕達の言語ではなく周波数で理解しているのと同じように、宇宙が与える導きと言うものも、言語ではなく周波数で与えられるようになっているそうです。
著者は次のように語っています。
魂からのメッセージは周波数で伝えてくる
大きゆきの・『実は、魂からの放送はラジオのように言葉で放送されている訳ではありません。
中略
宇宙は周波数で伝えてくるんです。だから魂からの放送もその時々に、私たちにとって必要な事を周波数で伝えてきます。あなたにはそんな周波数を理解する中枢がちゃんとあって、魂が伝えたい事を一瞬にして理解することができます。それが気づきなんです。
「頭痛がする。どうしたら治るんだろう」そう思っているうちは、魂の放送は聞こえてきません。でも頬杖をついてボーッとした瞬間に、「あっそうか!窓を開けて空気を入れ替えればいいんだ」ってピンときたりする。
そして、本当に窓を開けたら、ケロッと治ったりします。こんな風にリラックスした瞬間に、宇宙からの導きを魂を通してちゃんとキャッチできます』。
う〜ん、なるほど。宇宙からの導きと言うのは言語では無く、(あっ!こうしたらいいんだ!)っと言ったような感じの、気づきやひらめきと言う形でやってくるものなんですね。
思考と言う雑音が消えると、(魂の聖なる衝動)が湧いてくる
先ほど著者は、日常の中でボォ〜っとしてリラックスしている時に、宇宙からの導きのメッセージが、魂と言う受信機を通してやってくると言うお話をされていました。
でもちょっと待ってください。リラックスして思考と言う雑音が消えると、宇宙からの導きのメッセージが聞こえるのは分かったけれど、でも、そもそもどれが宇宙からの導きのメッセージで、どれがそうじゃ無いものなのかと言う事を、どのようにして見極めたらいいのでしょうか?
だってもしかすると、自分では(宇宙からの導きのメッセージだ!)なんて思ってはいるけれど、実はそうでは無く、自分自身の勘違いだったなんて事もあるかもしれませんよね?
著者はそれを見極める、こんな方法を提案しています。
魂がGOならやる、魂がNOならやらない
大きゆきの・『ところでなぜかわからないけれど、胸がときめいて、どうしようもなく何かをやりたくなる事はありませんか?私はそれを魂の聖なる衝動と呼んでいます。それは思考と言う雑音が消えた瞬間に、ふっと湧き上がってきます。
- なんだかどうしても今日は海を見に行きたい。
- 駅の裏通りにあるカフェに行って、コーヒーとスイーツを楽しみたい。
最初はそんなちょっとしたやりたい事という感覚だったりします。
もしもそんな魂の聖なる衝動が湧き上がったのなら、とにかく行動に移す。それによって何が得られるとか、どこにどう繋がっているかなんて考えなくていい。魂の聖なる衝動にも鮮度というものがあり、すぐにやってしまったほうがその鮮度が失われず、受け取るものも大きくなります。
それに宇宙を信頼して宇宙におまかせしているんだから、宇宙からの受信機である魂がこれをしたいっていうんなら、それをやるんです』。
う〜ん、確かに魂の聖なる衝動に従った方がいい事は分かるんだけど、その衝動が時にリスクを伴う衝動(行動)だった場合は一体どうすればいいのでしょうか?
リスクを伴わない衝動(行動)だったら簡単に行動出来るとは思うけど…
魂の聖なる衝動なら、とにかく行動に移す
大きゆきの・『カフェでお茶を飲む程度の事なら別に大したリスクもありませんが、時には今勤めている会社を辞めて、本格的に路上イラストレーターとして活動を始める、みたいなリスクを伴う衝動である事もあります。
このようにリスクを伴うときも、それが魂の聖なる衝動なら、四の五の言わずにやる。誰がなんと言おうとやる、お前にはそんな才能なんてないって誰かに言われても、やりたいんだからやると言う意思を貫く。
宇宙におまかせとは、人間である自分が何もせずに、全部宇宙にやってもらう生き方ではありません。
宇宙を信頼して、宇宙がこれをやれと言うなら、とにかくやるという事と、それをやってどうなろうと何が起ころうと宇宙におまかせすると言う事の両輪が揃う時、はじめて大きく加速します。この事も大事なポイントなので、覚えておいてくださいね。
私たちは三次元で生きていますから、行動をする事ではじめてエネルギーが動き、エネルギーが動いた事で、現実化の糸口が出来るんです。だから、それが宇宙からの導きであるなら、とにかくやる。やった事による成果も何も期待せずにやる。
やってみれば、それが何のためにやる必要のある事だったのか、すぐに分かる事も多いです。3年ぐらい経ってやっと分かる場合もあります。いまだにわからない事もあります。それでもいい。そのくらいの覚悟でやる時、一番展開が早くなります』。
う〜ん、なるほど。何となく宇宙におまかせと聞くと、僕達は一切何もしなくても、宇宙が全てやってくれるものだと勘違いしてしまいそうですが、そうでは無く、宇宙を信頼して(魂の聖なる衝動に従って行動する)と言う事が一番大切なんですね
魂の聖なる衝動ではない時はどうすればいいの?
先ほどのお話では、魂の聖なる衝動を感じたのならば、例えリスクが伴うものだったとしても、とにかく行動に移してみる事が大切だと言うお話でした。
ではその逆に、魂の聖なる衝動を全く感じない場合はどうしたらいいのでしょうか?
もちろんやらなければいいと言う単純な話かもしれませんが、例えば仕事などの場合、今の仕事は本当にやりたい事とは違うんだけど、でも、生活の為には辞める訳にはいかないんだよね…なぁんて事も実際にありますよね。
そんな時はどうすればいいのでしょうか?。著者はそんな人に向けて次のように語っています。
魂が拒否しているなら、勇気を持ってやらない決断をする
大木ゆきの・『逆に魂がNOと叫んでいる時もあります。例えみんながやっている事で、あなただけやらないのはおかしいと言われても、何だか知らないけどどうしてもやりたくない事もあるでしょう。
そんな事をすると、人になんと言われるか怖くて、魂はNOだって言ってるのに、無理にやろうとしたりする。するとどうなるか…..。精神的な疲れが溜まり、周波数が落ちて、宇宙の周波数に同調しなくなる。すると人生にも障害が増えて、なかなか上手くいかなくなります。
例え表面的に上手く行っているように見えても、本人はちゃんと分かっています。全然楽しくないし、疲れるって、魂がどうしてもやりたくないと感じている事は、勇気を持ってやらない。はっきり断る。
その道は宇宙に導かれている道とは別の道なんです。だからやりたくないと感じるんですよ』。
う〜ん、そうは言っても仕事とか、嫌だけどどうしてもやらなければならない事だってありますよね…?そう言った場合どうすればいいのでしょうか?
大きゆきの・『中略
世の中にはごまんと仕事があります。あなたが本当にやりたい仕事が必ずある。仕事をしないで誰かに養ってもらうと言う選択肢だってある。私たちには選ぶ権利も選ぶ力もある。
本当に進みたい道に進むには、今の道を出なければいけない。それなのに、そこにしがみついていると、ますますロクでもない状態になります。それは宇宙の「そっちじゃないよ」のサインなんですよ。宇宙のサインには、リスクがあっても従うと言う話をしましたよね。
魂がNOなら、誰が何と言おうとやらない。それはとても勇気のいる事かもしれません。宇宙におまかせって、流れに乗ってしまえば楽だけど。勇気は必要です。だけどその勇気さえあれば、想像以上の人生に転換する事が可能なんです』。
う〜ん、なるほど。なかなか難しい事かもしれませんが、今僕達がやっている事の中で、(本当はこんな事をしたくないんだけどなぁ)っと思っている事があるならば、勇気を持ってやめる決断をする必要もあるみたいですね
欲しいものが手に入るなら行動する?
先ほどまでのお話で著者は、魂の聖なる衝動を感じたのなら、例えリスクを感じたとしてもとにかく素直にその衝動に従って行動をする事が大切だと言うお話をされていましたよね。
でも行動する時に、皆さんこんな風な気持ちを持って行動出来ない(しない)って事ありませんか?。「リスクをとってその魂からの衝動に従って行動したら、必ず何かを得られる保証はあるの?」と。
もちろん行動したら確実に何かが手に入ると分かっているならば、リスクを伴う行動をするのもとても簡単ですよね?でも著者によるとここで大切なのは、結果では無くて、エネルギーを動かしたと言う事実そのものがとても重要なのだそうです。
著者は次のように語っています。
エネルギーを動かしただけで100点
大木ゆきの・『私たちは何かを手に入れるために行動を起こします。何かが手に入る保証のないことは、なかなかやりません。しかもやったことで、想像通りのものが手に入らないと、その行動を失敗だったと結論づけ、失望し、自信を失います。
でも宇宙はやったことが狙った通りの成果を出したかどうかは気にしていない。どれだけ魂に従ってエネルギーを動かしたかを見ている。行動して何かが手に入ったから成功なのではなくて、魂に従って行動していること自体が成功だとみなしています。
なぜなら、魂の歓びに従って動けば動くほど、それだけ魂の歓びをたくさん感じますよね。そのため、宇宙の周波数ともどんどん同調するようになります。そうすれば宇宙からもそれに相応しい大きなラッキーやミラクルが流れ込むようになるからです。
だから自分のやった事が、自分が望んだ通りの結果にならなくても、失敗だと結論づける必要なんてありません。純粋に魂の歓びに従えた事を誇りに思っていいんです。全く想像さえしなかった所から、もっと大きな幸運が流れ込む誘因を作ったのですから、それでOKなんです。
中略
結果に囚われて、一喜一憂するなんて馬鹿馬鹿しい。それで周波数を落としたら元も子もなくなる。どうなろうと結果は宇宙におまかせ、きっといいようにしてくれる。そのスタンスでいれば、受け取る間口は開きっぱなし。信じられない所から宇宙がラッキーやミラクルを放り込んでくれます』。
う〜ん、なるほど。僕達はついつい自分がやった行動が何の結果ももたらさなかった場合、失敗と言う烙印を貼りつけてしまう事がよくありますが、大切なのはあくまでも魂の歓びに従って行動し、エネルギーを動かしたと言う事自体のようです。
そして、そうやって魂の歓びに純粋に従って行動していれば、自分も予想していなかった方法で、自分の望みが叶っていくと言う事も起こるんですね。
う〜ん、今回紹介したお話は、どれも参考になるお話ばかりでした。
POINT・リラックスすると、思考という魂の放送への雑音を少なくする事ができ、宇宙の導きに気づきやすい。本当の成功とは、魂の歓びに従って行動すること。
以上で、今回の本の内容紹介はここで終了です。
続きが気になる方は、是非一度本書を手に取り読んでみてはいかがでしょうか。
終わりに
いかがだったでしょうか。
今回のお話では、スピリチュアルの世界でよく使われる「宇宙」とはどう言ったものなのかについてのお話や、「宇宙におまかせ」とはどう言った意味なのか、そして、「宇宙におまかせ」を上手に使う為のコツについてのお話を中心に紹介してきました。
ここから先ではいよいよこの本のメインテーマとなっている「宇宙におまかせノート」の基本についてのお話や書き方などが、初級・中級・上級編とに分けて詳しく紹介されています。
そもそも、なぜノートに書き出すと「宇宙におまかせ」が上手く機能するのかについて、著者はこんな事を語っています。
なぜ、書き出すと「宇宙におまかせ」がうまくいくのか
大きゆきの・『これまでお話ししてきたように宇宙の周波数に同調させる事が、宇宙におまかせの基本中の基本です。そしてその基本の中でも、最も重要なのが鉄則1の「どんな自分であろうと、完全だと認める」事です。
中略
あなたも宇宙と同じように、自分をありのままで完全だと受け入れる事が、宇宙の周波数と同調させる為の大前提です。
ところが私たちは、自分のことをダメな人間で、足りない所だらけで、そこを直さないと、自分を変えない限り、幸せになれないと強く思い込んでいる所があります。
何故なら子供の頃から、
- 「性格を治せ」
- 「もっとできるようになれ」
- 「そのままじゃだめだ」
- 「努力しろ、頑張れ」
などと、さんざん言われてきたからです。とても自分がありのままで完全とは思えない。
中略
だから、本屋さんのスピリチュアルコーナーに行けば、条件を全部揃えたい人達向けに、どうすれば願い事が叶えられるか、どうすれば思い通りの人生になるのかについて書かれた本がいっぱい並んでいます。
それももちろん役には立つでしょう。だけど、前にもお伝えしたとおり、その思い通りの人生も、よって立つ所が欠乏である限り、幸せにはならないんです。
そんな、自己否定や欠乏と言う自己認識から自由になって、基本中の基本である、ありのままの自分を受け入れられるようになる事を、ノートを活用してやっていきましょう』。
是非皆さんも本書の内容を参考にして「宇宙におまかせノート」を作成し、上手に宇宙におまかせをして、自分の願いをどんどん叶えていってみてはいかがでしょうか。とてもオススメの1冊ですよ!。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。